過食症の創価学会員3世 | 私が死んだあとであなたが読む物語

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基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

過食した。

 

その日、朝食はつつがなく終える。

昼食はいつも通りの食事として蕎麦と鶏肉を食べる。

しかしそこで食事を終えることができず、家にストックとして置いてある業スーの粒ピーの小袋を4つほど追加でバリボリ。

そのあとは家を飛び出しスーパーへ向かう。

過食のための買い物をする。

 

しかし意外と冷静でいられた。

物価が高くてそんなたくさん買えない。

勿体ないって感覚が働く。

通常状態が崩壊して過食状態に落ちるときの過食買いは、昔なら遠慮がなかった。

でも今はそうじゃない。

 

菓子パン2つとアイスを2箱にチョコシスコーンとヨーグルトの計6点、1000円以下に収まった。

ただ、これを食べ終わえたらまた追加で別のスーパーに買いに行こうくらいに思ってはいた。

それに、家に帰るときのあの急ぐ感じはこれまでの過食崩壊を彷彿とさせる。

 

帰宅すると慌てるようにして菓子パンをほうばる。

過食をしてしまって落ち込む気分を穴埋めするためにさらに過食をするという負のスパイラルに落ちていく。

どうでもいいやって感情ですべてを投げ出す。

それが過食症ってなもんですが、今回はなんか違った。

 

たぶん本来なら、このあとオンラインゲームの世界に浸って現実逃避しながら過食を馴らしていくって感じになる。

丁度いま、FF11もFF14も無料キャンペーンをやってることですし。

でも、そっちに流れる前に別の感情が働いた。

勿体ないって感情。

手放したくないって感情。

ここ最近は英語の勉強をしながら日々を過ごしていた。

それなりに充実感ある日々を送っていた。

そんな日々を手放したくない感情。

自分の年齢もあるだろう。

もう間もなく40になる。

ゲームなんかしてる場合じゃないし、前に進みたい。

いつかは戻って来なきゃいけないんだし、戻ってくることになるんだし、だったら早い方がいい。

 

スーパーで買ってきた過食のための食べ物は全部食べきることはできなかった。

残った食べ物と過食して散らかった部屋を片付けた。

そしていつもの日々に戻ることにした。

英語の本を開いた。

過食して腹も減って無いからその日の夕食はなしにした。

夜はいつも通りお題目を挙げた。

 

翌朝、今日は週に一回の体重測定の日。

畏れることなく体重計に乗った。

58.7キロだった。

一週間前と同じ。

減りも増えもしなかった。

体脂肪率は16.0%から16.2%に増えていたけど、どうでもよかった。

体がエネルギーに満ちている感じがする。

すこぶる気分がいい。

枯渇して足りない感じだったヘトヘトの体、すぐに立ち眩みするあの体が嘘みたいに活気づいた。

 

一週間前から体重が減っていないのには些か驚いた。

というのも、今週はすでにチートデイと称して多めに食べる日を設けていた。

それとは別にさらに過食したというのに、別に増えていない。

あのチートデイのあとも体が枯渇してたってことも踏まえると、アレはチートデイにすらなってなかったんだなと思う。

 

普段の摂取カロリーを1000kcalとした場合、あのチートデイの日はおそらく1500kcalほど。

そして昨日の過食は3000kcalくらいだと思う。

これくらい食べても別に全然大丈夫なんだということがわかった。

 

3000kcalってことは、750kcalの食事を1日4回していいことになる。

そう考えるとなんか逆に大変そうな気もするけど、今後どうしても体が枯渇して力が入らない時、精神的にすり減ってると感じだときは、あえてそういう日を設けようかと思う。

それで過食状態に落ちて自堕落な日々になるのが怖かったけど、そうじゃないんなら怖いことなんて何にもない。

揺るがない前向きな自分でいられるなら何の問題もない。

 

前回の過食から5週間以上経過していて、かつ体重が59キロを下回っている、そのうえで体が枯渇状態ならあえて過食してみようと思う。

それで過食状態に落ちることなくすぐに復帰してそれまでの日々を手放さずに過ごせるなら、こんなに強いことはない。

そのせいで太ったとしても何の問題もない。
それ以上のお釣りがでかい。

 

過食することを恐れずにいられるかどうか、太ることを恐れずにいられるかどうか、流されない自分でいられるかどうか、過食症を手なずけられるかどうか。

勝負だ、来い過食症。