橋下知事が槙尾川ダム地元住民と対話、代替案を提示 | 堺 だいすき ブログ(blog)

堺 だいすき ブログ(blog)

堺のいろんな情報・・・出来事・・・・もろもろを書き綴る
辛らつなブログ。
since2007.0705
nothing about us
without us

武庫川ダム 事実上「断念」 計画原案に盛り込まれず  と相成ったのだが・・・


大阪では・・以下朝日新聞より引用

橋下知事が槙尾川ダム地元住民と対話、代替案を提示

2010年1月30日

 大阪府の橋下徹知事は29日、すでに本体工事に入っている槙尾川ダム(同府和泉市、貯水量140万トン、総事業費128億円)の事業の継続か中止かをめぐり、地元住民ら約60人と意見交換した。事業中止を検討する知事はダムの代替案を提示したが、住民らは継続を主張。今後再び意見交換するが、住民の同意を得られる見通しは立たず、中止は困難な状況だ。

 知事は「代替案でもダムと同じ安全度は保証する。将来世代にコンクリートの壁を残してよいのか聞きたい」と訴え、河床掘削を提案。住民からは「ここまで来たらダムを造ってほしい」との声が相次いだ。



以下日経新聞より引用

槙尾川ダム、建設継続か川底掘削案か──橋下知事がいずれか選ぶ意向

2010/01/30配信
 大阪府の橋下徹知事は29日、建設継続か中止かを検討している槙尾川ダム(同府和泉市)について、建設を求める地元住民との意見交換会を開いた。橋下知事は終了後、記者団に「建設継続」か「川底を掘削する代替案」のいずれかを選ぶ考えを示した。

 会場では、住民からは「ここまで進めたダム建設を中止すれば大きな禍根を残す」など建設を求める意見が相次いだ。橋下知事は「掘削案で地元住民の理解が得られれば、ダム建設は中止したい」としながらも、「これまでの経緯を考えれば地元の意向は無視できない」と強調。再度、意見交換会を開くという
以下産経新聞より引用

「槙尾川ダム」視界不良 橋下知事近く再交渉

 大阪府が和泉市で進めている槙尾川ダム事業をめぐり、橋下徹知事は29日、同市内で地元住民との意見交換会を開催した。従来のダム事業のほかに、ダム事業を中止して下流域の河床を掘削する新たな案を提案した。しかし、地元住民側はダム事業継続を強く希望。議論は平行線で、橋下知事は近く再交渉する意向を明らかにした。

 槙尾川ダム事業は総事業費128億円。昨年5月に本体工事に着手しているが、「ダムに頼らない治水」を模索する橋下知事が今後の事業継続の是非について再検討している。

 意見交換会には、ダム予定地下流域の住民ら約60人が参加。橋下知事は冒頭、「僕自身の発言が二転三転し、多大なる心配をおかけしました」と謝罪したうえで、従来のダム事業案と下流域の河川拡幅案に加えて、新たに下流域の河床を掘削する案や下流域の河川に特殊堤を設置する案、浸水想定区域の住民を移転する案など6案を提案した。

 しかし、住民側からは「ダム事業が止まれば、われわれの安全にかかわる」などダム事業の継続希望が大多数を占めた。

 府が新たに提案した特殊堤を設置する案には「安全が確保できるのか」など難色を示す意見が相次ぎ、橋下知事は河床掘削案に絞り、従来のダム事業との比較検討を呼びかけた。

 終了後、橋下知事は事業継続の是非をめぐる最終判断の時期について「この状況で終着点を言うのは失礼」としつつも、「来年度予算計上の時期もあり、難しい」と苦しい心境を漏らした。