前回、特定口座の源泉有りと無しを両方作るのがおススメと書きました。

 

ご存知の方が多いと思いますが、源泉なし口座の場合、

年間の株の譲渡益が20万円以下なら、確定申告及び納税が不要になりますので、

Maxで4万円(=20万円x20%)、税金を払わなくてすみます✌️

 

誤解している方もいるかもしれませんが、20万円以下の株の利益のためだけに確定申告をする必要がないだけで、他の理由で確定申告をしなければならないor確定申告をしたい場合は、20万円以下の利益も含めて確定申告しないといけません。

 

以下、例をあげて見ていきたいと思います。前提として、

 

楽天証券→源泉有りの特定口座

SBI証券→源泉無しの特定口座

 

とします。まずは配当を無視した譲渡益のみのシンプルな場合です。

 

【ケース1】楽天証券だけで50万円の譲渡益が出た場合

 

50万円x20%=10万円が、源泉徴収されて終わりです。

税金はガッツリとられますが、確定申告しなくていいので楽は楽です。

 

【ケース2】SBI証券だけで50万円の譲渡益が出た場合

 

譲渡益50万円の報告書がSBI証券から送られてきます。

50万円x20%=10万円を自分で確定申告しないといけません。

ガッツリ税金を取られるし、確定申告もしないといけないので、最悪です💀

 

【ケース3】楽天証券で30万円の譲渡益、SBI証券で20万円譲渡益が出た場合

 

楽天証券→30万円x20%=6万円が源泉徴収されます。

SBI証券 →譲渡益20万円の取引報告書が送られてきますが、堂々と無視してOKです🙆‍♂️

脱税ではありません。合法です。

 

ケース1とケース2に比べて、税金が4万円安くすみます。確定申告も不要です😊

 

これが1番シンプルなケースです。

次回、ちょっとだけ応用してみます。