タロットカードの夢 | 占い師・日の宮燈子のブログ

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タロット占い師燈子の占いや日々のことを綴ります。

最近、あまり夢は見ないのですがこの間は久しぶりに夢を見ました。

それもタロットカードの!

しかもいつも見る夢は白黒なのに今回はフルカラーでした。

最近、鑑定を再開したのでタロットが出てきたのかと思いましたが、やはり少し分析したほうがいいように思い直しました。基本的に自己分析は公開しませんが、今回は比較的浅い夢なので自分の覚書用として記します。

 

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私は大小様々なタロットカードやオラクルカードをシャッフルしている。

そのデッキはバラバラで混ざり合ってしまっているため、これでは正しく鑑定が出来ないな、と感じて整理することにした。

選り分けていくとやはりいろんな種類が混じり合ってしまっている。

丁寧に選り分けていき、デッキごとにここ、そこと置いていこうとする。

すると置く場所がある境界が出来ていて、その周りはピンク色の布が敷かれここから先は聖域というように思えている。

カードは神託のような言葉がかかれた英語の文字のカード、イラストがほのぼのしたカード、サッカーボールの形をしたカードに側面に全て番号がふってある立体カードもあった。

何種類ものカードを選別して整理するとやっと自分が求めていたと思うタロットカードが出てきた。

それは輝いていて4種類のデッキに分かれていて全て一つづつ缶状の箱に入っていた。

やっと見つかった!と私はとても嬉しくなった。

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自分自身の中でカードや鑑定をうまく操りきれていない不安がでているようです。

タロットカードというところからすると自分の無意識下が混沌としている状態かもしれません。ただ、この夢をフルカラーで見ていたり、嬉しさを感じていることから占いに自分のやりがいを見つけてはいるようです。またバラバラのカードをなんとか整理しているところは自分の内面の作業も行なっているといえます。境界は他者との境界でもあり、神聖なる普遍的無意識への対峙に対する畏れでもあるようです。

なんとか4種類のデッキを見つけるようですが、それが何を指すのか、4元素のことなのか自分の生活におけることなのかはまだわかりません。

 

これを親友の臨床心理士に話したところ、いまの生活の中で目指すものがバラバラでそれが4つあること、それらをどうまとめるのかが課題ではないか、という助言がありました。

 

自分で分析するのも自分を知る手がかりになりますが、他者から聞くとまた新しい視点がもらえます。

 

夢分析はユング心理学においては神話や元型が必ず出てきます。心の深層に深く潜るような夢を見たときにはシンボル化されたものが出てきて、それが心の象徴であり、私たちの心の状態を教えてくれるのです。

 

本格的な夢分析によって心の問題を解決したい方は、しっかりと夢分析ができる心理療法家のもとで分析を受けることをお勧めします。

 

夢分析に興味はあるけれどセラピーまではちょっと、という方には本をお勧めします。

 

河合隼雄:未来への記憶 上・下巻

自伝なので比較的読みやすく、何がユング心理学なのかもわかりやすいです。

河合氏自身が見た夢の数々とその分析された夢のことが書かれてあります。

ユングの自伝は最初から読むのは難しすぎると思う方にお勧め。

 

鑪幹八郎:夢分析入門

夢分析の臨床の実際例がふんだんに載っています。

 

ユング心理学の本や夢分析の本を読みながら夢日記をつけると、自分の課題やこれからの自分がどうなるのか、自分自身を統合する手助けになります。

それが自己実現につながっていくのです。

私は、まだまだ、ですね。