2021年シーズンもよろしくお願い致します!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
-------------------------------------
英検の値上げについて、教育委員会公立高校入試担当への顔の効くOBおよび議員の働きかけ→「“英検2級<C問72点”なので2級受けるべき!」の世論の盛り上げ→みんな2級受ける流れ→それに合わせて値上げの英検の利益爆増→OB or 議員への“謝礼”・・・というこれ以上ないベタな展開を睨んでいる豊中の塾講師兼、豊中の邪推刑事コロンボ・重本です。
#半沢さん出番です
悪い大人たちの話はさておき、とりあえず公立入試と英検2級に関しては4月の得点開示も経た上で冷静に対処するのがよいかと思います。
と言いますのも、
における私の無様な姿を見て頂いてもお分かりの通り、ぶっちゃけ私は英語のC問題の難易度の推移を
2017 ふつう
2018 ふつう
2019 難化
2020 難化
2021 2018水準になる!!
と、過年度の数学的感覚でとらえており、それに合わせたガイドを受験生にはさせて頂いておりました。
これに対しては素人さん玄人さん問わず様々なご意見お有りかと思うのですが、私の考えとしては、まずこの仕事を生業とする者で、少なくともベテランの域に入っている者であれば遅くとも入試1年前の段階ではその生徒さんの最も高い確率の入試展開を予測できてなければおらず(「自分、配属されたばっかの教室の受験生持ってて春期でやっとだいたいの顔と名前覚えたんスけど〜」という講師は知らん!)、やはりそれでいくと「このままやったらキツイかな〜・・・」という生徒さんにも受かって頂くためには入試の展開をある程度読んで、それに合わせた誘導というのが必要であると思います。
いわゆる作戦ですね。
・・・・で、結果から言うと(正直に白状すると)私の予測は完璧に外れました。
ブログにもある通り、10日の夕方、試験から帰って来た子の報告を聞いて、徹底的に英検2級<<<<C問題72点に徹する教育委員会の発想が理解できませんでしたし、2018年に豊中合格者3/6の悪夢が蘇りましたし、受かったから言えますが池田高校などは瞬間的に全員が心配になりました。(ごめん。)
試験から帰ってきて疲れていたにも関わらず、親切心から私に報告してくれた男の子は目の前で私の
みたいな顔を見せられて「オッサン、落ち着け・・」と思ったことでしょう。
#大迫半端ないじゃなく、大迫関係ない
ただ結果は昨日の記事通りで、「2級絶対!!!説」までには心理的に至ることが私の場合はできず、やはりここは2022年度入試に向けてのガイドについては冷静に見極めたいなという感じです。
実際、18日の合格発表以降、「友だち(知り合いの子)英検持ってたけど落ちた」という校内生やブログの読者様からの報告も珍しくないですし、他塾の生徒さんになるので検証は難しいですが、現実問題として英検に時間とお金を投じ過ぎて結果的に得点能力の最大化には非効率な形となった方も確率的には一定数必ずいらっしゃると思います。
究永舎でも2級何回か受けて落ちたけど、結局最後豊中・池田に受かってる子もいて、じゃあその一方で世間におられる2級持ってたのに落ちてしまった子っていうのは、塾に通ってた場合は志望校合格への担当講師のガイドって一体・・・という話もそこは当然塾講師ならば検討すべきだろうというのが私が思ってることです。
つまり単純に「英検2級は有効だがやーーーーーーーーー」で猛進するのではなく(持ってれば有効なのは間違いないですが)、その生徒さんの2級獲得に対する合格確率と“投下資本(時間)”、そして、2級を完全に無視した従来の受験勉強に徹した場合に最大化できる得点能力のラインを慎重に見極める必要はあると個人的には思っています。
特に今回の入試で豊中・池田ラインを2級持ってて落ちるというのはまともな塾講師のガイドを受けていたら、、、あ、、ありえないかなと...
そんなこんながありつつも進路の決まった新高1生たちはすでに思いのほか自習に来てくれており、私に早くも3年後に向けたプレッシャーを与えてくれておりますw
得点開示マジ楽しみだがや。
#なぜかニコチャン大王推し
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室