ウオノラゴンによって完全に粗暴なイメージをネット上で広められたので、『上品な男性』『紳士的な男性』という検索ワードをこの24時間で2回ずつほどググった重本孝こと塾業界の吉永小百合です。
#“蹴られた人(匿名不可)”募集締め切りは年内までとさせて頂きます
模試の結果以上に大事だと思うこと
今日のお話は完全に個人的な講師としての自分のこだわりみたいなもののお話です。
今から書くことには私と違う意見があるかもしれませんが、私は受験生には「自分がサボって落ちようがなんだろうがそれは自分のことだから、先生には関係ないじゃないか!」とは思って欲しくなくて、「いや、先生にもめっちゃ関係あるよ。」と。
「君やお家の人はもし究永舎のHPの合格校に“埼玉商業学院工業大学”や“秋田製鉄福祉大学”しか合格者がいなかったらこんな吹けば飛ぶような個人塾に通ってたのかい?おい、オレの筋肉。」と。
「やっぱり代々先輩たちがしっかりしたとこに合格してるのを確認できた、生徒数の割にはちゃんとしたところに、それなりの割合で受かってるというのが確認できたというのも、通うポイントの1つやったはずやで。だから後輩たちがこれからも安心できるように、そして先生がこれからもこの教室やっていけるようにここに通う以上は頑張って受かってくれ。」と。
#ていうか364日教室やってて落ちることは想像できん..
そんな感じなんでとにかく受かって欲しいと思ってます。
で、
そういう人間からすれば、受験生の模試の結果以上に注目するのはその子の
【メンタル面の強さ】=【自分の弱さをどれだけ直視しているか】
ということになります。
もちろん受かったから直視できていた、落ちたから直視できていなかった・・という単純な結論には毎回なりませんが、ただ、傾向としては経験上、模試や過去問で出していた結果を当日全然出せずに終わる(そうなったけど受かってる場合もある)のは、自分の弱さを上手くつかめきれなかった子にありがちではあると思います。(それ以外の不合格の理由としては“運”が挙げられます)
ちょっと前に
という記事を書いたので、まだ読まれていない方はもちろん、たぶん読んだな・・という方もお時間あれば復習がてらお読み頂きたいのですが、記事中に出てくる生徒さんみたいなタイプの子というのは必ず受験は成功します。
これはたぶん私の失敗を毎日願っている塾講師でさえ、“この手のタイプの子が落ちてるのは見たことがない”という意見には同意してもらえるんじゃないかと思うのですが、どうでしょうか?
ですから模試が悪かったこと以上に、注目すべきは、その結果を塾の先生に報告する姿勢(メンタル)なんですね。
結果が良くても悪くても毎回黙って「はい、どうぞ。」の子は安心できます。良かったら喜んで、悪かったら不安がるのもまだ子どもなんで仕方ありません。
ただ「ああ、この結果をそうとらえるようではちょっとこの子マズイぞ・・」とかいうのはちょいちょいありますし、あと普段だと一番分かりやすいのが、いわゆる
(自分で行う)“答案のマルつけ”
で、これはホントに毎年同じタイプの子は同じ丸のつけ方をします。苦笑
じゃあそれで心配な子はどうすんねん!?と・・・
結論を申せば「性格を変える」しかありません。
で、今日はそれはさておき、とかく私が言いたいのは
【メンタル面の強さ】=【自分の弱さをどれだけ直視しているか】
ということなのであります。
人間は絶対自分に嘘はつけません。
必ず要所要所で潜在意識が真の自分の姿をチラつかせてくるものです。
入試本番では、その真の自分の姿、すなわちこれまで「蓋をしてきた自分」が潜在意識どころか顕在意識レベルで脳裏をチラつきアバれ出す子がいます。
それがいわゆる本番で“飲まれた”状態です。
(一般的には“緊張し過ぎた”で片付けられる)
私が教室で高校受験生の子たちに毎年過去問ランキングをやるのも、同じ時期に同じ過去問を同じ人間が丸付けをし、さらには自分と同じ先生に習ってきた先輩たちと比較されることで、自分の現状を見つめざるを得ない状況を作るためです。
#本番1週前2週前のシミュレーションテストが緊張のピークやったとはみんなよく言います笑
目指すは「最悪自分はずっこけたらトータル○点くらいなるけど、それでも受かる」と潜在意識に自覚させることです。
今年ももうじきその季節です..
暑苦しい話ですいませんでした。。。
Vlogの方もよろしくお願い致します。
ではまた。
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【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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