【悲報】コロナは軽症だったけれど、どんどん弱ってとうとう亡くなってしまったおばあちゃん | 還暦すぎてヘルパーになったよっちんのブログ

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「お風呂なんて入らないよ」
「また、盗まれた~」
「ごはん、食べてないよ」
「あんた、誰?」
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「お風呂なんて入らないよ~」

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実際に起きた事実をもとに書いた

フィクションです

   

 

お越し下さってありがとうございます

プロフィールはこちらからどうぞハート

 

 

 

 

2日の休みの後、出勤すると

きょう子さんが昨日亡くなったと、知らされガーン

 

 

 

「ご遺体はまだお部屋なので

最後のお別れをして来て下さいね」

と上司から。

 

 

 

亡くなる2日前

よっちんは、きょう子さんの夕食介助をしたの

 

 

 

夕食と言っても、もう何も召し上がらなくなっていたので

 

 

 

口腔スポンジでお口の中をきれいに拭いて

唇を湿らせて、保湿剤を塗って

温かいタオルでお顔を拭いて

陰部洗浄して新しいオムツに取り替えて

体中カサカサなので、保湿剤を塗って

 

 

 

お世話をしたのは、それだけなんだけど

 

 

 

終わったら、目を開けて

「ありがとう」

と言うように瞬きをして顔を少し動かされたの

 

 

 

 

まさか、それがきょう子さんとの最後になるとは‥‥えーん

 

 

 

 

コロナのクラスターが起きる前

きょう子さんは、心臓に持病があるものの

90歳とは思えないくらいお元気で

頭もクリアーで

身の周りのことは全部ご自身でやっていらしたよ

もちろん、しっかり歩けてたしね

 

 

 

 

それが、コロナに感染してしまい

心臓に持病があるのと高齢なのとで

入院させてもらえたんだけど

 

 

 

 

軽症だったため

1週間で退院

コロナも回復していたの

 

 

 

 

ところが

それから、日に日に弱って

食事中に意識が朦朧としたことがあって

救急搬送され入院

 

 

 

入院してからもどんどん弱り

年末年始あたりまで持つかなぁとなり

 

 

 

ご本人とご家族の希望で

看取りは病院ではなく、施設で

ということで帰って来られたの

 

 

 

 

訪問看護師さんが毎日来て点滴をして下さり

よっちん達職員もみんなで交代でお世話してきたよ

 

 

 

 

コロナとの因果関係は分からないけど

コロナに感染しなければ

こんなに早く亡くなることはなかったと思えるの

 

 

 

 

枯れるように亡くなったきよさんの時とはちょっと違う下矢印

 

 

 

 

色々考えると涙が止まらない

穏やかなお顔で逝かれたのが救い

 

 

 

きょう子さん、ありがとうございました

ご冥福をお祈り申し上げます

 

 

 

 

 

今日も最後までお読み下さってありがとうございます照れ

 

 

 

 

 

 

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