馬の審査
7月14日(金)今日はJAとうほく天間の畜産共進会です。私の役割は農用馬の審査員。農用と言っても馬を使って畑を耕したりするわけではありません。昔は、農用に使っていた種類なのですが、現在もその言葉だけが残っているだけ。品種で言うとペルシュロン、ブルトン、ベルジァン種。もっと大雑把に言うと重種馬。競馬に使うサラブレッドを軽種馬って言うでしょ。軽種馬が450kg程度なのに対してこちらの重種馬は体重が約1トン。残念ながらデジカメの電池切れで馬を撮ることができませんでしたが、馬は良いですねぇ。かわいいですもん。審査中、子馬が私の後をずーっとくっついてきました。牛ではこうはいきません。
畜産担当の普及指導員ですが、やはり私は馬がひいきです。
カワヨグリーン牧場
6月27日。おいらせ町のカワヨグリーン牧場へやってきました。と言ってもソフトクリームを食べにきたわけじゃないんですよ。県内では珍しい(国内でも珍しい)乳牛の昼夜放牧を始めるというのでお手伝いに来ました。
今まで畜舎で飼われていた牛達はこれからのびのびと牧草を食みながら暮らせるわけです。さてこの写真、何をやってるかわかりますか?変な円盤みたいなのを使って、ここの牧草地の収量を測定してるんです。収量調査の後は、牛達にダニよけの薬を塗布。牛舎の中ではダニの心配はありませんが、牧草地にはダニがいっぱい。ダニが媒介する病気にかからないためには欠かせない薬です。搾乳施設も新しくなりました。機会があれば是非、カワヨ牧場へお立ち寄りください。
P.S.この日は暑くてね・・・仕事の後にソフトクリームをご馳走になっちゃいました。うまかったなぁ。
集落営農芝居
6月24日(土)奥州市の胆沢文化創造センターで芝居を観てきました。テーマは、~今がチャンス!みんなで築く地域の農業~ 「なんじょすっぺ、おらほの集落営農」 花巻市の劇団 ぜんとようようくらぶ によるミュージカル公演です。今回の芝居は、岩手ふるさと農業協同組合が主催し、前述の劇団に公演を依頼したというものです。
私もこの集落営農をテーマにビデオドラマを作りましたが、やはり生舞台はいいです。しかも演出が素晴らしい。お客様である農家の方々の心を動かすような迫力と演出。最後はちょっとグッときちゃいました。
基本的に芝居を観るのは嫌いな僕ですが、とても楽しく観させていただきました。なんとか地元 十和田でも公演できるよう働きかけようと考えております。
田に牛を放す
転作ってご存知?農家の方が田を持っていてもその約半分は稲以外のものを作付けしなければならない制度です。私の住む十和田地域では、大豆、小麦、そば、牧草などが作付けされています。
その中で牧草ってのがありますが、ほとんどは採草、つまり機械で草を刈り取り、乾かせて、それを集めて牛の餌にするのが目的。写真はその牧草地(本当は田んぼなんだけどね)に牛を放している図です。
こんな細い線で牛が逃げないの?と思うでしょ。実はこの線には電流が流れており、牛が線に触れると「ビリビリ!」とするわけ。だから牛は線には近づきません。皆さんもこんな風景に出会って「わぁ~牛だぁ~」なんて不用意に線に触れると「ビリビリビリ!」ですからね。要注意。