おはようございます。
今年新調した冬の布団セット一式が心地良過ぎてただでさえ朝が弱いのにさらに弱くなっている重本孝です。
#感謝と共に眠る
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豊中市
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ーーーーー女子2名
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吹田市
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大阪府の公立高校に合格するためのチェック項目はこれ。
一般的に「合格した人の方が不合格だった人よりも頑張った・・」という漠然としたイメージがあると思うのですが、進学教室の現場に何年もおりますと、個人的にはどうも「そのイメージは本質を突いてないんだ感」が結構あるんですね。
私の中で合格者の本質っていうのは、やっぱり「受かるところを受けた人」っていう感じで、不合格になった人の本質はその逆、すなわち「それなりに落ちる確率がまあまああるのに受けた人」となります。
ですから合格するためにはそもそもの「受かる基準」というものに敏感になり、なおかつ、そのハードルを余裕を持って越えておかないと合格はおぼつきません。
そこで今回は大阪府公立高校受験における「受かるのかい?受からなのかい?[以下省略]。」の個人的に思うポイントを書いてみようと思います。
まずはざっと以下のような順で私であればその生徒さんの合格確率を検討します。
①内申は十分にあるか?
②理社は志望校の水準に達しているか?
③英語は志望校の水準に達しているか?
④数学の点数の安定感はどうか?
⑤国語の点数の安定感はどうか?
⑥本番で力がどの程度発揮できそうか?
以下解説です。
まず
①内申は十分にあるか?
②理社は志望校の水準に達しているか?
③英語は志望校の水準に達しているか?
・・・を、合格者の水準で満たせていない=普通は落ちる・・であると私は考えます。
特に①②が満たせていなければ個人的には「MURI」だと判断しますし、それはもちろん「先生はそう思う。」というのは言います。
これら①②③というのは、例えば究永舎界隈の公立高校であれば、北野→豊中→池田・箕面→桜塚・・と、それぞれのレベル感の一番顕著な違いになっている部分であり(結局のところ受験はインプット量の差が大きい)、ここでライバルに遅れを取っているというのは、それすなわち、数学や国語で逆転ホームランをかっ飛ばさないといけないことを指すのですが、それは大人の世界に例えれば「学生時代に全然勉強してなくて優良な職場で働けないのなら自分で起業して一発当てればいいじゃん!」に近いところがあって、即不可能にはならないんだけど、それにはそれなりに才能と運が必要・・・といったところです。
なので繰り返しになりますが、、、
①内申は十分にあるか?
②理社は志望校の水準に達しているか?
③英語は志望校の水準に達しているか?
・・・を、合格者の水準で満たせていない=普通は落ちる・・であると私は考えますし、これは裏を返せば、志望校合格の確率を高めたければ、まずはこの②③(①はもうほとんど動かないので)を必死に磨いていくという姿勢が大切になってきます。
続いて
④数学の点数の安定感はどうか?
⑤国語の点数の安定感はどうか?
・・についてですが、まず大切な認識として、国語と数学は過去問のやり込みと研究、そしてそれらから得た知見をベースとした戦略がめちゃくちゃ重要になってきます。
過去問を最低でも10年スパンくらいでやれば生徒さんでも気づくことですし、ましてやそれを毎年何人分もの答案をチェックしながら見てきた塾講師であれば、この数学と国語という科目は凹むときの凹み方が英理社とは比べ物にならないほどエゲツないということは承知の通りであると思います。
例えるならば、英理社の得点のアップダウンというのは、一般サラリーマンの給料のアップダウンみたいな振れ幅なのに対して、数学や国語というのは、プロ野球選手の年俸のアップダウンのようなもので、ハズしたときのそのハズれ方がとんでもないんです。
#もちろん生徒さんにもよりますが
なので数学と国語に関しては塾講師の感覚としては、大阪府の公立高校受験の場合は「点数を取りに行く」というよりは、「大崩れしない練習を徹底する」というのが強いです。(ここの具体的な内容についてはまた明日書きます。)
とりあえずここまでをまとめますと、大阪府公立高校入試における志望校合格の要諦としては、
「内申、理科、社会、英語のトータルで合格者平均を少しでも越えている状態にして、かつ、数学と国語は本番は高得点でなくてもよいので、とにかく大崩れしないようにする」
ということになります。
そして最後に
⑥本番で力がどの程度発揮できそうか?
・・でありますが、これもその受験生の脳の性質うんぬんの観点は個人的にはケアしますが、とりあえず"一般論として"経験上言ってもよいのではないかと思うのは、数字的には①〜⑤を満たしているのに、どこかイヤな予感がしつつ、、、、やはり落ちた・・という事例に該当する受験生というのは、これはすべからく「日頃から自分をそこまで追い込まないタイプ」であると私は思います。
数字的には受かりそうにないのに最後の最後で受かっちゃうタイプの受験生が自習室終了のギリギリまで粘ってガンガンに過去問&反省会を日増しに鬼気迫る感じでやりまくる反面(先生の言ったことの即実行度が半端ない生徒さん)、表面上受かりそうなのに落ちそうな香りがリンスのようにそこそこふんわり漂っていて、合格発表の日に「ダメでした・・」と、電話をかけてくるタイプの子(男子が多い)って、この20数年のキャリアで思い返せる限りではぶっちゃけ全員「いやいや、、、これまでもそこまで自習してるとは言えない感じなのに、せめて直前期くらい自分を追い込んだらいいのに・・」と思わせる受験生ばかりでした。
とりあえず、やや雑な言い方にはなりますが、これは高校受験も大学受験も
落ちたくなければ
受かるところを受ける
・・っていうのが最後の志望校合格への身も蓋も無い鉄則になろうかと私は思います。
#落ち易い子っていうのはとにかく生活上のあらゆる見込みが甘いという特徴がある・・
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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