おはようございます。
昨日は【学習塾の倒産 過去最高ペース】のニュースがXで話題になっていたのでありますが、塾経営が傾く最大の要因は少子化以上に、その本質は「雇用」にあると踏んでいる重本孝です。
塾講師って人気商売なので本来他の人気商売同様売れない人は退場しないといけないのですがなぜか会社は雇い続ける(不当解雇になる可能性が高いからなのですが・・)という構造が一番問題だと私は思います・・
#塾の経営ほどお金の流れがシンプルな業態もなかなかないかも
#リブログありがとうございます!!!!!
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※受付枠が全て埋まる埋まらないに関係なく15日いっぱいまでとなります。
10月1日お問い合わせ
①高1ー天王寺ー男子
②高1ー北野ーー女子
③高2ー茨木ーー女子
④中3になってまだ席空いてたら通うことも無きにしもあらず的な中2の男の子(生徒さんが今のところ自勉派とのこと)
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⑤中2ー豊中3中ー男子
引き続きご検討のほどよろしくお願いいたします。
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私大出願の個人的要諦。
昨日の続きです。
まず昨日の記事にも書きましたる個人的な私大受験の要諦は、
①できれば大学は1〜2校、多くても3校受験にする。
②最低ラインの見極めを外すと信用問題。
③年末から年始にかけての過去問の具合で判断
④どこを“厚くする”かが重要(ここを高校生の子は分かってない場合が多い)
・・となります。
以下解説です。
①できれば大学は1〜2校、多くても3校受験にする。
私大受験について高校生の子たちが絶対に知っておくべきと思うのは、「自分が100%受かる・・・わけではない。」みたいな感覚でとらえているレベルの大学を複数併願するって意外と大変だよ〜んってことです。
#だよ〜ん
世間でも見聞きしますし、自分の教室でもあったのですが、第1志望〜第3志望くらいまでの大学を受けて、第1志望だけ受かるとか、第1志望は受かったけど第2志望で受けた3つは全部落ちたとかというのは大学受験ではそこまで珍しい話ではありません。たぶん。。。
受験中はその受験生の内部外部諸々の環境要因もあると思いますので、結果に対する真の要因を特定するというのは難しいですが、自分の経験上、、、、つまり自習室を眺めてる感覚でいくとやはり「受かりてぇーーーー!!!!!」な第1志望と「まあ、、、最悪◯大で・・」みたいな気持ちがどこかにありつつの第2志望とではやはり過去問のこなす量がまずどの子も違いますし、第1志望の過去問演習の余力でその他もやっとくみたいな感じになってる子は多いです。
逆に言えばそれだけ複数の大学を同時期に並行して連日併願受験するというのはなかなかそれぞれに十分な準備をするというのはふつうのキャパの高校生からすれば少なくとも簡単ではないという所以でしょう。
高校受験と違ってシンプルに1科目あたりの試験時間も長かったりするのでそこは絶対甘く見ない方がいいです。
特に関西の場合は同じ大学であれば問題形式はどこも同じなので複数の学部を受けるのはアリでも複数の大学を受けるのは慎重に検討すべしって感じです。
個人的にはできれば2大学。多くても3大学で、その場合も1つは偏差値的には5〜7くらいは確実に余裕のあるところを精神安定剤的に受ける場合に限るかなと思います。
ちなみに「公立大受かりそう!」なレベルの人は個人的には併願は同志社だけで十分ですが(一応これまでそれでいけてます)、割と同志社落ちて阪大・神大みたいな人も世間的には聞くので、その辺は校内生以外の方は各自の責任でお願いしまんにゃわ。
②最低ラインの見極めを外すと信用問題。
①ともつながる話ですが、ではなぜ一般に高校生は複数の大学を受けるのかと言うと、1つは先ほど述べたとおり複数の大学への対策をこれくらい↓
・・甘く見てるからだと思います。
そしてもう1つは自分が受かる最低ラインがよく分からないから不安に駆られてあっちもそっちも受けたくなるというのもあると思われます。
では「どこまでならまず確実に受かるの?(どの大学未満は受ける必要ないの?)」っていうのは誰が判断するかって言ったらずっと自習室の様子を見ている我々のような人間しかいません。
そうした意味では、個人的には塾代という受験にかかわる外部委託料(受験にまつわるサービス提供料)に報いる手段のうちの1つがこの「見極め」にもあると私は思っており、「◯大までなら確実に通るので、受ける大学自体は★大と◯大の2つでいいかなと思いますよ〜」とアドバイスするのは、責任は重いですし、全落ちさせると信用問題になりますが、非常に重要な任務であると思ってます。
#ていうか高校受験も大学受験もみんななんでそんな要らんとこいっぱい受けるん??
③年末から年始にかけての過去問の具合で判断
これは言葉の意味そのままでございます。
ただ全体で何割いけるか?というよりも、これも受験科目の中で一番配点が高いもので平均的に何割いけるか?という視点を私は経験上重んじており、例えば関関同立であれば英語はやはり安定して8割は越えたい(たま〜に8割切る回もあるくらい)です。
実際問題本番では8割なんかいかなくても全然受かるのですが、世間の現実としては「過去問で行って7割!」みたいな子が「3つ受けたら1つくらい受かんじゃね・・」と思ってて結局全部落ちるみたいなのが多いと思います。
これは私に限らず同じような感じでやってる塾講師の方であれば生徒さんの過去問(もっと言えば得点以上に「過去に余裕持って受かってた人はココは落とさない!」みたいなところ)の具合見たらその勝算は分かるでしょう。
④どこを“厚くする”かが重要(ここを高校生の子は分かってない場合が多い)
さて、これまでの①〜③を踏まえていよいよ出願先を決定していくわけですが、これも個人的な考えでは最初に保護者様が軍資金の提示をしっかりしてあげるのがよいと思います。
#35,000円✖️◯発!みたいな感じで
#もちろん「出したるから受けたいだけ受けろ!」もアリです
#しなければいけないまでは思いません
そしてこの段階で、おそらくこれもある程度一般論になり得ると予想するのですが、高校生の子がやってしまいがちなミスが
どう考えてもキツコビッチな第1志望を「数打ちゃ当たる!」発想で一番たくさん受ける
・・みたいやつです。
例えばお母さんから”8発の弾丸”を渡されたとして、その8回分を「合格最低点、い、、い、、行くかもしれない・・・・ような気がせんでもない。(ていうか行かんけど..)」くらいのところに4〜5発ブッ込んで残り2発を第2志望、最後の1発を第3志望・・・みたいな受け方です。
これも塾講師としてはもしそんな受け方を塾に通ってる人がしようとしてるのであれば「担当者は止めてあげなよ。。。」とは思います。
#それで飛んだ金額でどれだけモノ買ったり、何かしたりできることか..
こういう場合の個人的な正解は、やはり第1志望がその程度の確率なのであれば、
第1志望・・・できれば受けない。受けてもMAX2発
第2志望(現実的な第1志望)に4〜5発
第3志望に2〜3発
この辺りの話はそもそも今ここで想定している受験生のイメージを読者様と共有するのが難しいので伝えにくいのですが、放っておくと私大専願の受験生は結構最初に述べたようなカタチでお金を結局試験日以降は無縁となってしまう大学に溶かしまくってしまいます。
まあ、とにもかくにも私大だけで見ても高校受験よりははるかにややこしい・・・というか、地雷ポイントがいっぱいあることはお分かりいただけるかもしれません。
とりあえず今から授業入りまーす!
#読み直しする余裕なくて誤字脱字多いのごめんなさーーーい
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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