●アダルトチルドレン仲間との関わり

 

こんにちは。岩田とよです。

 

3回にわたって、アダルトチルドレン自助グループに参加するメリットとデメリットについて書きました。

まだ書くの?という感じですが、、少しだけ補足させてください。

ずっと、人と関わることを避けてきたけれど、自助グループでやっと話せる人ができた、という方。

または、アダルトチルドレンつながりの人と関わらなくなったら、人との交流がなくなる、という方。

デメリットもある、といっても、今のお付き合いを切った方がいい、と言っているわけではありません。

せっかく知り合ったのも何かのご縁。

お付き合いの中で、アダルトチルドレン的な部分にばかり、注目しないようにすればいいと思うのです。

たとえ、集まる場が、アダルトチルドレンの自助グループだったとしても、

ご自分の「成長」に注目して、それについて語ってみてはいかがでしょうか。

「前だったら、こういうことがあると、2~3ヶ月は頭の中をぐるぐる回っていたけど、今は1ヶ月くらいで、なんとなく落ち着く」とか。

「まだそう思えないけど、今は違う考え方があることを知っている」とか。

だからよかった。で、話を終わらせる。

無理のあるポジティブシンキング、ではなく、

ただただ、小さな「成長している部分」に注目する。

また、自助グループではなく、アダルトチルドレンのセミナーやSNSの集まりならば、

アダルトチルドレンを脱出する会、にして、たとえ「前よりマシになった」程度だったとしても、

「前に比べたら、ラクになったよね~」で会話を終わらせる。

そして、もし、できるのならば、アダルトチルドレンの会、ではなく、

美味しいものを食べたい人、温泉でまったりしたい人、自然に癒されたい人の会にしよう、と提案する。

まぁ、かなり難しいことだというのもわかりますが。。

言い出すのはかなり勇気がいるだろうけれど、こういった、

「らしくない」行動をするのも、アダルトチルドレンから抜け出すには有効かな、と思います。

以前に、アダルトチルドレン関連の書籍をたくさん書かれている精神科医の方が

「自助グループは、主催者だけが元気になっていく」と言っていました。

何かを主催する、というのは、自分がやったほうが良いと思う、という

自分の意志や、感情、感覚を信頼し、尊重し、行動に移す、という事です。

自分の感覚や感情、判断を信頼するのが難しいアダルトチルドレンとは、真逆の行動。

そこに意識を向けるから、回復に向かうのかもしれません。

自分がどこに焦点を合わせているか、が大切かな、と思います。


なんてことを書きましたが。。。

まぁ、でも、まずは、楽になりたいですよね。

とにかく苦しい、という状態の時は、どこに焦点を合わせるか、なんて、悠長なことは言っていられない。

私も、そうでした。

頭の中がぐるぐるで、心に余裕なんてないもの。

書籍には、色々と書かれているけれど、本当に、これでラクになるの?

どのくらい続ければいいの?って。

自助グループやカウンセリングに、10年近く通っている人に会うと、

 

いったい、いつ終わるんだろう、と途方にくれた事を覚えています。

懐かしいなぁ。。

早く、楽になるには、心の奥深くに働きかけるワーク、潜在意識系がおすすめです。

今度、潜在意識について書きますね。

もう、いいから、早く何とかして!

という方、私でよければお手伝いします。

アダルトチルドレン卒業セラピーは、こちらです

 

 

 
お電話、Zoom(オンライン動画)でセラピーを行っています。
 
生きづらさ、依存症、共依存、トラウマ、摂食障害、強迫性障害、強迫神経症、希死念慮、機能不全家族、インナーチャイルド、自助グループ。