あさひをあびたにゃんこじゃらし~
ひかって、きれいだにゃーん
きょうはケーシュのこんさーとのみっかめのホーコクでーす。
はい、今回もはりいが簡単にレポートします。
今回のケーシュのコンサートの最終日の三日目(9/29)は福岡市中央区清川のカフェ&バーのgigi(ジジ) 。
普段はカフェ&バーの営業のほかに教室やライヴも行っている店で、店長の野海さんはTIME MARKETというライヴ情報を中心にしたイベント情報誌の発行人でもあります。
わたしが初めて店を訪ねた時、数人の方が窓辺に座ってもくもくと何かをされていました。
「何をされてるんですか?」と野海さんに尋ねると、「書道教室をしてるんですよ」とのことでした。
その窓辺を背にして、コンサートが始まりました。
客席は満席+お一人立ち見。
普段ライヴ・ハウスに足を運ばれたことのない方には、小さな丸椅子は少々すわり心地が悪かったかもしれませんね。
でも、コンサートが始まったら、そんなことは吹き飛んだ・・・かな?そう思いたいですね。
「スカボロフェアー」の原曲の民謡版は、妖精が人に呪文をかけて・・・
CDのタイトル曲「ワンダリング・エンガス」のエンガスはケルトの神さまで、ふわふわした不思議な歌詞・・・
などなど、ふたりは一曲一曲の解説をわかりやすく丁寧にしていました。
いざ、演奏になると、集中力を高めて、ケーシュならではの鮮やかなハープ・サウンドとAGATAさんならではの心からの歌がホールに響き渡っていました。
福岡のコンサートでは、役者でもあるAGATAさんがアイルランド民謡"The Foggy Dew"の前に歌詞の全文の朗読をしました。訳はわたし、堀田はりい。
「フォギー・デュー」(アイルランド民謡)
復活祭の朝、馬に乗って峡谷を下り、祭りの市へと向かう途中。
武装した騎兵隊たちが列をなして、私を追い越していった。
笛も吹かず、戦いの太鼓を打ち鳴らすこともなかった。
ただ、朝の祈りの鐘が、霧のたちこめたリフィー川に鳴り響いた。
ダブリンの町に、まさしく誇り高く、彼らは戦いの旗を掲げた。
スーヴラ湾やサデルバの村で英軍に従うよりは、アイルランドの空の下で死ぬ方がいい。
やがて、由緒あるミースの平原から、強者たちが駆けつけてきた。
それは、長距離砲を構えたブリタニアの蛮族たちが、深い霧の中を来航しようとしている時に。
彼らの勇敢さは墜ち、鎮魂の鐘が哀しく澄んだ音で鳴り響いた。
春の萌え出ずる復活祭の日々に死んだ彼らのために。
それは、世界中がこの類まれな恐れを知らぬ者たちを深い驚きで見つめていた時に。
この深い霧の向こうから自由の光が差し込むまでは、戦いにひるむことなどあろうか。
私は再び馬に乗って峡谷を戻りながら、私の心は悲しく、いらだった。
私はもう二度と会うことはない勇壮な強者たち彼らと別れたのだから。
しかし、私は夢の中だろうと現実だろうと、いつでもひざまずいて君たちのために祈る。
この深い霧の中で、隷属を避け、栄光ある死を望んだ君たちの思いに。
福岡のコンサートは、わたしの友人も数人来てくれていました。みなさん30年以上前からの友人。
わたしにとっては、旧友との再会のコンサートでもありました。
そうそうアメブロでブログを書かれている方が、お声をかけて下さいました。当ブログの読者の方のお薦めでとか。人とのつながりの楽しさも味わったコンサートでした。
主催者の山猫軒さんが「ケーシュCD発売記念コンサート in 大分」の報告をブログに書かれています。
http://wstxh336.junglekouen.com/e687320.html
山猫軒さんが取られたアンケートのメッセージも同ブログで公開されています。嬉しいメッセージばかり。
http://wstxh336.junglekouen.com/e687530.html
「東遊伝」より
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム ヒイラギ そして 野ばら
ニーアはケルト人の村のバラ村で暮らしていた頃の悪がしっこい妖精とのやりとりを当時を思い起こし、即興で歌にして、竪琴を奏でながら口ずさんでいた。カノンは初めて耳にする歌と調べだった。
「不思議な感じの歌ね、お母さん。歌はお話のようにもおまじないのようにも聞こえるけど、調べはとっても美しいね」
カノンはニーアの真似をして歌いだした。竪琴の調べも歌もすぐに覚えて、カノンはニーアと一緒に竪琴を奏で、歌った・・・
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はりいの本「東遊伝~鷹王と八百万の神々」です。
本ブログでご紹介した読者感想です。
http://ameblo.jp/toyuden/entry-11523611791.html
○出版社「梓書院」より買っていただく場合、
http://azusashoin.shop-pro.jp/?pid=38836093
○はりいより買っていただく場合、以下のサイトの最下部をお読み下さい。
http://www.oct-net.ne.jp/~tambouri/toyuden.htm
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