創価学会の夏季フリー研修に行ってきました。
今年の研修先は石川県です。
新大阪駅からまずは福井県の敦賀駅まで行って、そこから北陸新幹線に乗り換えて石川県金沢市へ。
金沢を観光してから、レンタカーでさらに北へ。
能登半島の七尾市で開催されているフリー研修に参加、というプランです。
旅の出だしでいきなりの不運がありました。
我々の乗る予定の電車に遅れが生じました。
接触事故だそうです。
仕方のないことではあります。
ただ、今年の旅行は弟がバッチリ予定を組んでいただけに、余計に残念。
30分遅れたサンダーバードに乗り込んで出発、右手に琵琶湖を臨んでいざ石川県へ。
金沢駅に着いたのがお昼の12時過ぎ。
まずは昼食。
駅ナカのお店をグルっと見て回ってゴーゴーカレーに入りました。
カツカレーの小を食べました。
カツなしのノーマルのカレーライスでもよかったのですが、去年の福岡県糸島で食べたカツカレーが美味しくて、またカツカレーを食べたくなりました。
せっかくの旅行だし、こういうたまの贅沢もいいだろうということで。
カツもたっぷり載っていてサクサクで美味しかったです。

食事を終えて金沢駅の外に出ると、特徴的な門があります。
金沢駅の名物の一つ、鼓門です。

記念撮影を終えて、次に駅から歩いて3分ほどのレンタカー屋さんへ向かいます。
そこからレンタカーに乗って21世紀美術館へ。
多分ここの美術館の一番のメインはプールをモチーフにした作品なのですが、これを体験するには事前予約が必要らしく、今回我々は楽しむことができませんでした。
ただ、他にも作品はたくさんあります。
貸し切りで誰の目も気にせず自分のペースで見て周れるなら楽しめるのでしょうが、結構人が多いし、監視員みたいな人が至る所に配置されており見張られていて、そうともいきません。
一番良かったのは屋外にあって無料で楽しめる、3色の透明な壁越しに白い球の色の変化を見るやつでした。
他の客と被ることもなく監視の目もなく、我々家族だけで楽しめました。
美術館の次はすぐ隣にある兼六園へ。
金沢と言ったら兼六園。

さすがは風光明媚なところで、天気も良く散策するには良きです。
この日はそこまでべらぼうに暑いというわけでもなく、景色を楽しみながら散歩ができました。
私はゆっくり時間をかけて園内を歩いて回りたかったのですが、両親らはそうもいかず、途中で切り上げて兼六園を後にします。
続いて東茶屋街へ。
昔の風情が残る場所です。

弟たちはこの茶屋街でお茶してましたが、私は遠慮して外で待機。
昼に食べたカツカレーでだいぶカロリーを摂った気になっているので気が引けました。
でもまあ、こういう所に来たらお店に入って甘いもの食べて休むのがいいですね。
ただそれをパスした私でも、この街並みをぶらり歩くだけで気分が良く満足出来ました。
一通り観光を楽しんだところで宿に向かいます。
左手に日本海を眺めながら能登半島を北へと車を走らせます。
18時前に本日の宿「いこいの村 能登半島」に到着。
19時から夕食。

会席料理になっていて、最終的にはデザートも含めて全部で11品でてきます。
これらを全て食べ切るとなると明らかに食べすぎになってしまう気がして、過食症の私としては辛いところです。
たぶん全部きれいに食べきること自体は造作もなくできるとは思うのですが、どうしても食べ過ぎは良くないというマインドが働いて、ご飯とみそ汁はカットしました。
弟以外はみんなカットしてたんでやっぱり普通の感覚でいっても食べきれない量なのでしょう。
ただどうしても残すのが悪いという気持ちにはなります。
結果としてはやはり食べ過ぎたという気になりました。
なんせ昼もがっつりカツカレーいってますからね。
今日一日で何キロカロリー摂取したんだろうか。
いっぱい食べることになるかもと思って朝食は家でヨーグルトを食べるにとどめたのですが、それでも一日分をトータルすると食べ過ぎたかな。
ただ、一昔前とは違って暴走して精神が崩壊するようなことにはならなかった。
その気配すらあまり感じられないほどに。
とはいえ、やっぱり痩せ願望が働いているからか、食事を終えて部屋に戻るとすぐに布団の上で横になっている親父らとは違って、私は基本ずっと立ちっぱなし体動かしっぱなしを意識しました。
昼間の観光で十分に歩いていはいるのですが、そんなもんじゃまだまだ摂取カロリーが消費カロリーを大幅に上回っている気がして。
22時半ごろ、大浴場へ行きます。
鏡に映った自分の裸を見ると、極端に腹が膨らんでいるわけでもなく、そこまで大きな変化は見られない。
そりゃまあ一日でそんな急に太るわけがないし、変化がないのは当たり前ではありるんですが、そんなことが少し気休めになったりはする。
風呂上がりに足裏マッサージ機を堪能して部屋に戻ります。
部屋に戻っても特にすることはないんですが0時半ごろに布団にもぐり込むまで基本ずっと立ちっぱなしを意識しました。
去年は一人部屋でゆっくり寝れたのですが、今回は親父と弟と3人部屋で、食後すぐ寝ていた親父が途中で起きてテレビを付けたり、日の出と共にカーテンを開けたりで、ゆっくり寝ることができませんでした。
朝6時前には起床。
7時から朝食。
バイキング形式です。

昨夜の晩飯が食べ過ぎただけに、ここは少量に抑えます。
間違えても二週目なんか行くわけにはいかない。
食後のコーヒーだけは頂きましたが。
8時20分ごろ、ホテルをチェックアウト。
旅行二日目、まずは「のとじま水族館」に行ってきました。
能登半島のすぐ近くに浮かぶ能登島。
能登半島から能登島へは二つの橋が架かっています。
南側に架かる能登島大橋を渡って水族館を目指します。
のとじま水族館に着いたら駐車場に車を止めて、歩いて館内に向かいます。
母親の歩く後ろ姿がなんとも愛おしく思えました。
頑張ろうって思いました。
このままじゃダメだって思いました。
水族館ではジンベイザメを見たり、イルカに餌をあげたり、イルカショーやアシカショーを見たりしました。
そうこうしているうちに、フリー研修の時間が迫って来ました。
ショーが終わってすぐに急いで駐車場へ。
まだ見ていないエリアもありましたが、水族館を後にします。
10時20分過ぎに水族館を後にして、11時に北陸研修道場に到着。
今回のフリー研修には30人近くが参加していたかな。
去年の糸島より多い気がします。
12時過ぎ、研修を終えて次に石川県羽咋市(はくいし)を目指します。
弟が見つけたおすすめのお店がそこにあるようです。
その店でお昼を食べるつもりだったのですが、いざ行ってみると閉まってました。
日曜日は閉店とよく見たらガイドブックにも書いてあったとのこと。
まあそういうこともありますわねということで、別の店を探します。
グーグルマップを頼りに私が見つけた「能登半島 回転寿し まぐろや」というお店に入りました。
お昼時ということもあり割と込んでいて、10分ほど待ちました。
回転ずしではあるんですが、レーンにはほとんど何も回っておらず、基本自分で注文するスタイルのお店のようです。
私はセットメニューを頼みました。

寿司10貫とお味噌汁を完食。
腹も満たされて、次は近くにある「道の駅 のと千里浜」でお土産を購入。
私は別に買いもしないのですが、お土産の品を見てるだけでも楽しいもんです。
そこのお土産品で知ったことなのですが、羽咋市はUFOの街らしいです。
一通りお土産を買い終えたら金沢市内へ戻ります。
帰りの新幹線の時間までまだ時間に余裕がありそうなので、私の提案で「石川県立図書館」に行ってみることにしました。
ガイドブックにも載っていたし、ネットで調べたときにもおススメとして出てきたので行ってみたかったんです。
結果、行ってみて正解でした。
本に囲まれる空間自体が好きですし、オシャレでハリーポッターの世界観を彷彿とさせるような場所でした。
母親も図書館に入った瞬間、感嘆しているようだったので来てよかったです。

16時前に図書館を後にします。
ガソリンスタンドに寄って給油してレンタカーを返却。
16時半過ぎには金沢駅に到着。
元々の弟の計画では新幹線に乗る前に駅で晩御飯を食べることになっていたのですが、さすがにお昼に食べたお寿司でまだまだお腹が膨れているのでパスすることに。
代わりに金沢駅でお土産を見て周って、トイレ近くに座れるところがあったのでそこに座って新幹線の時間まで待ちます。
親父と弟が一杯飲みたいとビールを買いに席を立ちます。
しかし弟だけが戻って来て、親父が行くへ不明に。
去年もおんなじことがあったな。
幸い今回は割とすぐに見つかって一安心。
帰りの電車の中では、行きもそうでしたが、英語アプリで勉強。
たまに流れる景色を見たりしながら英語学習をしていました。
新大阪駅に間もなく到着というアナウンスが流れ、荷物を上の棚から降ろしてデッキに出て待機していると、一人の女の人が追いかけてきて我々家族に声をかけてきました。
片言の日本語でした。
中国の人か、あるいは韓国の人。
我々の座っていた席の通路を挟んだ斜め後ろ辺りに外国の人がいて覚束ない日本語で会話をしているのがチラホラ聞こえてはいたのですが、まさか声を掛けられることになるとは思ってなかった。
彼女が我々に何を言おうとしているのかよくわからない。
一瞬、何かいちゃもんでもつけられているのかと思った。
「バッグ」って言いながら指をさしているので、そちらの方向に目をやると、確かに荷棚の上に荷物が置いてある。
「あのバッグって違うよな?」って母に声をかけたら、どうやらそうだったらしい。
私は母と叔母さんらの一個後ろの席に座っていて自分の荷物のことしか気にしてなかった。
私は荷物が一つしかないからいいけど、母らは土産などを買って荷物が増えているから、一応私も確認してあげるべきだった。
外国人で日本語もままならないというのに、よく声をかけて頂きました。
自分ならできるだろうか。
海外に行って荷物を取り忘れてる人を見て、その人たちが降りるより先に声をかけることなんて。
でも絶対にかけるべきではある。
声を掛けられた我々がめちゃくちゃ有難かったから。
おかげでお土産を無くさずに済んだ。
彼女に何かいいことがありますように。
20時15分ごろ帰宅。
晩飯としてプロテイン一杯だけ飲みました。
朝食にホテルのバイキング、昼食にお寿司10貫、夕食にプロテイン一杯。
これで今日一日のカロリーはいくらだろうか。
昨日食べ過ぎてるから、今日も食べ過ぎてしまうのだけは良くない。
今日一日、食べ過ぎではないと言えるだろうか。
翌朝、体重計に乗ってみたら60.7キロでした。
一週間前に測ったときは61.15キロ。
痩せてはいます。
太ってないんなら全然OK。
仮に多少体重が増えていても、すぐに戻せる自信もあった。
何だったら増えてくれてても良かった。
体重が減り過ぎるのは過食症的にもよくないから。
過食なんかしている場合じゃない。
もっと本腰入れて頑張ろう。
英語の勉強をもっとミッチリ頑張ろう。
母の後ろ姿が思い出される。