四国八十八カ所霊場巡り(二十七日目) | 東洋額装の社長ブログ

東洋額装の社長ブログ

表具屋の社長ブログです。会社のことを中心に日々思っていることを書いています。


相談役のお遍路メール



4月6日(二十七日目)



昨晩は延光寺の手前3kmのひらた荘に泊まり今朝7時過ぎに出達する。



参拝を終え、見ると本堂の桜が満開である。



少し散り始めている。



080406_0802~01.jpg



何故か日本人は散りぎわの良い桜に心を惹かれ、もの哀れを感じるらしい。



風が通り過ぎ花びらが舞った。



〔花曇り、執着断てと、風一陣〕



景詠む。





延光寺が土佐の国、最後の寺となる。



080406_1309~01.jpg



次40番札所観自在寺は伊予の国、愛媛県になり菩提(ぼだい)の道場と言われている。



8時過ぎに寺を後にする。



国道56号線を宿毛の市内を目指し歩く、今日は町内の一斉清掃日のようだ。



通りかかって皆さんに挨拶すると、お接待でかんコーヒーを頂く。



今日は松尾峠を越える2kmの距離で一気に300m登る。



080406_1333~01.jpg



険しい登山道のようだ、途中休みながら2時間余りかかった。



峠の頂きが県境で愛媛県になる。



この峠の麓に番所跡が有る。



昔からここは重要通行路であったようだ。



県境を越えると風景が変わってきた。



あれほど険しい遍路みちがうって変わり綺麗に整備されている。



まるでハイキングコースのようだ。



080406_1253~01.jpg



直感的に愛媛県が裕福なのだろうと思った。



松尾峠を終え国道56 号線を西に2時間余り進んで



観自在寺の有る愛南町まで辿り着き4時過ぎに投宿。