おはようございます。

 

受験が終了したら「合否の結果は聞かない」という選択肢が欲しい重本孝です。

 

#なんやかんやでこの仕事の一番キツイのはこれ・・

 

 

 

 

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豊中市

第1中ーー女子1名

第3中ーー男子1名

ーーーーー女子2名

第4中ーー男子1名

ーーーーー女子1名

第13中女子1名

第15中男子1名

第17中男子1名

 

箕面市

第5中ーー男子1名

 

池田市

北豊島中男子1名

 

吹田市

山田中ーー男子1名

 

茨木市

平田中ーー男子1名

 

合計13名(男子8名・女子5名)

 

 

 

 

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彼女は言った「『まあ、読んでったら分かるやろな〜』・・みたいな。笑」

 

 

公立高校受験において私が一番気を揉むのはやはり国語です。

 

大阪府の公立高校受験においては朝イチで実施される科目が国語で、当然、受験生が一番緊張している状態で臨む科目でもあります。

 

 

この国語という科目は基本的にそのイメージは「情報処理」と記してもよい科目で、漢字や文法を除けば、全ての問題は「解答するために読むべき箇所はどこか?」という脳の動きを要求されます。

 

記号にせよ、抜き出し(去年無かったけど・・)にせよ、記述にせよ、その全ては作問者が設定した「ここ読んでや〜」を探す旅であり、

 

高い次元で点数が安定する人→設問に答えるために何を探せばよいかを明確に自覚したうえで本文に目を走らせる

 

国語が得点源にならない人→設問に答えるために何を探せばよいかがふんわりした状態で本文に目を移して見つけられずただただ焦る

 

の違いが大きいです。

 

 

で、結局国語が日頃から、あるいは本番限定で大崩壊する人というのは、これは間違いなく後者の状態に脳が陥っちゃう人なのであり、それを防ぐためにはシンプルに「え!?何これ!!??分からへん!!!???」・・・からの、我を見失って全部“ふんわり解答”というヘブンズゲートを等速直線運動でくぐり抜ける・・・みたいな展開にならないようにしないといけません。

 

 

以前、北野の女の子で、私が見てきた歴代の生徒さんの中でも国語が天才的な子に「『読んでて何言ってるか分からへん!』ってなることってないん?」とたずねますと、その子は・・

 

「あります。」

 

・・とのことだったので、続けて私が「その場合って・・?」とさらにたずねますと、

 

「『まあ、読んでったら分かるやろな〜』・・みたいな。笑」

 

とのことでした。

 

 

一見何ら中3の子たちに有益な情報がないかのように見えるこのやりとりですが、実はこの

 

「『まあ、読んでったら分かるやろな〜』・・みたいな。笑」

 

・・こそが、当日、国語で「稼ぐ」or「崩壊」の分水嶺だと私は思います。

 

要は「稼ぐ」側の子っていうのは「分からへん」になった際に、余計にゆっくりと読んで頭の中を整理していくのに対し、「崩壊」側の子っていうのは「分からへん」になった際に、即座に焦りのスイッチがONになり無意識的に情報処理をしようとするので、余計に頭の中がとっちらかって、脳の混乱が雪だるま式に大きくなり、完全に・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓みたいな感じになります。

 

 

 

 

 

 

なので、とにかく「読んでったら分かるやろ」の精神と、一休さんレベルの「慌てない慌てない」精神で、「ん??」となったときこそ余計にゆ〜っくり読む(要はこういうこと!と意識的に整理しながら読む)ということを自習で練習しておいて欲しいと思います。

 

素材として2016〜2024までの国語のC問題でよいですが、中でも2019は先制パンチ的な問題があって、苦手な人ならいきなりヒヨる傾向のある問題で繰り返しやっておくとよいと思います。

 

また「いやいや・・国語こそ解答覚えちゃってるよ〜」の心配があるかと思いますが、そうではありません。

 

大切なのは解答ではなく解答するまでのプロセス、つまり、【設問を読んでそこから探すべき情報(本文内容というよりは「単語」や「構文」で探す)を脳内にセティングする】→【該当箇所を探しして見つける】を数年分繰り返すと、特に大阪の公立高校の問題はその問題の作り(正答に至るまでのプロセス設計)がワンパターンなので、それが自覚できてくれば、それなりに本番でも余裕を持てるようになると思います。

 

 

何分教室での授業ではないので伝えにくい部分もあるのですが、どうか「文理学科合格したら究永舎通う!」のみなさんの国語がサクセスされますことを祈っております。

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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