●アダルトチルドレンは、瞑想で克服?2

こんにちは。岩田とよです。

今日は、アダルトチルドレンは、瞑想で克服?の続きです。

ブッダが、「苦しみから逃れる唯一の方法」と説いた

ヴィパッサナー瞑想。

では、苦しみが存在する「場所」とはどこでしょうか?

私たちが苦しみを感じる時、それは、

1、「過去」にあった辛い出来事を思い出している。

2、~に違いない、と事実でないことを「妄想」している。

3、まだ起きていない「未来」について心配している。

など、意識が「過去」か「妄想」か「未来」の中にある時ではないでしょうか。

妄想とは、事実かどうかわからないこと。

今、この瞬間に存在しないこと。

思考、判断、意味付けなども含みます。


たとえば、「バーカ」と言われてくやしい時。

出来事は事実ですが、苦しみが生まれるのは、そこに、

ひどいじゃないか!と「意味付け」をしているから。

または、そんなことを言うべきではない、と

「判断」「思考」するから苦しいのだと思います。

「バカ」という日本語の意味を知らない人にとっては、

「バ」と「カ」というふたつの音、なのですから。

そこで、ヴィパッサナー瞑想では「バカ」と言われた瞬間に

「聞いた」「音」とラベリング(事実にラベルを貼る)をします。

そうすることで、事実と妄想(思考、判断、意味付けなど)を明確に分けるのです。

そして、思考や感情を追いかけず、一瞬一瞬の事実のみを見ていきます。

また、ずっと痛みがある場合でも、今、今、今、と細かく見ることで、

その「痛み」の種類や場所、強弱は常に移り変わっていることを知るのです。

すると、その事実よりも、「いつまで続くのか」「なぜ私だけが」という思考が、

苦しみの原因であるということに、気づくかもしれません。

。。。

なーんて。

学んだことを書いてみましたが、そう簡単にできるものではありません^^

人間は、思考し、意味付けをし、感情をもって生きているのですから。

でもこれで、「苦しみの居場所」がどこなのかを知りました。

その妄想や思考を手放すのに、瞑想が有効なのもわかります。

ただ、アダルトチルドレンで、頭も心も、常にぐるぐるしていて苦しい、という状態の方は、とても瞑想どころではないかもしれません。

はい、わたくし、そうでした。

普通の人が、「トラブルの渦中にいる時は、とても瞑想なんてできない。」

というのと同じで、アダルトチルドレンの苦しみの中にいる時は、常にトラブルの渦中であるかのように、頭と心がパニック状態です。

少し落ち着いてから、試されたらいいかな、と思います。

あ、瞑想の方法も、おすすめの団体も何も書いていませんでした!

すみません。。続きは次回に。

ふつうの人と同じくらい落ち着いてから、瞑想に挑戦したい、という方、

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