五月四日という日~博多どんたくと東遊伝(読書感想)~ | 堀田はりいと猫まり&マロンのブログ

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いま、みなさんのすきなニクキュー・・・、じゃなくって、えーっと、レンキューにゃんでしょ。
サリーも今日はお休みチューだよーん。


「東遊伝」著者はりいと猫サリーのブログ-1
しっぽがまくら。


  

博多にわかヨネスケ音譜

五月四日という日は『東遊伝』では、重要な日。
この日、福岡の街は「博多どんたく」でにぎわっている。


『東遊伝』では、この日、主人公のモンゴル人力士(イケメン)は、福岡空港に着陸する直前、海上に古代船を見る。
ここから物語が始まると言っても過言ではない。


アメブロの方がうれしくも『東遊伝』の読書感想を書いて下さった。
書いて下さった方は、私がブログを開始して間もない頃に読者登録をされた方。
ブログの更新日は一昨日の5月2日。
タイトルは、今日のランチと読書『東遊伝』堀田 はりい著


ご紹介させて頂きます。

分厚く、立派な装丁本が届いた。

古代東アジアを駆け巡る歴史小説『東遊伝』

書名からして惚れてしまう。

気合いを込めてページをめくる。

ん?


時は現代、現役モンゴル力士が福岡の大鷹神社を訪れ、

宮司の娘である女子高生とポップな会話を交わし合う。

久しく途絶えていた「神相撲」に、このモンゴル力士が

参加し、取り組みが行われる途上で、一転七世紀半ばの

古代東アジアに場所が転移し、壮大な歴史物語が展開される。

西の果ての古代ケルトが登場し、東アジアどころかユーラシア全域をも

巻き込んだ神々と人々の交歓の物語。


悲劇あり、喜劇あり、逃走あり、戦いあり、祈りあり、祀りあり、

音楽あり、踊りあり・・・・・。


ストーリーの背景では、常にケルトの旋律と東アジアの旋律が

融合した竪琴の音色が流れている。


ケルトの血を引く古代モンゴルの力士が

朝鮮半島から三韓人や漢人などで賑わう

国際都市筑紫国に楽士としてやって来る。


続きは、画像付きサイトにて。


もう一つ、読書感想をご紹介させて頂きます。


私が書いたブログ・タイトル~風も音楽になった「清明の宴~春のヨロコビ」
で尺八を演奏されていた尺八奏者松本峭山さんから頂いたコメントです。


現代と古代、現世と神々の世界の垣根を軽く乗り越えたお話、楽しかったです。
読んでいて一番心地よかったのは、舞楽や相撲が神々に捧げられて、無我の境地になって執り行われる場面の数々です。

芸術と武芸が 現世の人間の為だけのものではなく、本来は、目に見えない天地精霊や祖霊、神々に捧げられる祭祀だったという事に感銘を受けました。大切なことを 教えていただいたと感謝いたしております。(尺八奏者 松本峭山)


博多にわかヨネスケ音譜

「東遊伝」~第二幕:ゆかりの地福岡~より
 ゴールデン・ウイーク、五月四日、みどりの日の午後だった。OOは九州場所で昨年末にも福岡空港に来てはいたが、季節の違いと、その時は団体行動中心だったこともあってか、全く別の国に舞い降りたかのような心境だった。
『ようこそ博多どんたく港祭りへ』と書かれた派手な垂れ幕が、目に飛び込んだ。空港内にはカチッカチッいう音の楽しい祭囃子が流れ、お土産などを持ち、晴れやかな顔をした人々が行き交っていた。
「あっ、お相撲さんだ!でっかーい」


追記)しばらくして後、ラジオから昨日の熱戦のような「ホークス鷹対ライオンズライオンの野球中継が流れる。
時を超え、「鷹対獅子」の熱戦(死闘?)が古代でも繰り広げられる。もちろん野球ではありません。はりいDAIGO


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はりいの本「東遊伝~鷹王と八百万の神々」です。


「東遊伝」著者はりいと猫サリーのブログ-cover

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