おはようございます。

(アメブロのパソコン表示が3/26夜現在おかしいような..)

 

 

2日前の

 

塾なしで文理学科と現役で阪大に受かる子と東進で爆睡する子の決定的な違いが判明。

 

の記事が2月末の英検の記事以上に多くの方に読んで頂いているようなのですが、こんなことなら端的に申してあんなアホな写真載せなきゃよかった・・な重本孝です。

 

#かわいくてごめん

 

 

 

 

塾を利用して中学受験・高校受験をクリアした人は大学受験のココに注意。

 

 

注:超ハイスペックな高校生は本日の内容に全く当てはまらない可能性が十二分にあります。ご了承下さい。

 

 

 

私はまず中学受験&高校受験に対して、大学受験のその性質の違いを念頭に置くことが大学受験を志す方にとられて非常に大切であると思っています。

 

 

まず、大学受験は習得事項の量が中学受験・高校受験とは比べものにならないくらい

 

 

AH〜デカメロンおおっ!

 

 

なので、塾の授業時間で受験に必要な知識を全てまかなうことは不可能だというのがあります。

 

#言いたいだけ

 

 

中学受験・高校受験とかだと、まず受験科目がクラスのみんなで同じである場合が圧倒的に多いですし、問題の解説なんかも、それが過去問などであっても丸々授業中に全部できてしまうことが圧倒的に多いです。

 

大学受験ではそれは無理だし、物理的にできたとしても、それでは受かる人(自立している人)のスピードにぶっちぎりで劣るので、全然勝てません。

 

あとは「受験=暗記メイン」という脳神経細胞に関わるジャンルであるという性質上、その勉強が能動的か受動的かというのがめちゃくちゃデカイです。

 

つまり、例えば高校野球バカの重本であれば甲子園の試合を1試合みたら強豪チームのレギュラーメンバーとか、注目選手とかだったら勝手にサクサク頭に入るんですが、ジャニーズの子とかだと、だれがスノウマンでストーンズには誰がいてとかっていうのはいつまで経っても覚えられません。

 

この逆もまた然りで、野球興味ない子であれば大阪桐蔭の今年のレギュラーはどんな選手でとかどれだけ説明しても頭に残らないと思いますが、逆にジャニーズが好きな子とかだったら各グループのメンバーの覚えも早いんです。諸星くんとか内海くんとか赤坂くんとか。

 

#シャカリキコロンブス

 

 

この点を中学受験や高校受験などの塾では先生が強制的にテストを繰り返すことなどによって、スペックの高い子であればまあまあ覚えられて定着したりするところもあるのですが、実はこれは完全に麻薬的な勉強で、大なり小なりそういう風にして合格して、「塾のおかげ!」感を心に刻んでしまうと、大学受験でも同じ手法を取ろうとして失敗します。

 

言わば大学受験という名のアルプス山脈において完全に自力歩行困難状態になってしまっているのです。

 

「クララが立った!」はハイジの突き放した態度あってのことだったのですね。

 

#この例え合ってます?

#教えておじいさん

 

 

 

とにもかくにも大学受験における受験産業の活用法で一番やってはいけないのは、課金 on 課金 で深く考えずに「授業数をやたら増やす(たいていその分宿題も増える)」ということです。

 

授業いっぱいで先週の“とある授業”の内容について全然復習できていないっていうのが一番アカンやつで最悪です。

 

もちろんそんなことしてる間にウチの重本要らん説を唱える上位人の子らみたいなタイプの受験生にさらに差を空けられます。

 

この点は大変恐縮ながらむしろ保護者様にご留意頂きたいポイントとなります。

 

 

 

中学受験や高校受験なんかで〇中・○高対策クラス+個別+家庭教師+オンラインなどなどの合わせ技受験コンボ共和国で、ついぞ受かってしまったりすると、「それで良かったんだ!」となって、せっかくの合格が、大学受験にとってはビル=ゲイツ言うところの「成功は最低の教師だ」になったりします。

 

つまり、次回の難関大学合格という名の2匹目のドジョウを“前回”と同じ手法で狙いにいっちゃうのですね。

 

ところがどっこいこの“2匹目”はやたらドデカイので、釣竿の本数を増やしたところでそもそもの貧腕フィッシャーズでは釣り上げることがままならず、結局そのときまでに自らをゴリゴリの“きんにくん”に仕上げた剛腕能動継続努力集中モンスターのみが獲物をかっさらいます。

 

 

 

いまここでこんなことを書きながら改めて思うのはホントに受験産業って上手くできてるな・・・ってことです。苦笑

 

#詳細は・・・塾業界のパラドクス 〜マッチポンプ売りのおじさんたち〜

 

 

 

 

自分がこれまで塾講師をやってきた経験上、やはり中学生の子の方が高校生より柔軟だし謙虚なので、変われる可能性は圧倒的に中学生の時期の方が高いです。

 

高校受験なんてホントに「自習力」を鍛える絶好の機会ですから、ぜひぜひそこを意識して取り組まれることをオススメ致します。

 

ちなみに究永舎みたいな塾だったらそもそもが進学校の上位層のお兄さんお姉さんがいるのですから中学生の子たちにとっては非常に良い環境ですよね。照

 

#昨日も新高1の豊高の女の子が先輩に囲まれて早速自習室で高校の課題頑張ってましたわ

 

 

これってほら、例えば小学校や中学校の間に歯列矯正してる女の子とかって、やっぱりちょっと矯正してること(そのことによる外見)をお年頃的にも気にしてたりするじゃないですか、でもそれを忍びつつ高校生くらいでそれが終わった後って、やっぱりキレイな歯並びが手に入って「良かった〜」ってなってると思うんですね。

 

要はそんな感じで、ちょっとした将来でハッピーになれるための要素を育てていくと。

 

無駄に通塾回数を増やしたり、宿題攻めしか能がない昭和の塾講師に課金したり、生徒さんが復習する余裕がないほどにあちこちの受験産業に課金するのをやめて、まずは自習時間を確保することが重要だと思います。

 

 

ホントに体脂肪がつきまくりボンバーしてからのダイエットや筋トレと一緒で「あ、こりゃマズイな・・(大学受験乗り越えられんわ・・)」っていう状態になればなるほどそこから「通用する生き様」に矯正するのには時間がかかると思います。ていうかたいてい[自主規制]。

 

#ヒント : 浪人生の合格率

 

 

 

昨日は日曜で授業は無かったんですが、部活の無かった新高3の文理学科で上位の子は朝から晩までコースで頑張ってました。

 

卒業した先輩たちやヨシヒロ兄弟なんかもそうですが、そういう自習が利く人たちから順に受かっていくんですね。

 

 

げに大学受験は残酷っす。。。(本当に残酷なのは受験産業なのではないかとも思いますが)

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

ご興味のある方はコチラ。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室