ご訪問ありがとうございました。
前回は、ナコ先生ことNatsukoの新スタッフへの指導の大変さをご紹介しましたが、今回はお店のお祓いの状況と、開店早々の大ハプニングについてご紹介します。
＞＞前回の記事はこちらから
☟
１ バンコクRENEスパのお祓い
まだまだ、とても開店できる状態ではありませんでしたが、暦を見ていただいてお祓いにもっとも適した日がやってきたため、Ｓ住職のお店のお祓いとなりました。
タイでは、近くのお寺のお坊さんをお呼びしてお祓いをしてもらうようですが、１０人位お坊さんが来られるそうで、とんでもなく贅沢な直会になり、お布施も半端じゃないそうです。
とにかく上座部仏教の国なので、お坊様にお布施をするのが最高位の徳を積むことになるらしいです。
タイでお店を開店させるのに、なんでタイのお坊さんを呼ばないのか、スタッフにしたらとても不思議だったみたいだけど、やはり、日本人が経営するお店になるので、日本の仏様にお守りいただいて、日本のお坊様にお祓いをしてもらいたい・・
というのが、お店を経営することとなるＳ氏の思いであり、そのためわざわざ日本からＳ住職にお越しいただくこととなったのです。
Ｓ住職は、奈良の吉野山にある修験宗の総本山「金峯山寺」のお坊様であり、大阪に自坊を構えておられる方です。
修験と言えば、お山で厳しい修行をされる山伏さんのお寺であります。
金峯山寺は、世界遺産にも登録されているとても有名なお寺ですが、そのお寺の中でもＳ住職は若い時からとても注目を浴びていた優秀なお坊さんです。
とにかく仏様、神様を拝むのが大好きであり、習得されている作法は数知れないということもあるのですが、「物理博士」という別の顔を持っておられるため、物理学者として科学的・理論的な考え方もできる一方、宗教家として哲学的な考え方もできるという、とてもバランスの良いお坊さんなのです。
さらに、グルメ大好きで、修行期間以外は美味しい物に目がないという、人間的でユーモアセンスを持ち、とにかく明るく気さくで楽しい方なのです。
けれど・・・
一旦、僧衣に身を包むと、とんでもなく威厳のあるお坊様に変られ、彼の唱える読経は、うっとりする位すばらしいく、仏様の威光がどんどん増していくのがわかるのです。
そんなＳ住職が、バンコクRENEスパのために、日本から連れて来て下さったのが
とっても可愛らしい木彫りの大黒様
でした。
上座部仏教のタイではお釈迦様を祀られるのですが、日本では商売といえば「大黒様」ですよね〰
（大黒様は、線香立ての奥におられます。）
私は、この大黒様を一目見て、大好きになりました。
この時は、後々、自分が毎日この大黒様にお参りさせていただくなんて思ってもみなかったのですが、この大黒様との深い縁を感じたことは確かでした。
そして、いよいよお祓いが始まりました。
朝から出勤してきていたアンちゃんとポップちゃんは、まさか昨日までゴミ袋を身体に巻いて、ペンキ塗りをしていたのが、偉いお坊様だとは思いもよらなかったようで、袈裟に身を包んだＳ住職を見て、目をパチパチしてびっくりしておりました。
さらに・・・
昨日までいなかったＹ氏もお出ましでした。
なんでタイなのにタイ式のお祓いをしないのか？
とかなり不服そうでした。
でも、Ｓ住職の堂々としたお姿を見た途端、何も文句を言えなくなっておりました。
修験宗のお坊様なので、始まりはほら貝から！！
ほら貝の音色でお店の中が清められていきます。
トイレの中も清めていただきます。
この大黒様は、この後Ｓ氏から引き継いでバンコクRENEスパを経営していくこととなったToyoの、心のよりどころとなる仏様となります。
今のスタッフである理学療法士さん達は、やはり大黒様になじみがないため、自分達でお釈迦様の像をお店に持ってきてお祀りしておりますが、仏教の日には、いつも、お釈迦様だけでなく、大黒様のお供え物も買ってきてお供えしてくれます。
けれど、今までいたスタッフの中には、「異国の仏」として大黒様を毛嫌いする子もいました。
その子にとって大黒様は、ヒンズー教の神「暗黒天：マハーカーラー」であり、いくら説明しても仏教の仏ではなくヒンズー教の神様で受けれがたい仏様だったようです。
あたらめてアメﾆズムな日本人の宗教観と、タイ国民の宗教観の違いを感じさせられました。
お祓いが終わって、再び私服に着替えたＳ住職とお店の経営者となるＳ氏、そしてスタッフ2名の記念撮影です。
２ 開店同時に大ハプニングが勃発！！
お祓いも終了し、いよいよお店ん開店となりました・・・
ToyoもNatsukoも、開店といえば、
・ チラシを作ってそれを配って・・・・
・ ネット等で宣伝をして・・・・
さらに、開店おめでとう！の花束などが届いて・・・
等と想像していたのですが、二人の予想に反して、なんとお店の開店は
なんとなく・・・・
という形で始まったのです。
えっ、なんとなく？
それはどういうこと？
お店の開店日はいつなのかなと思ったToyoは、S氏に
お店の開店日はいつになりますか？
と聞いたところ、なんとS氏の返事は「いつでもいいよ」だったのです。
頭の中が？？？？で一杯になったToyoに対して、さらにS氏は
じゃあ、明日にするよ
と言いました。
どうして明日なんですか？
まだスタッフの準備もできてないんですが・・・
さらに突っ込んで聞くToyo
それに対しては、S氏は
なんとなくだよ。
その日がいいかな〰と、今思ったんだよ。
いいじゃん。スタッフの練習は開店してからでも。
ということで、なんと、開店の日は、お祓いの日の翌日と急遽決まりました。
この時、ToyoとNatsukoが感じたのは・・・
Toyo：
S氏って、お店の施術の内容には全く興味ない気がする。
Natsuko：
そんな感じやね～
Toyo：
お店の準備がほぼ終わったので、もう満足されている気がする。
Ｓ氏はお店のインテリアを手掛けることで興味を満たされた感がある・・・。
Natsuko：
たぶん。
まぁ、細々したことに口を出さないところが、会長としての器なのかもしれませんが、
まだスタッフは施術ができないのに開店するってどうなの〰
と、このアバウトなＳ氏の感覚には、本当にびっくりしました。
たぶん、一番びっくりしていたのはＲさんだと思うのですが、さらにＳ氏はＲさんに対して、
Ｒさん、後のお店の経営はよろしくね～
と言ったので、開店準備だけを手伝う予定だったＲ氏も、もうここまで来てしまうと、後に引けない状況に追いやられていました。
そして、さらにＳ氏は、Ｙ氏に対して
お店はＲさんに任せた方がいいよ。
失礼な言い方だけど、Ｙさんは、スパの経営者という顔じゃないよ。
その点ではＲさんの方が、今まで飲食店を経営してきて、若い子を使いなれているから適任でしょ。
これから黒ガリンの事業が本格的になるから、Ｙさんにはそっちの方に力を入れて専念してやってもらいたいんだ。
だから、ここはＲさんにこの店の経営者になってもらって、Ｙさんは完全に任せてしまったほうがいいよ。
と言い出したのです。
お店の経営をする気でいたＹ氏にとって、この話はびっくりポンな話でした。
そして、Ｒさんにとっても、逃げ場のないびっくりポンな話でありました。
実は・・・
タイに来てから、ＫちゃんがＳ氏に「Ｙさんの不審な動きのことを話した」らしいのです。
それで、
このままだとおそらくスパは、今後Ｙ氏に利用される可能性が高い
と判断したそうで、Ｙ氏Ｎ
サロン経営から手を引かせよう
と決めたのだそうです。
でも、勝手に自分の人生を決められるのはたまらないと考えたＲさんが
スパの経営を僕がするのであれば、きちんと会社を設立して、ビザと就労許可書も取った上でないとやりません
と言い出しました。
当然のことなのですが、Ｙ氏がスパをやるのであれば、タイ人の奥さんの名義でやるつもりだったので、会社設立までは考えていなかったのです。
するとＳ氏は、
じゃあＲさんと僕とで会社を作ろう
どうせ、黒ガリンの輸出の関係で会社は作らないといけなくなるから、早いか遅いかだよ
と一言返事でＯＫすることとなったのです。
そんなことから、スタッフの施術もまだまだ、ままならない状態で、この先やれるかどうかもわからないのに、
＊ スパの経営のためにＲさんとＳ氏が共同でタイに新会社を設立する
＊ Ｙ氏はスパ経営から手を引き、黒ガリンガル事業に専念する
ということがあれよあれよと決まり、新会社の設立に向けてあわただしく動くこととなったのです。
そして・・・このことが、やがて、Toyoのタイ進出とＹ氏の不正を暴くことへと繋がっていくのです。
本日のバンコクRENEスパのお薦めメニューはこちら！！
バンコクＲＥＮＥスパの人気急上昇メニューです。
お尻のセルライトを除去して、ヒップアップし、内臓を引き上げ、ウエストからお尻にかけての美しいラインを取りもどすコースです。
バンコクRENEスパ店長のブログにてくメニューの詳細な内容をご紹介しております。
バンコクの痩身スパでお尻のセルライトを取り除いて美尻ラインを作ろう！！
ふたりのお店の紹介
「RENE Japan Beauty and Health （通称RENEスパ）」
とよがバンコクで経営している「リンパマッサージ＆理学整体スパ」です。
メインホームページ 「バンクで美と健康を同時に味わえるスパRENE]
サブホームページ 「バンコク リンパ＆理学整体スパ RENE] お店のメニュー等の詳細はこちらから
メインブログ
アメブロ 「バンコクのリンパ＆理学整体スパＲＥＮＥ」 お店のイベントの紹介やお店の最新情報などについて書いています
奮闘記ブログ 「バンコクで愛犬サクラとスパ経営」 toyoがバンコクでスパを開店させた当初の奮闘状況について書いています
