今年の札幌は積雪が少なく、市内の幹線道路ではまだ道路面が見えているところが多い状況です。山の状態も、低い部分ではトレイルが見えており、山頂付近でも南斜面の陽があたるようなところでは、日中雪解けとなる個所もあります。そのような中、トレーニングで走ってみると踏み固められた雪が凍り付き、角度があるトレイルでは転倒の危険があります。当分はランには向かないコンディションと言えそうですが、その中でも安全に走りたい方であればアイゼンを使用したほうが確実かと思います。サロモンのスピードクロスのようなラグの深いシューズでも足をとられてしまうほどです。トレイルランナーはいつも以上に地面に対して垂直な接地を心掛け、後傾にならない意識が必要なように思います。

札幌市の新しい中央区体育館が4月27日(土)からオープンし、施設の愛称が「北ガスアリーナ札幌46」として新たな歩みを始めています。

エスポラーダ北海道のフットサルやレバンガ北海道のバスケットボールなどプロスポーツの開催や、トレーニング利用やランニング、バドミントンやフラダンス、弓道などの様々な教室の開講など活発に利用されています。バレーボールや卓球、その他にもいろいろな種目に対応していて、また指導員付で個人利用できる日もあるので、近郊の方はHPから時間割を確認して参加してみるのもおもしろいと思います。

ランニングは、距離が長くなればそれだけスタミナも必要になりますが、各個人に適したフォームや体の使い方を意識するだけで、より長く安定的に行えると思います。走る動作はシンプルなようで、意外にテクニックが必要と私は感じていますが、その中の一つに足裏のアーチの安定と意識づけがあります。足裏のアーチは拇指球・小指球・かかとの3点が弓状に結ばれて構成されていますが、長時間のランでこのアーチが落ち、衝撃吸収機能とバランス機能が低下してしまいます。地面を力を入れて蹴るというよりは、押すくらいの気持ちでアーチを活用する意識でリラックスして脱力するほうが意外に上手く脚が回るように感じます。

マンション等の建築物で、建物形状等によって構造体同士をつなぐジョイントが設けられている場合があり、このつなぎ目がエキスパンションジョイントです。マンションのケースで考えると、L字型やコの字型などの建物物の共用廊下や建物の境目などにこのジョイントを確認することがあり、地震や地盤の不同沈下、温度差による建築物のひび割れや伸縮等の際、外力を吸収し、損壊を最小限とする役割を担います。ご自身がお住まいのマンションにこのつなぎ目があるかどうかを確認してみることは、建築物を知るよいきっかけとなるように思います。

階段等の手すりについては、高さ1m以下の部分には適用されないものの、それ以上の部分には原則的に手すりを設けることとなっています。また、直上階の居室床面積の合計によっても階段・踊り場の幅に規定があり、蹴上げ(一段の高さ)、踏面(足が乗る部分)の長さの基準も設けられています。特に高経年マンション等では、階段の使いやすさを再確認して、たとえ法基準はクリアしているとしても、必要に応じて手すりの位置や不足箇所がないか、また入居者アンケート等を活用して居住者の意見を集結し、災害時等の避難に対しても使えるものとしておくことが肝要と思います。