おはようございます。
神戸高校総合理学科の倍率を見て2015年に終結した『大阪北野戦争』を思い返した重本孝です。
#その後の展開はご存じの通り
最近、アホみたいな話ではあるのですが、毎日「時計壊れてる??」と本気で思ってしまうほど1日を早く感じてます・・
#メール・LINEの返信が遅れる傾向になっておりますこと申し訳なく思っております・・
#リブログありがとうございまーーーーーす!!!!
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大阪府公立高校入試おける国語の覚書。
昨日、数学について「ここ20年分くらいの過去問の中で手に入る分を繰り返ししよう!」風味なことを書いたのですが、国語についてはちょっと話が違うので書いておきます。
国語で過去問として使い物になるのは
2011年〜2015年の前期入試の問題
2016年以降のC問題
・・となります。
ちなみに2013年の前期はあまりに作りがヒドイのでこれだけは無視でいいです。
#個人的には2011年の問題が一番好き
あと、ムズカシ回で言えば2016年、2019年あたりは合格者の点数は低めです。
近年、大阪府の国語はその素材がチビチビと高校の現代文寄りになってきており、苦手民からすればなかなかきっつーですし、上位校狙いの国強数弱女子なんかからすれば「ありがとーーーーーーーーーーーーーーー」だったりします。
これは意外と意識されていないことかもしれませんが、計算や文章を読むという行為にも運動のように最初は脳のウォーミングアップがそれなりに必要で、個人差はありますが、“脳が温まっていない”中で自分の思う自分の力を発揮しようとするとつまづきやすいです。
つまり入試当日、その日初めて読む文章が国語のC問題だとかいう場合、これは人によっては「寝起きから1分後に50m走を自己ベストに近いタイムで走れ!」と言われるような状況で、なかなかまともに力が発揮できずに沈むことというのもあり得ます。
なので国語に限らず試験当日は必ず休み時間の後半には次の科目の問題(すでにやった過去問など)を解いて、その科目に必要な脳の箇所を十二分に”ストレッチ”させておくことが必要だと考えます。
#少なくともやって損はない
またよく数学はできるが国語がダメ・・という人がいますが、個人的にはこれは数学で使う脳の部位で国語を解いているんじゃないかと思えるときがあったりします。
数学はときに過去の経験を起因とするインスピレーションのようなもので「こうじゃね?」で解いたりすることがあると思うのですが、この解き方で国語をやるとだいたい事故ります。
国語に「こうじゃね?」は一切必要ありません、ていうか、それをやっちゃ〜お終め〜よ・・・とすら言えます。
国語で必要なのはとにかく要約です。要約。
「要はこういうこと!」っていう頭の使い方です。
実は国語が得意な子と苦手な子それぞれに実験してみればすぐに分かるのですが、例えば国語が得意な子と苦手な子が同じ映画を見た場合って、「それってどんな話なん?」とたずねると前者は聞き手に分からせようと頑張って話してくれますが、後者はかなりの確率でそういう行為を面倒がります。
「要約する」という行為が国語苦手民にとって苦手な証左です。
逆に言えば国語が得意な人からすれば何かを「要約する」というのは日常行為となっており、試験でもそれを行うだけとなります。
こちらは今度は国語得意民が何もしなくても国語が得意である証左となります。
これはあまりに地味過ぎてなかなか実践する人は少ないのですが、とにかく国語苦手民は文章を読んでいて「ちょっと分かりにくいな・・」となったら、毎回その1〜2段落手前くらいから「要約」が効いてない状況なので、少し文章をバックしたところを「要はこういうこと言ってる!」と自分で自分の脳に言い聞かせながら要約していきましょう。
それが当たり前になるにつれて国語という科目が少しずつマシになっていくはずです。
#「要はこういうこと!」という思考を習慣化しよう
#大学受験の英語こそめちゃこの能力使う
まかり間違ってもこの「要約力が弱い人」が特定の単語や接続詞に注目して・・なんてことをやるとどエラい目に遭いますので注意して下さい。
国語は作問者の力量に一番影響を受ける科目ですが、大阪府の公立高校入試は2013年度の前期の問題を除けばなかなかいい問題が多いですので、繰り返し解いて問題の作られ方を理解するところまでいければベストかと思います。
#公立の問題と受験生の性質を熟知したいい先生に見てもらえれば国語は一番ベストですが・・
#「最悪7割取れればいいや!」のスタンスでいくつかの問題は解答用紙の配点を見ながら捨てていくのも手です
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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