おはようございます。
徒歩1分の家にすら帰るのが面倒臭くなりつつある重本孝です。
#誰もおらん教室から誰もおらん家に帰る意味って、、
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単語帳という呪縛。〜高2生へのメッセージ付き〜
中学生よりも高校生を教えている時にハイパー顕著に感じるのがやはり「英語は単語」だということです。
ただこれって誰よりも高校生自身が強く感じているはずで、だからこそだいたい「そろそろ勉強やろうかな〜・・」っていう高校生はまずは英単語を覚え始めたりします。
・・で、だいたい1週間と続きません。爆
そんな高校生の子たちにお伝えしたいのが、とにもかくにも「つまらない」と感じると続かないし頭に残らないってことです。
そういう観点から申せば私は英単語の知識を増やすのに「単語帳でやる!」と決めつけなくてもいいんじゃないかって思ってます。
きっと高校生の子の中には「まずはこの単語帳のどのページの何を聞かれても答えられるようにして・・」って力を入れる子もいると思うのですが、先ほども申しましたように、「う〜・・つまらん・・」ってなっちゃうと続かないんです。
そこでさらに無理して「いや・・単語帳覚えないと・・」って気持ち的に無理しちゃうとその反動で今度は例の「やる気出ねぇ〜・・」みたいな波が押し寄せてまた“ふりだしに戻る”となります。
実際私自身は単語帳や単語カードで何回挫折したか分かりません。
なんならそこまで「この単語帳をやり込んだ!」みたいな記憶もありません。
自分の感覚としては、単語帳の役割っていうのはあくまで
①発音の確認
②『見たことある』を増やす
③時間つぶし
の3点で、そこに「身につける」が使用目的としては入っていません。
ではどうやって英語の語彙力を高めるかっていうことなんですが、それは私の場合はひたすら入試問題を解いて、その後に「読めなかったところ」「誤読していたところ」などの反省会を行う際に、辞書や語源辞典などで知らない単語を調べまくり、その過程で知らぬ間に語彙が増えていったと思います。
入試問題によく出てくる単語というのは入試問題をやってれば自然とよく出くわす単語なわけでして、そういう意味でも入試問題をやって出てきたやつを調べる過程で語彙を高めるという狙いは理にかなっていると思います。
辞書を引く回数に語彙は比例するんです。
そんなこんなで私は日頃から生徒さんにも「問題ファースト(まずは問題を解きましょう!)」を説いておるのですが、これについてはもう1つ思ってることがあって、人間って1回「なんじゃこりゃ?」っていう松田優作タイムを挟んだ方が脳の吸収効率が上がると思うんです。
いきなり
「ドラミちゃんのリボンって、あれは実は耳なんだよ。」
って言われて会話が終わるのと、
「ドラミちゃんってなんで頭にリボンつけてるか知ってる?」
って言われて、
「はて?何か理由でもあるんかいな??」
と考えて、相手から
「ヒントはドラミちゃんのお兄ちゃん。」
とかって言われて、
「え?ドラミちゃんの兄貴って、ドラえもんやんな?ええ〜〜〜・・・どう関係あんの??もう早く教えて〜!」
ってなったタイミングで
「答えは、、、耳をネズミにかじられたドラえもんを可哀想に思った博士がプレンゼントで妹のドラミちゃんを作ったんだけど、その際妹に耳があったらドラえもんが僻(ひが)むと思って、ドラミちゃんの耳の機能は、あのリボンに担わせることにしたっていう設定らしいよ。」
と言われれば、この一連のやりとりをしたっていう記憶とともに「ドラミちゃんのリボンは実は耳」っていう知識が余計に残る感じがします。
#します
今言いたいのは、単語帳だとどうもこの「これなんていう意味やったっけ?」っていうのが、長文を読んでる中で「これなんていう意味やったっけ?」になるのと比べるとちょっと弱い感じがするんですね。
#個人の感想です
ややもすると高校生の子からしたら「長文の中で知らん単語が出てきてそれ調べるのとか面倒臭くね?」っていう冬のファンタジーみたいな子もいるかもしれないのですが、その単語の意味を知るのに効率の良し悪しってどうでもよくて、身につくかどうかが今日の話の最大焦点であり、高校生の子にとっても最重要案件なので、そうした意味では、単語帳でずっとやるより、暗号解読気分で長文問題を「何書いとんねん?」ってなりながら辞書を引き引き紐解いていく方が結果的に語彙力は着実に高まっていくということはあり得ると思います。
少なくとも私の場合は絶対そうでした。
高校2年生の人たちの大半はきっと1年後の今頃「嗚呼、、あのとき(2024年12月10日)からやってたら今頃はもっと・・・」ってなると思います。
ただそこで「よし神授業!神参考書!」って受け身になるのではなく、積極的に自分の感覚と向き合いつつ、こうかな?ああかな?って考えながら毎日各自の自習室に通ってみて欲しいと思います。
逆説的ではありますが、結局本当の効率とは大量の思考的・行動的な無駄を積み重ねた先にあるもので、無駄を無駄と確信するに至るまでの量をガッツリこなせた人だけがたどり着ける領域なんじゃないかって私は思ってます。
1年後に「嗚呼・・あのとき行動取ってたら今頃オレ(私)だって・・・」って模試で京阪神のAやB取ってる同級生見て受け入れられる自信があるんだったら話は変わります。
しかし、「いやいや、、、そんなことはあってはならん。断じてならん!!!!!そんなんなったら絶対に1年後の自分は絶対に今の自分を赤本でぶん殴りに行きたくなる。。。」というのであれば、とにかくまず大切なのは“毎日継続できるカタチ”を探って見つけることです。
さあ、今日は帰りにコンビニで好きなお菓子の1つでも買ってから自習室に直行してみませんか?
#究永舎生はうっふプリン(カラメルと抹茶)残ってるからお召し上がり下さい
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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