おはようございます。
例のフグ屋さんへ餓死寸前で向かう道中、天一、いきなりステーキ、びくドンの誘惑に何度も負けそうになった重本孝です。
#びくドンたぶん15年以上食べてない
#リブログありがとうございます!!!!
今年も公立高校の合格発表日がやってくる・・・
そんなわけで明日はいよいよ午前10時に公立高校の合格発表です。今年は中3全14名中14名が公立高校志望です。
北野 ?/1
大手前?/1
高津 ?/2
豊中 ?/4
池田 ?/4
箕面 ?/1
桜塚 ?/1
もちろん1人1人とも確認はしておるのですが、今年は究永舎始まって以来、最大のハードラックの可能性をはらんでおり正直例年とは今の心境は異なります。
とにかく自分で塾を開くようになってからの合格発表の緊張感というのは大手時代の自分からはその想像を絶するものがあります。
特に近年はこのブログによる悪目立ち(?)のせいもあり、合格発表日のアクセス数のさらなる爆増も分かっていることなどもその緊張にプラスアルファの拍車をかけます。
#自業自得
受かっていたらそれはそれで良いとして、やはり残念だった場合というのはホントにこちらも悲しいし、申し訳ない気持ちになります。
先日も受験後、自習室の荷物を引き取りにきた子が、テストの出来が不安らしく、その素直な心境を吐露した後、帰り際に「・・もし落ちてても(高校クラス)通います。」との一言を残して帰路につかれました。
この一言の重みっていうのはホントにシリアスで、今からさらに3年後、今回とは比べ物にならない山を登頂し、絶対に笑顔で卒業してもらいたいとすでに腹をくくっております。
さて、今日はやや気を紛らわすためにも、ここで公立高校の合格発表(午前10時!)の日の塾講師(重本先生)の動向を求められていないにも関わらず読者様とパタパタママ風に共有したいと思います。
9:55
私は毎年発表の日はギリギリに教室に入ります。
9:57くらい
脈が通常とは異なり普段私は手足は温かいのですが、明らかに手足の先が冷たくなり、横隔膜あたりにブルった感触を感じます。
9:59
「はぁ〜〜〜・・・・始まるな・・・(覚悟を決める)」
10:00
究永舎は電波時計を置いているため秒針が【12】を「カチっ」と指した瞬間・・・「はぁ〜〜・・・・(各学校/各お家で)ついに始まったな。。。」
10:03〜04
「プルルルル、プルルルル・・」1人目からの電話。
震える手で受話器を取る。
この電話を皮切りにいよいよ怒涛の連絡ラッシュが始まる!!
しかしだいたい最初の5分前後の数人は確実に受かった子からの電話なので正直まだ気は少しラク。
毎年「あの子とあの子は・・」と“危ない子”が頭の中で何人かいるので、もしこの初期段階でそうした子から「受かりましたー!」とかかってくると何かがフワッと軽くなる感触がある。シャーー!!!!!!
#心の亀田大毅発動
10:10過ぎ
徐々に電話に出るのが怖くなって先ほどより電話に出るタイミングが腹をくくる間の分だけ遅くなる。手はめちゃめちゃ冷たい。
10:15前後過ぎ
不合格の子が出た場合はこのあたりのタイミングでかかってくることが多い。
ただこのタイミングでの不合格連絡をくれる子は非常にトーンは低いながらも「先生にちゃんと伝えな!!」という自覚が強く、受話器の向こうから悔しい気持ちを押し殺してなんとか伝えてくれている感がすごく、こちらもこれまでの労をねぎらう言葉と、高校クラスも来てくれる場合は、そのことへの感謝の言葉、そして何より3年間また一緒に頑張ろうという言葉を動揺を抑えつつきちんと相手に伝える。
10:20
不合格の連絡があった場合はおいそれと簡単に受話器は置けないし置きたくないので、どうしても合格連絡に対するものよりも話をする時間がかかるため、その間に連絡をくれた子からすれば【「話し中」→「しゃあない、ちょっとしてから掛けよう」】のムーブになり、もともと、結果を見てスグに連絡をくれていた子の何人かがこのタイミングでやっと私に電話がつながることとなる。(ゴメン!)
ちなみに昔、ある出来事があってからは、不合格連絡の際、私の場合はできるだけその場に保護者様もおられるかどうかを確認し、おられる場合はお話させて頂くようにしています。
サービス業に生きる者として一番不甲斐ない瞬間でもあります。
10:25〜30
早い年度だとだいたいこの時間帯に最後の1人が掛けてきて合格発表自体は終了となり、結果報告のブログを書きます。
しかし年度によっては落ちたショックでなかなか電話が掛けられない生徒さんがおられ、11時を回ってようやく掛かってくることも。
ちなみに究永舎的「おいおい連絡遅いよ〜・・」記録は2時間経過後の12時過ぎという子が2013、2014とお2人おられました。
2013の子は「前日にiPhone買ってもらって持っていってたんスけど(電話の)掛け方が分からなくて、そのまま友だちと中学校報告行かざるを得なくて、それで今家帰ってきました。。。」
2014の子は「ワタシ含めて友だち3人と見に行ったんですけど、友だちが1人だけ落ちちゃって『一緒に通えなくなってゴメン。。』って泣き崩れてもう1人の(受かってる)子とその子を支えて学校に報告行ったりしてて遅くなりました。。。」
#いずれの子も絶対受かってる子だったので気は楽だった
#だから友だちと一緒に行くなとあれほど言っていたのに・・
これまでも合格発表においては様々な忘れられない出来事、とりわけ感動的な瞬間がむっちゃありますが、私だけの思い出ということで何年経っても心のうちに大事にしまっておこうと思います。
#教室でたまに話すけど
特にEXIT事件以降、
こうした一連の流れを1人で受け止めるため、不合格が出た場合は全員からの連絡を受け取ってブログをアップした後はなかなか動けない、、、というか何もやる気が置きずしばらくボーーーーっとするわけですが、それでもその日の授業時間はやってくるし、また来年も受験はやってくるので少しずつ気持ちを持ち直して新たな受験に向けてやっていきます。
ちなみに不合格になった子の場合は、私立の入学者説明会がその日にはないため、できるだけその日の内に教室に来てもらって少しでもまた前を向いてもらえるよういろんな“フェニックス”な先輩の事例なども伝えてお家に戻ってもらいます。もちろん話す内容はその子の性格や受験プロセス次第で変わることは言うまでもありません。
#まさか【不合格者への対応マニュアル】を今日の晩あたりに各教室で確認している塾なんてないですよね?悪い顔
そして・・・・これからの3年間も毎度のことながらまた早いんだろうなと。。。
#↑マジ、マッハ..
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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