画像:Liverpool FCより


他国にルーツを持つ若しくは二重国籍の選手たち、25-26シーズン版。

調べて分かった限りですが、本人や家族に関するエピソードも紹介します。

その①、その②はこちら。 









画像:djbernardより

DJバーナード/元U-15イングランド代表GK

二重国籍:イングランド、ジャマイカ


地元クラブで出場した大会でのプレーがスカウトの目に留まり、トライアルを経てU-13チームから所属している。

家系や家族の詳細は不明だが、リース・ウィリアムズと同じく親族にジャマイカ系の人物がいると思われる。

スカラシップ契約の1年目だった24-25シーズンはU-18チームでプレーしていた。




画像:Liverpool FCより

ジェレミー・フリンポン/オランダ代表DF

二重国籍:オランダ、ガーナ


ガーナ人の両親の下、オランダの首都アムステルダムで生まれた。

7歳の時に家族でイングランドに移住して10代後半まで居住しており、「10歳以降、18歳に達する前から少なくとも5年の居住歴」という代表資格を満たしたことでガーナ、オランダ、イングランドの3ヶ国から選択可能だった。

2018年のU-19オランダ代表招集以降、一貫してオランダを選択し、2023年にはフル代表デビュー。




画像:dj.esdaille17より

DJエスダイル/元U-16イングランド代表DF

二重国籍:イングランド、セント・クリストファー・ネイヴィス


U-10チームからリバプールアカデミーに所属するライトバックで、スカラシップ契約1年目だった昨季はU-18チームでプレー。

トレント、ニコ、ブラッドリーらに続くアカデミー産ライトバックとして期待されており、2023年にはU-16イングランド代表としてニューカレドニア戦やルーマニア戦に出場。

両親や祖父母の代にカリブ海に浮かぶイギリス連邦加盟国セント・クリストファー・ネイヴィス出身の人物がいるようで、同国代表も選択可能。




画像:terencemiles48より

テレンス・マイルズ/元U-21ウェールズ代表DF

二重国籍:ウェールズ、イングランド


U-7チームから長くリバプールアカデミーに所属するDFで、従兄弟のジョン・マイルズもリバプールアカデミーに所属していた。

リバプール出身のスカウサーながら、U-15代表やU-18代表はイングランドを選択していたものの、U-21代表からは家族のルーツでウェールズに変更。

2021年に初のプロ契約を結んで以降、ファーストチームで活躍する機会は得られていないものの、フィジカルの強さやリーダーシップが評価されている。




画像:Liverpool FCより

アマラ・ナロ/U-20((666イングランド代表DF

二重国籍:イングランド、シエラレオネ


2023年にウェストハムアカデミーから加入した期待のセンターバック。

2025年1月のPSV戦でファーストチームデビューを果たしたが、DOGSOで一発レッドとなったシーンは記憶に新しい。

両親のどちらか、若しくは双方がシエラレオネと関係があるようで、リバプール加入の際にシエラレオネのメディアでも特集されていた。









画像:Liverpool FCより

トレイ・ナイオニ/U-20イングランド代表MF

二重国籍:イングランド、ジンバブエ


2023年にレスター・シティから加入し、2024年2月にはFAカップのサウサンプトン戦で16歳243日というクラブ最年少記録でデビュー。

ジンバブエ人の両親の下、レスターで生まれたため、代表チームはジンバブエとイングランドの双方から選択可能。

ナイオニ(ニョーニと表記されることもある)という姓は、ザンビア、ジンバブエ、マラウイ、タンザニア、ボツワナなどのサハラ以南の国々でよく見られるもの。




画像:Liverpool FCより

ステファン・バイチェティッチ/U-21スペイン代表MF

二重国籍:スペイン、セルビア


セルビア人の父スルジャン・バイチェティッチと、スペイン北西部ガリシア地方出身の母の下に生まれた。

父親の古巣且つ下部組織でコーチを務めていたセルタ・デ・ビーゴでキャリアをスタートさせ、当時はセンターバックとしてプレーしていたが、リバプール移籍後にコンバート。

セルビアとスペイン双方を選択可能だが、現在までU-18とU-21と続けてスペインを選択している。




画像:Liverpool FCより

アルヴィン・アイマン/イングランド人MF

二重国籍:イングランド、エジプト


センターバックとしてプレーすることもできる多才な選手で、2024年夏にウルヴスのアカデミーからリバプールに加入、2025年1月に初のプロ契約にサイン。

エジプト人の父とイングランド人の母の下に生まれたが、2024年11月にエジプト人ジャーナリストが『重要な選手の1人が、エジプト代表を選ぶことに合意した』と報じている。

現時点まで、世代別とフル代表ともにイングランドとエジプトのどちからも招集されていない。




画像:rio_ngumohaより

リオ・エングモア/U-17イングランド代表FW

二重国籍:イングランド、ナイジェリア


2024年夏にチェルシーから加入した将来有望なウィンガーで、今や世界で最も注目を集めている若手と言える存在。

ナイジェリアの主要民族であるイボ族出身の両親の下にロンドンで生まれたためナイジェリア代表も選択可能だが、U-15〜U-17までイングランド代表を選択。

母がフランス海外県のグアドループ出身と本人が語ったと報じられたこともあったが、報道元のナイジェリアメディアが記事を削除しているため詳細は不明。




画像:Liverpool FCより

カイデ・ゴードン/U-20イングランド代表FW

二重国籍:イングランド、ジャマイカ


2021年2月にダービー・カウンティから加入し、ノリッジ・シティやポーツマスにローン移籍するも出場機会や怪我に苦しむ状況が続いている。

両親や祖父母世代にジャマイカ系の人物がいるようで、2022年11月に行われたアフリカ系の偉人の称えるブラック・ヒストリー・マンスに伴うクラブのイベントに参加。

アカデミー所属の幼い選手たちのロールモデルとして、自身と同じジャマイカ系の血を引く子供たちで組まれたチームを率いて試合を行った。


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画像:joegomez5より


他国にルーツを持つ若しくは二重国籍の選手たち、25-26シーズン版。

調べて分かった限りですが、本人や家族に関するエピソードも紹介します。

その①はこちら。 









画像:Liverpool FCより

アルミン・ペーチ/U-21ハンガリー代表GK

二重国籍:ハンガリー
出身国:オーストリア


隣国オーストリア出身で、ハンガリーとの国境に比較的近い街ハンブルク・アン・デア・ドナウ生まれという記録はあるが、ハンガリー代表を選択した明確な理由は不明。

なお、ペーチという姓は、ローマ時代からの歴史を誇るハンガリー南部の街Pécs(ペーチェ)が由来とされている。

オーストリア生まれのため、同国の代表資格も保有しており、SNSを中心に招集を望む声もあった。




画像:画像:joegomez5より

ジョー・ゴメス/元イングランド代表DF

二重国籍:イングランド、ガンビア


ガンビア出身の父、イングランド出身の母の下に生まれた。

チャールトンに所属していた頃、ガンビア協会から代表招集に関する接触があったが、負傷時の保険などが保証されなかったためイングランドを選択したと父オーガスタス氏が語っている。

『代表招集に関心があるのか、それには保険が必要だとチャールトンがガンビア協会に問い合わせたあと、協会から返答はなかった。』




画像:Liverpool FCより

リース・ウィリアムズ/元U-21イングランド代表

二重国籍:イングランド、ジャマイカ


ナット・フィリップスと共に20-21シーズンに大活躍したが、それ以降はリバプールでのチャンスが皆無と厳しい状態が続く。

家系や親族の詳細は明かされていないものの、ジャマイカ国籍を保有していることから親族に同国にルーツを持つ人物がいることは確か。

第二次世界大戦後に経済が衰退したイギリスは、労働力不足により海外植民地からの労働力を募り、その際にジャマイカを含むカリブ海諸国などから移住した人々がいた。




画像:isaacmabayaより

アイザック・マバヤ/元U-19イングランド代表MF

二重国籍:ジンバブエ
出身国:イングランド


ジンバブエ人の両親の下にランカシャーのプレストンで生まれ、ジンバブエ国籍のみ保有。

U-15レベル以降、居住歴などから代表資格を満たしているイングランドを選択していたが、2023年11月にW杯2026年大会の予選向けたジンバブエ代表に招集された。

但し、招集されたのみで最終メンバーからは外れており、以降は招集されていないことからまだ変更は可能。




画像:Liverpool FCより

エマニュエル・エアロボマ/イングランド人DF

二重国籍:イングランド、ナイジェリア


グラスルーツフットボールの大会での活躍によりスカウトされ、U-12チームからリバプールに所属。

24-25シーズン終了後、リバプールは契約が満了となるため新契約を提示しているとウェブサイトにて発表しており、詳細は不明ながらもサインした模様。

同じくナイジェリア系であるウェリティ・ラッキーと共にナイジェリア協会も高く評価しており、現地ファンの間では一度招集をしてみてはどうかとの声もある様子。







画像:ryanjiro_より

ライアン・フラーフェンベルフ/オランダ代表MF

二重国籍:オランダ、スリナム


アフリカ系スリナム人の両親の下、オランダの首都アムステルダムで生まれた。

スリナムは南米の国であるが、17世紀頃に農業などのためにアフリカから黒人奴隷が連れて来られ、そこから脱走して奴隷解放に動いた若しくは生き残って留まった人々と現地の人々の混血であるアフリカ系スリナム人の家系。

フラーフェンベルフという姓も、祖先にあたる奴隷の一人が解放された際、自身を所有していた領主の名前を付けたという経緯があると本人が語っていた。




画像:Liverpool FCより

アフォラミ・オナヌガ/元U-15イングランド代表MF

二重国籍:イングランド、ナイジェリア


U-11チームから所属するボックス・トゥ・ボックスタイプのMFで、2023年には初のプロ契約にサイン。

トップチームでの出場はなく、代表もU-15イングランド代表以降の招集はないため、ナイジェリア代表に招集可能な選手として度々現地メディアにて名前が挙がる。

主にナイジェリア南西部に居住しているヨルバ族の家系であるとされている。




画像:Anfield Insightsより

AJイェグオ/元U-15ポーランド代表MF

二重国籍:ポーランド、イングランド


モロゼックやミスキウルなどと同じく、最近増えつつあるポーランド系の選手のうちの1人で、先日にはスカラシップ契約を結んだことが発表された。

由来は不明ながらAJイェグオは愛称で、フルネームはAiden Yeguo-Tomaszowicz(エイデン・イェグオ=トマショヴィツ)。

U-15ポーランド代表として2試合に出場しているが、年齢的にもフル代表の招集はなく、まだイングランドも選択可能。




画像:Liverpool FC より

ジェイデン・ダンズ/U-20イングランド代表FW

二重国籍:イングランド、ガイアナ


南米の国ガイアナ出身の曽祖父がおり、同じくリバプールアカデミーに所属歴のある父ニール・ダンズ氏はガイアナ代表にも選出されていた。

マージーサイド生まれであり、本人はU-16から一貫してイングランド代表を選択。

上記の通り父ニールはリバプールアカデミーやクリスタルパレスでプレーした元プロ選手であり、更に同名の祖父ニールはスケートボードのイギリス王者に2度輝いたほか、1987年のユーロビジョンではイギリス代表のバックシンガーを務めた。




画像:koumasより

ルイス・クーマス/ウェールズ代表FW

二重国籍:ウェールズ、イングランド
ルーツ:キプロス


父ジェイソン・クーマスもウェストブロムなどで活躍した元プロ選手であり、9歳から18歳頃までリバプールアカデミーに所属していた。

本人が生まれたイングランドに加え、父ジェイソンが生まれたウェールズ、祖父がギリシャ系キプロス人であるためキプロスと3ヶ国の代表を選択できた。

2023年3月にU-19ウェールズ代表、2024年3月にU-21ウェールズ代表とステップアップすると、その2ヶ月後の2024年5月にはフル代表デビューに招集されてジブラルタル戦でデビューを果たした。


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画像:Liverpool FCより


ようやく実現…と言っても、一番待ち望んでいたのは本人であろうアレクサンデル・イサクの加入。

加入への喜びやファンへのメッセージなど、リバプール公式によるインタビューを紹介。 

https://www.liverpoolfc.com/news/alexander-isak-qa-hopefully-we-can-share-some-amazing-moments-together








アレックス、完了した。あなたはリバプールの選手だ。今の気持ちをどう表現する?

『最高な気分だ。辿り着くまで長かったが、このチーム、このクラブ、このクラブを象徴するもの全ての一員になれて嬉しい。誇りに思うし、凄く楽しみにしている。』



あなたが着ているシャツにリバーバードが描かれているのを見て、どんな気持ちになった?

『感情が混ざり合っている。プライドや嬉しさもある。ただ、取引が完了して、仕事に戻れることが嬉しいよ。チームメイトやファンに会えること、ピッチに戻ることを楽しみにしている。』



何故リバプールだったの?何故加入したかったの?

『クラブが築こうとしているもの、既にあるものの上に築こうとしているものが混在しているように思う。クラブの歴史だ。』

『その一員になるチャンスを得た私は、歴史を作りたい、トロフィーを勝ち取りたい。それが最大のモチベーションであり、更に成長し、レベルを引き上げ、チームに貢献するための完璧な場所だと考えている。』



リバプールに加入すれば、選手としてレベルアップできると感じたことも要因の一つだった?

『間違いない。キャリアの次のステップだと感じている。このチャンスを与えてくれたことを凄く嬉しく思っているし、何か良い結果を残したいと強く思っている。』



今のあなたにとって、それは前を向いて、フットボールに戻ること?

『そうだね。長い夏だったけど、過去を見るのではなく、ただ楽しみにしている。今は完了したし、最も好きなことをするために戻れるんだ。本当に楽しみだよ。』



アンフィールドで2度プレーし、2度ゴールを挙げた。対戦相手としてプレーするのはどうだった?

『凄く難しかった。個人では少し成功を収めたけどチームとしてはうまく行かず、どちらも敗れたと思う。行くことも勝つことも難しいという感覚だ。雰囲気はとてつもないし、あの一部になれると思うと興奮するよ。』






選手としては成功を収めた。対戦相手としてのリバプール、ファン・ダイクやコナテなどとの対戦はどうだった?どんな挑戦だった?

『もちろん、凄くチャレンジングだった。世界最高クラスのDFたちについて話しているんだ。だから、凄く大きなチャレンジだよ。』

『個人的にそういうチャレンジ、ベストな選手と対峙して自分を試すことが好きなんだ。リバプールとの対戦は好きだったし、そのリバプールでプレーすれば更に良くなると期待している。』



リバプールの選手として、赤色を纏ってアンフィールドでプレーする。どれ程にエキサイティングだろう?

『凄くエキサイティングだ。言葉にするのは難しい。経験すれば説明できるだろう。リバプールがどんな場所か、ファンやそのファンがどんな存在なのか、皆んなが知っている。だから、それを経験できることが楽しみだ。』



ここに来れば成長できると思ったと言っていたけど、チームにはどんなクオリティを加えたい?

『全てだ。たくさんのものを齎せると思うし、たくさん改善できると思う。私はストライカーだが、ゴールを主な目標として、チームにできる限り多くを与えたいといつも考えている。だから、そう全てだ。』



サラー、ガクポ、エキティケ、ヴィルツといった攻撃陣に加わることを、どれ程楽しみにしている?度々、チャンスを得ることはできるだろう。

『楽しみだよ。何人かの世界レベルの名前を挙げていたけど、私が違うチームでプレーしていた時も彼らは良い結果を残してきたし、同じチームに居られるのは良いことだと思う。自分のクオリティを発揮してチームのプラスになれることを願っているし、素晴らしいシーズンを送りたい。』



代表戦期間中はスウェーデン代表に帯同し、恐らくは出場機会があるだろう。リバプールでの初戦であるバーンリー戦に間に合うことを望んでいる?

『もちろん、それが目標だ。ただ、試合に出られないしトレーニングも制限された難しい夏を過ごした。だから、自分が今どのレベルにいるのか、どれ程の力を発揮できるのかを判断、分析する必要があると思う。 でも、できるだけ早くプレーしたいのは確かだ。』



契約書にサインし、リバプールの選手となった。契約期間中に達成したいことは?

『全てを勝ち取りたい。』






シンプルだね?それが目標?

『そうだね。』



背番号9を背負うけど、何か意味がある番号なの?

『象徴的な番号だし、たくさんの意味がある。もちろん責任も伴うが、このチャンスにこの背番号を貰えたことを嬉しく思うし、早く動き始めて恩返しもしたい。』



初めてシャツの背中に自分の名前と番号があるのを見た時、どう思った?

『美しかった、美しい。家族皆んながそう言ってくれたことも嬉しかった。』



遂に、この時を待っていた。これを読んでいる若しくは見ているリバプールファンには何て伝えたい?

『遂にここに居られることを、ただただ嬉しく思う。ピッチに戻るのが待ちきれないし、共に素晴らしい瞬間を共有したい。』


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