過信は禁物
先日の鳥インフルエンザ対応中での事。十和田市にある事務所で徹夜勤務をした後、消毒作業の打ち合わせのため、発生地まで車を運転。片道約60キロ。出発したのが朝5時。真っ暗です。
若い頃とは違う、老いを感じざるを得ない出来事がありました。
運転中、無意識のうちに車がセンターラインに寄りすぎてしまう。また信号待ちで停車中、一度意識を喪失。わずか数十秒の事だとは思いますが、さすがに若い頃のようには振る舞えない事を気づかされました。
私も60才のジジイ。無理は禁物。肝に銘じます。
昨日に引き続き、牛乳値上げについて
昨日、牛乳の値上げについて書きました。今日は千葉県の酪農家のFacebook記事を紹介します。
本当に厳しい状況なんです。テーブルにあって当たり前の牛乳やお肉。もしも今の状況が続けば、牛乳もお肉も高級品になるかもしれません。
コロナだって、誰もこんなに長引くとは誰も想像しなかったし、まさか現代の世の中で戦争が起こるとは誰も想像しませんでした。
畜産農家の応援をよろしくお願いします。
牛乳の値上げ
牛乳の店頭価格が今月から上がっています。
育ち盛りのお子さんをお持ちの家庭にとっては大変だと思います。大変だと思いますが、牛乳を生産している酪農家も大変なんです。
牛乳を生産するために牛に穀物を食べさせているのですが、この穀物の値上げがえげつない位の値上げ。
「牛は草食動物だから草を食べさせればいいじゃない」と思われるかもしれません。しかしながら国内で飼われている牛のほとんどが草だけでは病気になってしまいます。簡単に言うと、いっぱい食わせていっぱいお乳を出すように改良した牛に、今さら「草だけよ」ではエネルギー不足で病気になってしまいます。
皆さんは記憶にあるでしょうか。スーパー等からバターが無くなって大騒ぎした事や、牛乳が足りないと大騒ぎした事。つい数年前の事です。
国内の酪農家は、一生懸命、牛を増やしました。借金もしました。借金しても牛乳を搾って、販売して返していこうと計画をたてました。
ところがです。コロナ禍に始まり、ウクライナ問題、円安。餌は値上がりするわ、牛乳は余るわ、本当にほんとうに、日本の酪農家は厳しい状況です。
牛乳の値上がり、どうか許してください。そしてたくさん消費してください。