先日、スポーツ選手の治療に行ってきました。
プロや実業団選手などの治療を始めて15,6年になりますが、スポーツ選手の治療というのは、かなり切羽詰まった依頼が多いんです。
「来週大会があるので、それまでに腰の痛みを取って欲しい!」
「明日、試合があるんです。肩を動くようにしてください!」
とか・・・。
ですので、そういう時は鍼治療をすることが多いです。
なぜかと言うと、鍼治療は非常に即効性があり、特に20代前半くらいまでの人には、格別よく効くからです。
例えば、今までで多かった症例を紹介しますと・・・
【症状】
肩を挙げた時や回した時、あるいは、腕立て伏せで両腕を床に付いた時など、不特定の動きで肩甲骨の内側に激痛が走る
【診断・施術】
頚、肩、背部などを丁寧に触診した結果、前頸部、斜角筋に鋭敏な施術ポイントが見つかる
その周囲も含め、3か所に鍼を打つ
施術直後に痛みは消失する
と、魔法をかけられたようにビックリする人が多いのですが、実は同じような症例がとっても多いんです。
斜角筋にできた痛みの原因からは、肩甲骨の内側や、肩周囲、前腕の親指側など、遠く離れた場所に、鋭い痛みを放つという特徴があります。
ですので、五十肩の治療にもよく使うポイントになります。
このように、首を横や前に曲げることが多い人や、物を持つことが多い人で、肩甲骨の内側や肩周囲、前腕の親指側に痛みがある場合は、斜角筋が重要な施術ポイントになることが多くなります。
ただ1つ注意して頂きたいのは、前頸部には強い施術は逆効果!という事です。
前頸部には、神経や血管が豊富にあるため、肩や腰に行う刺激量と同じくらいにしてしまうと、高確率で悪化します。
ですので、「こんなに弱くていいのかな~」くらいで、丁度良い刺激量になります。
この刺激量=薬の量は、施術ポイントを探すのと同じくらい重要です。
まずは、弱め弱めから丁寧に始めてみてくださいね(^^)
ご参考にして頂ければ幸いです。








