こんにちは、野上徳子です。
先日、「怒り開放ワーク」のファシリテーターを務めました。
少しトラブルもありましたが、なんとか乗り切って、
参加者の皆さんと一緒に、「怒り」という感情と向き合いました。
怒りを感じたとき、どんな状況だったのか?
そのとき何を思い、何を感じていたのか?
そんな問いを丁寧に掘り下げながら、
実は私自身も、ワークに取り組んでいました。
思い返すと、最近私が感じた怒りは――
患者さんに対して、でした。
何度伝えても、
お酒をやめない。
お菓子をやめない。
運動もしない。
体を壊しているのに、
どうして自分を大切にしないの?
そんな気持ちがこみ上げてきました。
でも、その怒りの奥にあったのは、
「もっと自分を大切にしてほしい」
という、切なる願い。
それは、
私自身が私に向けているメッセージでもありました。
残り物ご飯
家族がいない日は、適当な食事で済ませていた自分。
「自分のために、ちゃんとご飯を作ろう」
そんな想いがふっと湧き上がってきました。
怒りは、ただの感情ではありません。
その奥には、自分の本音や、
本当に大切にしたいものが隠れている。
患者さんを通して、それに気づかせてもらいました。
お一人おひとりの顔が浮かびます。
気づかせてくれて、ありがとう。