Hofjes Concerten | オランダ在住フルート奏者 武良静枝のDear my flute
最近は、22時過ぎても明るいオランダ。
湿気はあまりなく、春夏はほんとに過ごしやすくって、
外で過ごすイベントがたくさん催されてますクローバー

今月9日、10日(この日は聖霊降臨祭で祝日)に行われたHofjes Concertenを楽しんできた話題を
番組では紹介しました!
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1日パスを17ユーロで購入し、
これを使って
市内に点在する数十カ所のホフや、
ホフを楽しんだあと室内へ入り、という会場になっていたところもありましたが、
どこも大抵30〜1時間程度のコンサートを
自由に聴きに行くことができるコンサートです。
11〜18時すぎまで開催されていて、私は5公演を聴きましたよルンルン


Hofは
オランダ語で中庭、裁判所、宮廷を意味します。
Hofjesというのは共有の中庭を囲んだ住宅で、
今はごく普通の住宅ですが、
歴史的には、貧しい女性や未亡人を支援するための社会施設など、
いろんな使われ方をしてきたそうです。
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↑各住宅の玄関もホフ側にあります。
セキュリティ的にも安心ニヤリ


オランダ国内にたくさんあるこのタイプの住宅、
ライデン市内にもたくさんあるけど、
普段は、住人のプライベートゾーンでなかなか入りにくいですが、
このコンサートは堂々とホフに入れ、尚且つ!
クラシック音楽、ジャズ、民族音楽、子どもプログラムなど、
プロのステージ、合計約70ステージを選んで聞けるということで
行ってきましたウインク

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↑朝イチに選んだのは合唱ルンルン
エルガーの「丘の上の死」とか、スタンフォード作曲の「青い鳥」など。
バリトンが本当に本当に美しく響き、朝から鳥肌でしたキラキラ

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↑子どものプログラムは室内で裸足で参加。
これは終演後カメラ
コンサート中は写真もNGで、
五感を刺激させる様々な仕掛けがあり、演出が非常に面白かったです

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マンドリンの王道プログラムのステージ音符


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アコーディオン、クラリネット、バイオリンの、東欧民族音楽をモチーフにしたトリオも、賑やかでよかったウインク


プログラム的に一番期待して、そして期待以上過ぎてかっこよかったのは、
チェロ独奏のMaya fridmanさんのステージラブラブラブ
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この会場で、2、3メートルの至近距離からの生音。
様々な音色、奏法、チェロを弾きながらの歌、あとはプログラミングされた音源も混ぜながら、本当に素晴らしいステージでした!

わたしが聴いた日のプログラムにも入れていたこれもおススメ。


書き下ろし作品もあって、作曲家が聴きにいらしてましたよ!
二日間連続出演で1日5公演、とかのグループももいましたが、
彼女はこの系のプログラムで
ソロで2日連続、1日4公演やっててすごい集中力だわと、ただただリスペクトです。


ちなみに、彼女の他の動画もかっこいいー!
↓これは
日曜日午前中庭オランダのテレビでやってる、
わたしの好きな音楽番組音符に出演された時のもの〜

彼女の演奏、また聴きに行きたいです!


中庭で、草花の音や匂いを感じながら、
会場によっては、オランダ名物のアップルタルトやコーヒーをいただきながら聴けたりして、
寛ぎの一日でしたピンクハート
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番組でかけたのは、
ルンルンドヴォルザーク作曲 スラブ舞曲Op.46より



明日の放送も是非きいてくださいね!