今回は証券会社について書いてみます。

 

私は以下のとおり、かなりの数の証券会社に口座を持っています。

中にはほとんど使ってない口座もありますが、証券口座マニアです😎

何でこんなに口座を持っているかと言うと、場面によってベストな証券会社が全然違うからです🤨

 

【対面型証券会社】

・野村証券

・SMBC日興証券

・大和証券

・岩井コスモ証券

 

【ネット証券】

・SBI証券

・楽天証券

・マネックス証券

・松井証券

・カブドットコム証券

・GMOクリック証券

・ライブスター証券

 

上記のように、対面型証券とネット証券の2つに分かれます。

 

対面型証券といっても、私はアドバイスが受けれるコンサルティングコース的なものではなく、ネット専用の口座ですが。。

直接アドバイスを受けたことがないので、対面型のアドバイスについてはどんなものかよく知りません😔

 

個別の証券会社の特徴は改めて書きますが、

まずは大まかに、対面型証券とネット証券を比較したいと思います。

 

結論として、普通に株の売買をするだけなら、対面型証券のネット口座を選ぶ理由はほとんど無しです。ネット証券の方がはるかにいいです。

 

まず、ネット証券の方が、圧倒的に取引画面が見やすい!

ネット証券はどの会社でも不自由を感じたことはありません☝️

対面型証券の画面はすごく無機質で、ひと昔前のシステムを見せられているような感じです。不親切な作りも多いです。

 

次は現実的に使いにくいのですが、対面型証券は、株式購入用の現金と信用取引の保証金が分別されていて、自分で振替をしないといけないんです。(岩井コスモは例外)

言葉で説明しても、使ったことがない方には、面倒くささが伝わないと思います。

ただ、とにかくめんどくさい。

それに比べて、ネット証券は必要に応じて勝手に現金と保証金に振り分けてくれるので使いやすい😀

 

最後に、、対面型証券は、手数料が高けえええ!🤬

ネット専用口座はアドバイスもしてくれんのに😡(していらんけど)

SMBC日興証券は、信用取引は手数料無料ですが、信用取引が制限されて現物取引になったら、もう、ネット証券とは比べもんにならんぐらい高い!

岩井コスモなんか、業界最低水準言うてるけど、いったいどこと比べて言うてるんや。。

 

詳しい手数料は各社のホームページを見てください💻

 

とはいえ、対面型証券にもピンポイントで使い道はあります。

それはまた次回〜👋

 

 

 

前回から引き続き、特定口座の使い方を考えてみます🕺

 

その前に前回の補足ですが、源泉無しの特定口座を別々の証券会社に2つ作って、それぞれの譲渡益を20万円以下にすればどうか。。というと、、確定申告しないとダメです🙅‍♂️

それぞれの口座じゃなく、源泉なし口座全体で判断しないといけないのです。

 

今回は、どちらかに譲渡損がある場合です。前回同様、前提は以下のとおりです。

 

楽天証券→源泉有りの特定口座

SBI証券→源泉無しの特定口座

 

【ケース4】楽天証券で譲渡損が▲10万円、SBIで譲渡益が20万円の場合

 

この場合、明らかに確定申告すべきではないです。確定申告をすれば、楽天証券の譲渡損▲10万円とSBI証券の譲渡益20万円を相殺できますが(損益通算といいます)、相殺後の譲渡益10万円x20%=2万円を納付しないといけなくなってしまいます😥

ちなみに、楽天証券▲10万円、SBI証券20万円のままで放っておいてもいいんですが'、

楽天証券の▲10万円は年が変わると消えてしまいます。もったいないので、私なら楽天証券に含み益のある銘柄があるなら、その株を売却して譲渡損▲10万円にぶつけ、譲渡損益を➕➖ゼロに近づけておきます。そうしたら、取得価額が切り上がって来年以降の税金が安くなるからです👆 

 

手放したくないなら、売却と買付を、寄付や引けの同じタイミングで行ったらいいんです(クロス取引っていいます)。同じ価格で売って買って、保有株の株数は元のままで含み益が譲渡益になります(益出し)。

手数料はかかりますが。手数料がほとんどかからずに取引する方法はまた紹介します。

 

【ケース5】楽天証券で譲渡損が▲30万円、SBIで譲渡益が20万円の場合

 

この場合、確定申告をしてもしなくても税金は0なので、確定申告するかどうかは自由です。

確定申告をしたら損益通算後の譲渡損▲10万円を次の年に繰り越して、次の年の譲渡益からマイナスできます(繰越控除といいます)。

別口座との損益通算や繰越控除は確定申告しないといけないので、確定申告しないと▲10万円は消えてしまいます。

繰り越せる譲渡損の金額と、確定申告の手間を天秤にかけて判断ですね😀

 

確定申告書の書き方の説明は省略しますが、いろいろ本もでてますし、

給料と株だけなら1時間もかからず書けます。

 

【ケース6】楽天証券で譲渡益が10万円、SBI証券で譲渡益が10万円の場合

 

確定申告は不要ですが、楽天証券の譲渡益10万円に2万円の税金が課されます。

これはもったいない状況です。楽天証券の譲渡益が0、SBI証券の譲渡益が20万円なら税金は0で済んだのに。

 

こういう状況になってしまった場合、楽天証券に含み損のある銘柄があればを売却して譲渡損を発生させ(損出し)、譲渡益を出来るだけ0に近づけるのが望ましいです。

SBI証券の方は、譲渡益が10万円が20万円でも確定申告しなくていいので、SBI証券に含み益のある銘柄があれば益出しして含み益を吐き出しておけば、次の年以降の税金が安くなります。

 

まとめとして、楽天証券は譲渡損が0に近いのがベスト(ちょっと超えても下回っても問題ない)、SBI証券は譲渡益が20万円に近いけど超えてはないのがベストです。

 

 

次回、配当も含めて考えてみます。

 

 

 

 

 

前回、特定口座の源泉有りと無しを両方作るのがおススメと書きました。

 

ご存知の方が多いと思いますが、源泉なし口座の場合、

年間の株の譲渡益が20万円以下なら、確定申告及び納税が不要になりますので、

Maxで4万円(=20万円x20%)、税金を払わなくてすみます✌️

 

誤解している方もいるかもしれませんが、20万円以下の株の利益のためだけに確定申告をする必要がないだけで、他の理由で確定申告をしなければならないor確定申告をしたい場合は、20万円以下の利益も含めて確定申告しないといけません。

 

以下、例をあげて見ていきたいと思います。前提として、

 

楽天証券→源泉有りの特定口座

SBI証券→源泉無しの特定口座

 

とします。まずは配当を無視した譲渡益のみのシンプルな場合です。

 

【ケース1】楽天証券だけで50万円の譲渡益が出た場合

 

50万円x20%=10万円が、源泉徴収されて終わりです。

税金はガッツリとられますが、確定申告しなくていいので楽は楽です。

 

【ケース2】SBI証券だけで50万円の譲渡益が出た場合

 

譲渡益50万円の報告書がSBI証券から送られてきます。

50万円x20%=10万円を自分で確定申告しないといけません。

ガッツリ税金を取られるし、確定申告もしないといけないので、最悪です💀

 

【ケース3】楽天証券で30万円の譲渡益、SBI証券で20万円譲渡益が出た場合

 

楽天証券→30万円x20%=6万円が源泉徴収されます。

SBI証券 →譲渡益20万円の取引報告書が送られてきますが、堂々と無視してOKです🙆‍♂️

脱税ではありません。合法です。

 

ケース1とケース2に比べて、税金が4万円安くすみます。確定申告も不要です😊

 

これが1番シンプルなケースです。

次回、ちょっとだけ応用してみます。

 

 

 

 

 

 

 

配当と譲渡益に課税される税金を減らす(無くす)方法を紹介したいと思います。

 

1番簡単なのはNISAです。株の購入が少額であまり売り買いせず保有(バイアンドホールド)し、配当や優待を楽しみにするという方はNISAで十分です。

 

少額といっても限度額が年120万円(未成年用のジュニアNISAは80万円)あります✌️

ご夫婦と小さい子供2人の家族では、400万円も枠があります👀

ほとんどの方はNISAで十分ですね🤗

 

でもNISA口座って、ご存知のように購入時に使ってしまった枠は株を売っても復活しないんです😩

ある程度頻繁に株を売買する方だとすぐ枠が無くなっちゃいますね。

そういう方や、NISAの限度額を超える額の株を買う方は、

NISA以外の口座での節税を考えないといけませんね☝️

 

NISA以外の口座は、特定口座(源泉あり)、特定口座(源泉なし)、一般口座の3種類です。

口座の特徴が分からない方はググッてください👓

どの口座がいいかというと、、

 

特定口座(源泉あり)と特定口座(源泉なし)を、

別々の証券会社で開設するのがオススメです👆

 

ちなみに、一般口座のメリットって、、

脱税してもバレにくいということだけです🙀

 

 

続きは次回〜

 

 

 

 

 

 

今回から少し、税金について書いてみたいと思います。

(一応、元税理士でもあります。現在は登録していませんが、資格はあります。)

 

ご存知のように、配当や譲渡益には20.42%の税金(ややこしいので、20%としま

す。)

 

納税は義務なので仕方ないとも言えるのですが、

税金が、複利を利用した長期的な運用のパフォーマンスを大きく下げることも事実なので、払わずに済ますに越したことはありません✌️

 

税金をちゃんと支払わないと税務署にバレるのか。。というと、

実際、数万円程度の少額の脱税は、ほぼ何も言われません😑

税務署も忙しいので、少額のものまでいちいちチェックしていられないのです。

ただ、数万円の脱税をした人は、10万円、20万円、50万円と脱税額を増やしていきます。少額の脱税がバレずにに味をしめた人は、金額が大きくなったから、ちゃんと払おうなんてことには絶対なりません。そしていつかバレます。めっちゃ高い重加算税というペナルティをとられます。ひどい場合は逮捕されちゃいます😱

 

なので、脱税はやめといた方が◯です。

正義感で言ってるのではありません。損だからです。

脱税せずにちゃんと税金を払いましょうと言っているのではありません。

 

法律に違反せずに税金を払わずに済ましましょう。っていう話です。

 

次回から税金を減らす簡単なテクニックを紹介したいと思います。