仕事が2連休の次の日、出勤すると、悲しい別れが待っていた | 還暦すぎてヘルパーになったよっちんのブログ

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「お風呂なんて入らないよ」
「また、盗まれた~」
「ごはん、食べてないよ」
「あんた、誰?」
失禁、便いじり、徘徊、転倒‥‥そんな高齢者が愛おしくなるブログです。

 

還暦すぎて

ヘルパーになったよっちんですウインク

 

「お風呂なんて入らないよ~」

「また、盗まれた~」

「ごはん、食べてないよ」

「あんた、誰?」

 

そんな高齢者が愛おしくなるブログですハート

 

実際に起きた事実をもとに書いた

フィクションです

   

 

お越し下さってありがとうございます

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  2年半前、元気なお年寄りが入所されました

 

太郎さんが入所されたのは

よっちんがヘルパーになって間もなくのころでした。

 

 

 

 

要支援1で、心臓に持病があるとのことでしたが

普通に頭も体もお元気で、穏やかな性格ラブラブ

男性にしては、珍しく

食堂で席が近くの方々と仲良くなられ

お互いの部屋で

おしゃべりしたり、囲碁をして

ホームの生活を楽しんでいらっしゃいましたラブラブラブラブラブラブ

 

 

 

 

 

 

 

 

  え?まさか、太郎さん入院?!

 

1ヶ月ほど前に息切れされるようになり

食事量も減ってこられたので

職員に付き添われて受診!

普通に歩いてタクシーで行かれたの

 

 

 

 

 

お薬をもらって、帰って来られると思っていたのに

そのまま入院となり、みんなびっくりガーン

 

 

 

 

心臓が思っていた以上に

悪くなっていたようでしたアセアセ

 

 

 

 

  ホームに帰って最期を迎えたい

 

1ヶ月経ったころ、施設長から

「太郎さん、来週退院です」

 

 

 

 

あー、よかった照れ

と思う間もなく

 

 

 

 

「看取りです

いつ心臓が止まってもおかしくない状態です

でも、太郎さんの強い希望で

帰っていらっしゃいます」

 

 

 

 

びっくりして

よっちんの心臓が止まりそうでした

 

 

 

 

 

  変わり果てた姿で退院されてきました

 

あんなにお元気だったのに

酸素マスクをして苦しそうな様子で

退院して来られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう、口をきくこともできませんでしたが

それでも、帰って来られたことを

喜んでいらっしゃるようでした

 

 

 

 

 

施設長から

「皆さん、悔いが残らないように

心を込めてお世話を

お願いしますね」

 

 

 

 

 

私も先輩のお手伝いで

少しお世話をさせていただきました

 

 

 

 

 

 

そして、2日休み、3日目の朝

出勤すると

穏やかなお顔で逝かれていました

 

 

 

 

 

この老人ホームを終の棲家と決めて入所され

楽しく暮らしていらしたんだなー

と心が熱くなり、涙が止まりませんでした

 

 

 

太郎さん、天国で

大好きな囲碁をしたり

楽しんでくださいねえーん

 

 

 

 

 

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\最後までお読み下さってありがとうございます照れ

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