画像:Liverpool FCより


他国にルーツを持つ若しくは二重国籍の選手たち、25-26シーズン版。

調べて分かった限りですが、本人や家族に関するエピソードも紹介します。

リバプール所属として公式ウェブサイトに掲載されている選手たちについて書いていますが、追加や訂正があれば遠慮なくご指摘ください。







画像:Liverpool FCより

アリソン・ベッカー/ブラジル代表GK

ルーツ:ドイツ


出身地ノヴォ・アンブルゴは新たなハンブルクを意味しており、その街を作り上げたドイツからの移民ニコラウス・ベッカー氏が父方の祖先。

世界有数の皮革産業の地だが、最初に関連工場を建設したのがニコラウス氏であり、街には同氏の名を冠した通りも存在する。

アリソンの母国語はポルトガル語だが、その家系からドイツ語、更にはイタリア語、スペイン語、英語を話すことができる。




画像:Liverpool FCより

ミロシュ・ケルケズ/ハンガリー代表DF

二重国籍:ハンガリー、セルビア


母親がハンガリー人の家系だが、父親がセルビア人であり、自身と兄マルコともにセルビア北部ヴルバス生まれ。

ハンガリーメディアのインタビューにて、セルビア協会からは代表関連の声が掛からなかったこと、15歳の時にハンガリー協会が声を掛けてくれたこと、父もハンガリー代表を選ぶことを勧めてくれたと語っている。

家族のルーツからセルビア語とハンガリー語を話せるが、ドイツ語と英語も操る。




画像:Liverpool FCより

アンディ・ロバートソン/スコットランド代表DF

ルーツ:アイルランド


祖母ペギー・マクガリルさんがアイルランド北部グレンファーン出身であり、50年以上前に仕事を求めてスコットランドに移住。

アイルランド代表も選択可能だったが、グラスゴーに生まれた彼はスコットランド代表を選択。

父ブライアン氏も幼少期にフットボールをしており、スコットランド国内で活躍したジム・ダフィ氏やアーセナルなどで活躍した元スコットランド代表のチャーリー・ニコラス氏らの幼馴染。




画像:cameron_williams08より

キャメロン・ウィリアムズ/U-17スコットランド代表DF

二重国籍:スコットランド、イングランド


自身が生まれたイングランドの国籍も保有しており、U-15まではイングランド代表を選択。

ただ、U-16からは家族のルーツであるスコットランドを選択し、U-17スコットランド代表にも選出されたほか、2025年3月にはスコットランドのフル代表のトレーニングに招待された。

先日、リバプールとのスカラシップ契約にサインしたことも発表された期待のレフトバック。




画像:alemacallisterより

アレクシス・マクアリスター/アルゼンチン代表MF

二重国籍:アルゼンチン、イタリア
ルーツ:アイルランド


マクアリスターという姓はスコットランドやアイルランド系であり、ゲール語では「アリステアの息子」を意味するが、その起源はアレクサンドロス大王を表す言葉にある。

家族のルーツはアイルランド東部ドナバトにあるとされ、父カルロス氏は数世代前にアイルランドから渡ってきた移民の家系と語り、アレクシスも『スコットランドと言う人もいるが、アイルランド系だ』と語っている。

母方の祖母がイタリア中部ベルモンテ・デル・サンニオ出身のため、イタリア国籍も保有。








画像:princekobecisseより

プリンス・コービー・シセ/U-17ウェールズ代表FW

二重国籍:ウェールズ、フランス
ルーツ:コートジボワール、ギニア


元フランス代表で、かつてリバプールでも活躍したジブリル・シセの息子だが、代表チームは母ジュードさんの故郷であるウェールズを選択。

なお、父ジブリルはコートジボワールとギニアにルーツがあるため、アフリカ系の血筋も引いていることに。

4歳からリバプールアカデミーに所属し、昨年にスカラシップ契約にサインしている。




画像:joeb_10より

ジョー・ブラッドショー/元U-16イングランド代表FW

二重国籍:イングランド、アイルランド


イングランド北西部ボルトン生まれのワイドアタッカー。

ジョーの家系の詳細は不明ながら、ブラッドショーという姓は17世紀に入植したイングランド人やスコットランド人によってアイルランドに持ち込まれたもの。

2023年1月にはU-15アイルランド代表としてオーストラリア戦に出場した記録が残っている。




画像:Liverpool FCより

コーディー・ガクポ/オランダ代表FW

二重国籍:オランダ、トーゴ
ルーツ:ガーナ


オランダ出身の母とトーゴ出身且つガーナにルーツを持つ父のもとに生まれた。

2019年には、ガーナ協会が同国にルーツを持つ選手の代表招集に向けて若手数人に接触していると報じられ、ガクポもそのうちの1人であるとされていた。

敬虔なペンテコステ派のキリスト教徒でもあり、休暇の時期に父の故郷トーゴに渡り、食料配布などの慈善活動も行っている。




画像:Liverpool FCより

ケイロル・フィゲロア/U-20アメリカ代表FW

二重国籍:アメリカ、ホンジュラス


ホンジュラス代表として181試合に出場し、長くウィガンのレフトバックとして活躍したマイノル・フィゲロアの息子。

本人もホンジュラス生まれながら、父がアメリカMLSでプレーしていたこともあって「10歳に達する前から、少なくとも3年の居住歴」という条件を満たしたアメリカ代表を選択。

ホンジュラス出身の家族の多くがアメリカ各地に移住しており、アメリカ代表でプレーすることは、その各地にいる家族を代表することになると考えて選択したとアメリカ代表公式インタビューにて語っていた。




画像:Liverpool FCより

トレント・コネ=ドハーティ/U-21アイルランド代表FW

二重国籍:アイルランド、北アイルランド


北アイルランド第2の都市ロンドンデリーで生まれ、6歳の頃に地元のクラブであるフォイル・ハープスでキャリアをスタートさせる。

ドハーティという姓は、アイルランドなどで話されているゲール語で「Dochartach(ドチャーテイのような発音)の息子」を意味するÓ Dochartaigh(オドーチャテイのような発音)を英語表記に直したもので、アイルランド最古の姓の一つであるO'Doherty(オドハティ)一族が代々引き継いでいる地域にルーツがあるとされている。

そもそも生まれは北アイルランドだが両親がアイルランド出身といった理由かもしれないが、家系を辿ればその地域に関連のある人物にたどり着く可能性もある。


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画像:codymathesgakpoより


リバプールとの契約延長が発表ガクポのインタビューを紹介。

2030年までとされる新契約にサインしたガクポは、『クラブと街の双方と恋に落ちた』『心地よく過ごせている』とコメント。


https://www.liverpoolfc.com/news/interview-why-cody-gakpo-did-not-hesitate-sign-new-contract-liverpool




まず何よりも、おめでとう。リバプールとの長期契約にサインしたと気持ちは?

『本当にありがとう。この美しいクラブとの契約を延長できて、素晴らしい気持ちだ。とても感謝しているし、もっとたくさんの美しい瞬間をお返しできたらいいなと思う。』



その可能性があると分かった時、延長は簡単な決断だったように聞こえるけど…。

『そうだね。正直に言って簡単だった。ふるさとのように感じているし、家族も心地よく過ごせている。常に大きな決断だ。』

『家族はとても良い気持ちでいる。このクラブ、良いグループ、良いチームメイトに満足している。だから、フットボールを取り巻く生活そのものはとても良いものだし、一瞬一瞬を楽しんでいるよ。延長できたことに、とても感謝している。』



ここに来て2年半。加入した当時の選手から、どのように成長した?

『大きく成長したと思う。違うポジションでもプレーしたけど、それも選手としての成長を手助けしてくれた。』

『昨季は素晴らしいシーズンを送れたし、チーム全体としても素晴らしいシーズンを送れたと思う。更なるハングリー精神を持ち続け、成長し続け、この先何年も可能な限り多くの勝利を得ようとする後押しにもなる。』



クロップ、そして今はスロットと素晴らしい監督の下でプレーした。彼らがキャリアにどんな影響を与えたかを言葉で表すことはできる?

『まず最初に、クラブもだけど、ここに来るチャンスをくれたのはユルゲン・クロップだ。当時の素晴らしいチームでプレーするたくさんのチャンスをくれた。』

『加入した時、最高のスタートを切ることはできなかった。チームとしても少し苦戦していた。でも、加入したのは冬だったし、次のシーズンが始まってからは素晴らしい契約をして、それを築き上げ続けた非常に良いチームであると示したと思う。彼が去った時は残念だったけど、クラブや街のほぼ全員がそうだったんじゃないかな。』

『その後、昨季に素晴らしい仕事をした別の監督(スロット)がやって来た。2人とも大きな影響を与え、たくさんの出場機会をくれたと思う。ピッチにいる時は、常にそのお返しをしようとしているんだ。』



PSVから加入した時、世界有数のビッグクラブと分かっていたはず。それでも、リバプールがイングランドや世界中にどれ程大きな存在であるかに驚かされた?

『確かにリバプールがどれ程大きなクラブかは聞いていたけど、ここに来るまで本当の大きさは分からない。前に言った通り、ここに居る機会を得たことにとても感謝している。』

『アジアやアメリカのツアーに行った時も、このクラブが如何に大きいクラブであるかを認識できる。世界中に多くのファンがおり、このクラブがどれ程素晴らしいかを示している。もっと多くの勝利をもたらすべく、クラブのために戦わないといけない。』



加入以降、多くのことが変わった。23歳から26歳になり、父親にもなった。リバプールはこれまでも、これからも人生でとても大切な場所だよね。

『もちろんだ。少年から大人の男になった瞬間でもあると思う。そして父親になり、人生でたくさんの責任を負った。自分自身、家族、ガールフレンドだけでなく、息子に対してもだ。たくさん変わったね。ここの環境全体がその変化を大きく助けてくれたし、皆んなに感謝している。』






ふるさとのようだと言っていたよね。つまり、クラブと街の双方を好きになり、今ではもう第2のふるさととも言えるような存在だよね?

『本当にそう思う。オフの時もここに居ることが多いんだけど、なぜならそうするのが好きだからだ。ここに来た時から、クラブの内外の皆んなから温かく出迎えてもらったと思う。そのお陰ですぐにアットホームな気分になれたし、そういう感覚になれることはとても大きく大切なことなんだ。』



リバプールの選手として、ピッチで多くのことを成し遂げた。次は何だろう?新契約の期間の中で成し遂げたいことは?

『クラブやチームと共により多くのものを勝ち取ることだ。現時点でとても良いスカッドがあるし、再び素晴らしいものを作り上げようとしている。昨季はリーグを制したし、自分たちの最大限を発揮してそれを防衛しなければならない。』

『チャンピオンズリーグや他のカップ戦も勝ちたいし、そうしようとしている。個人的には、成長し続けて、毎年を前年よりも良い年にしなければならない。それが狙いだ。』



クラブでも代表でも、スタメンの座を確立した。まだまだこれからだと、我々はまだ真のコーディー・ガクポを目にしていないと思う?

『そうだね。さっきも言ったように成長したいんだ。だから、毎年少しでも良くなって、ファンにたくさんのお返しをしたい。』



既に経験豊富な選手だ。チームの中で年長者という立ち位置になり、若い選手を助けているという感覚はある?

『トレーニングでオールド対ヤングをやるとオールドチームに居るから、今は年長側かな。そうだね、若いチームでもあるし、自然とそういう役割を担うようになると思う。』



PSVでは若くしてキャプテンを務めた。リーダーとしての役割や責任感は楽しめた?

『そうだね。当時は楽しめていたし、子供の頃から応援していたクラブのキャプテンになることは凄く名誉なことだった。』

『向こうでそうしていたように、今はその役割を担うようになったし、選手たちにも良い仕事をしたと言ってもらいたい。でも、人を助けることが好きだし、ここでもそうしたいだけなんだ。』



最後に、あなたが今後何年もリバプールの選手であるということを、サポーターは間違いなく喜びながら見ている若しくは読んでいるだろう。彼らへのメッセージはある?

『私が居た数年間、チームや私をサポートしてくれた一人ひとりに感謝している。』

『そして、過ぎ去った年月よりも、もっともっと多くの恩返しをできたらと願っている。更なるタイトルや美しい瞬間をね。もう一度、ありがとう。』


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ジョタとアンドレ・シウヴァが亡くなってから初となる代表戦であるアルメニアとハンガリーとの試合に向け、ポルトガル協会が招集メンバー23名を発表。

公式Xにて『この予選、我々は23名+1である。』とポストしたように、当然ジョタが忘れ去られるはずがなく。

ポルトガル協会公式Xにポストされた、ロベルト・マルティネス監督が会見でジョタについて触れたシーンを紹介。



『今回が、ディオゴ・ジョタがいない初めての代表戦期間だ。我々それぞれにとって彼がどんな存在か、我々の人生に彼が与えた影響を私たちは分かっている。毎日、彼の記憶を称えたい。』

『彼は我々と共にいて、我々の目標に到達するための特別な強さをくれるだろう。彼が示していた模範的な行動は我々にとっての光だ。』

『我々の心は、彼の魂と共にある。彼や弟のアンドレ・シウヴァのため、そしていつも通り全てのポルトガルの人々のために勝利する。私が言ったように、2026年W杯に向けたこの新たな道に於ける選手数は23人+1人。ディオゴ・ジョタだ。』




『ディオゴが示していたものは、団結、モチベーション、責任感だと私は考えている。何故なら、彼はW杯優勝を望んでいたからだ。だから我々は戦い、実現させるためにここにいる。夢を実現させるためだ。』

『ディオゴ・ジョタが着ていた21番のシャツがルベン・ネヴェスに引き継がれ、我々全員と共にピッチに残ると発表できることも嬉しく思う。』

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