おはようございます。
購入した電気毛布が電源を入れても1度も通電しない重本孝です。
#みんなが帰った後教室でただの毛布として愛用中
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2025年シーズン新中2講座にご興味のある方はこちらを必ずお読み下さい。↓
2025年シーズン新中2講座受付状況
豊中市
第1中ーー女子1名
第3中ーー男子1名
ーーーーー女子2名
第4中ーー男子1名
ーーーーー女子1名
第13中ー女子1名
第15中ー男子1名
第17中ー男子1名
箕面市
第5中ーー男子1名
池田市
北豊島中ー男子1名
吹田市
山田中ーー男子1名
茨木市
平田中ーー男子1名
合計13名(男子8名・女子5名)
新中3(現中2)の方はこちら↓
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だ〜れが落とした受験生・・
#しっくり来るタイトルが思いつかずこんな着地点に・・
いつぞやの下書きより、取り上げるのを完全に忘れておったネタです。
先日、以下のような記事が出ておりました。
リンク元がしばらくしたら消えると思いますので下記に話の概略と個人的パンチラインを取り上げます。
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多くの高校では学期制が採用されており、4月から夏休みまでを1学期、冬休みまでを2学期、年度替わりの3月までを3学期としている。1年を前後期にわけるセメスター制(2学期制)を採用している学校もあるのだが、近年では「3年0学期」を導入する学校が増えているという。
3年0学期とは、2年生の3学期のこと。生徒たちに受験年次が近づいていることを自覚してもらうために、3学期に入った2年生たちに「きょうから3年0学期に入ります」と宣言する、というわけだ。
〜中略〜
大手予備校「河合塾」もこうした動向を踏まえて、昨年から高校3年生向きコースのスタートを4月からではなく1月からに繰り上げた。
そして記事中の個人的なMVP(MOST VALUABLE PUNCHLINE)が・・
河合塾主席研究員の近藤治さんは「勉強だけでなく、部活もあるし現役生は忙しいんです。第一志望に受からなかった理由を聞くと『間に合わなかった』が圧倒的。もう2、3カ月あれば間に合ったという受験生は多いんです。それなら前倒しするしかないということで、1月スタートに切り上げました」
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これを読んで「ほんまそれ!」っていう高校生は是非河合に行くべきです。
そして逆に「言ってることが理解できない・・・」っていう高校生にこそ求められるような教室を今後も創っていきたいな〜・・とこの記事を読んで改めて思う次第です。
受験の世界というのは、ある種ホンーーーートに毎年同じことの繰り返しで、「今年はこの勉強法を選んだ人が勝ちやすかったか〜・・」とか「ここ数年はこういうタイプの人が受かりやすい傾向にある・・」っていうのはなくて、いつの時代のどの地域でも受験でサクセスする人とアンサクセスする人の「思考型・行動型」っていうのは大部分が共通するところがあると推察します。
私が塾講師を初めた2000年頃の「クラストップ」みたいな人と、今この2025年に担当している「クラストップ」みたいな人ってやっぱりすごい似てるし、逆もまた然りです。
なのでこれは一般論として、高1の子なんかは高2高3の先輩たちの「砕け散るところを見せてあげる」な様子をよく観察することをオススメしたいです。
誤解を恐れず言えばそんな小難しい話ではなくて、結局
・明確な目標をイメージする
・毎日勉強する
・勉強中は集中する
・失敗(なぜできないのか)を客観的に分析する
この4つが習慣化できてるか否かだけを抑えとけばオッケー牧場だと私は思います。
世の中にはこの4つがない状態で悩んだりしてる人もいるかと思うのですが、それは毎日3食を二郎系ラーメン、水分補給にスタバのフラペチーノ、完食にポテチを食べながら「体重が落ちない・・」と悩んでるに等しいです。
#客観的にものを見れる人は人生の悩みやイライラが減ります
そういった点から考えると
「勉強だけでなく、部活もあるし現役生は忙しいんです。第一志望に受からなかった理由を聞くと『間に合わなかった』が圧倒的。もう2、3カ月あれば間に合ったという受験生は多いんです。それなら前倒しするしかないということで、1月スタートに切り上げました」
というセリフがいかに地獄界隈なセリフかっていうのが分かろうというものです。
#生徒に受からなかった理由をたずねた
#「間に合わなかった」という答えが多かった
#解決策として「3ヶ月前倒しで1月から授業開始で少子化で先細りする売り上げ補填だ!」
#オレの心の楳図かずおが叫んだ
これはみなさんご承知の通り、「間に合わなかった界隈」の受験生もいれば「いや、オレ、部活しながら間に合ったんだけど・・界隈」の受験生もいつの時代もいるもので、教室現場で見る限り、結局前者が「余裕」ととらえているものは「油断」にコロモをまぶしてカラッと揚げたものであり、後者が「油断」として畏れ、忌避し続けたものが結局最後は「余裕」になるというちょっとした構造がそこにはあると思います。
そして現役の春に涙のリクエストを決めた子に対して、カリスマ講師と良質のテキストが難関大合格へのカギと思い込ませて大量の資金を投じさせ、結局それなりの数の浪人生を繰り返しアンサクセスさせてしまう展開は、人生の袋小路に迷い込んだ人を“教義”が救うとしてお布施を収めさせる怪しい新興宗教の手口の同型と思えなくもありません。爆
「0学期」呼びだろうが、「前倒しスタート」だろうが、アンサクセスする人の本質は与えられた時間を与えられただけそれを甘く見積もってしまうところにあると白亜紀の頃からパターンは決まっており、本来ならば少しずつ中高生のそうした無意識の部分にアクセスすることに学校・塾・予備校は心を砕かないといけないのですが、そういう抽象的な手法は親(“株主”)への受けが悪いので、特に偏差値レイヤーが下がれば下がるほど、そうしたところの学校や塾・予備校はミスリードの北斗百裂拳を繰り出し、上位者との差がより開いてしまうという悲しい構造が存在するというのも、これまたいつの時代もそうなのかなと思われます。
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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