ミスター円「人民元は絶対に国際通貨になれない」 | プクッチ劇場

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ギャンブル魂の真実

 ミスター円こと榊原英資が「人民元は国際通貨になれない」と断言した。



 今や中国は無視できないほどの経済大国になり、米大統領もシー・ジンピンをヨイショ。→オバマは日本を見捨てた?

 オバマのこうしたパフォーマンスは米国内でも不信感を持たれている。→米国はまたオバマと中国に転がされた

 民主党出身の大統領であるから中国寄りの発言をするのは別段驚くことではないが、中韓FTAが合意したことから日中韓FTA構想が加速。

 米国がその気なら、日本もTPPよりも日中韓FTAに参加して、世界最大の経済ブロックを形成したほうがマシ。

 米国は台湾を見捨てた前歴があるから。


 では何故ミスター円は「人民元が国際通貨になれない」と断言したのか?



 今日はその問題について考えてみよ。

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 当時の米通貨政策責任者ローレンス・サマーズ財務副長官とハーバード以来の友人であった榊原英資は。



 1995年の超円高是正処置に貢献して、マスコミや為替ディーラー関係者から「ミスター円」と呼ばれた。

 彼の一言一言が相場を動かすこともあった。

 著書も多数。

 その榊原英資が今年10月上海で開催された銀行家会議で中国の銀行業界関係者を前に、「アジアは人民元を国際通貨と看做すかもしれないが、日本と韓国は無理だ。私が生きているうちは絶対に無理だし、君たちが生きてるうちにも有り得ない」と主張した。


 これが一昔前なら為替相場は混乱したやろう。



 しかし、これを同会議に出席した中国の銀行家に感想を聞いたところ、「申し訳ない。シンガポールとの電話会議をしていたので聞いていなかった」と一蹴。

 ほとんど誰にも相手にされないという状況に陥ってもうた。

 「無理」と言っていた韓国は一足先に中韓FTAに合意したし。





 中国は既に人民元の国際化を目指し、各国との間で二国間貿易において人民元の決済を認めている。



 シンガポール、マレーシア、香港、台湾、英国に人民元オフショアセンターを設立。

 同時にドイツ、ロシア、韓国に人民元決済センターを設立した。

 中国は上海をアジア金融中心地とすることに成功している。

 一方で日本は米ドル依存から抜け出すことが出来ず、貿易の決算はほとんどがドル建て。


 日本はひたすら米国だけを見ていたから、アジア経済の変化に対応しきれてない。



 円安円安と円安を歓迎するかのようなメディアの根拠はここにある。

 しかし、アジア経済における日本の影響力低下は、こうした中国の通貨政策に立ち遅れていることに起因する。

 経済のみならず、金融界においても中国の台頭は目覚ましく、日本がアジアナンバーワンの経済的地位を手放すのも時間の問題。


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 為替相場は貿易における決済以外にも金融商品の動向によって変化する。



 アダム・スミスの「神の手」が通用せんくなった理由もここにある。

 通貨自体が商品化されてしまっているから、為替の値動きは自国通貨が安いからといって即貿易黒字に繋がるわけではない。

 日本は資源のない国やから、何かを作るにしても原材料を輸入する必要がある。

 石油相場が一番わかりやすいけども、いくら円安になったところで石油相場が沸騰すれば日本は円安とのWパンチで物価は上昇するが企業の利益は増えないということになる。

 企業は余計に雇用を控え、景気を喚起する購買層がやせ細っていくから、結局日本の雇用者は給与が上がらないのに物価が上がるというインフレに首を絞められる。

 インフレターゲットを2%と設定してるけど、仮に今インフレターゲットが達成されても、庶民の収入は増えないわけだから、一部の大手輸出企業の内部保留高が高くなるだけ。


 そこへ持って来て庶民には消費税増税、企業には法人税減税という摩訶不思議な政策がアベノミクスによって行われようとしている。



 ここまで言えば円安で誰が得をして、誰が損をするかはわかるやろ。

 中国は常にアジアや隣国を意識した経済政策をとってきたが、日本は欧米のほうばかり見ていた。

 ミスター円は米国が絶対的な存在として、「人民元は・・・」という発言をしたと思うけど、既に世界経済はそういう時代ではないんとちゃうやろか?


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 一時期、中国人民銀行総裁が基軸通貨説をぶち上げたけど。

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 今やそんな声は全然聞こえない。

 聞こえないから諦めたというわけではなく、実は密かに中国は人民元による経済的地位を押し上げてきた。

 米ドルや米国債をいっぱい持ってる日本としては認めたくないことかもしれんけど、そろそろ認めんとアカン時が来たんとちゃうかな?

 米国は中韓FTAに不快感を示したけど、米国が中国と好き勝手にやるというなら日本も腹をくくって日中韓FTAに参加したほうがええと思うで。

 その方が日本によっても利益が大きいはずや。

 いや、こんなこというと、また反韓・反中連中が反論してくるかもしれんけど、事実は事実として認めたほうがええわ。

 あんたらもそう思わん?

 低金利の円を持ってるよりも高金利通貨を持っていたほうが得や。

 当然、相場におる連中もそう考える。

 ミスター円の発言力低下はそのまま日本の経済力低下につながっていると思う。

 そろそろ日本もアジアに真摯に目を向けたほうがええと思うで。

 ほなな。



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