霊感アリマスカ? | 占い師・日の宮燈子のブログ

占い師・日の宮燈子のブログ

タロット占い師燈子の占いや日々のことを綴ります。

 

時々、「霊感あるんですか?」という質問を受けます。すぐに「ありませんよ。」とお答えしますが、その時の私の心境は期待に添えずに申し訳ないなーというものです。巷には霊感霊視ができる方もたくさんいらして、霊感タロットをする人もいるらしい。占いというと神秘的でスピリチュアルで、と所謂、非日常を演出するものでもあると思うので、そういう意味では全く依頼者様のご要望に応えられる神秘性とかスピリチュアルを持っていないので、申し訳なく思うのです。

 

そもそも、霊感とか霊視というものが私にはよくわかりません。これは霊感や霊視を否定するものではなくて、それが一体どういう体験なのか、ということがわからないということです。

私は子供の頃に一時期幻覚をみたことがありました。幻覚以外にも自分の手を見ているとトランス状態になることもありましたが、あれは環境的に厳しい状態の中で自我を守るために精神状態が働いたんだと思っています。多分、病名をつけようと思ったらついたでしょう。

私自身は、占い師である反面、現実世界では科学的根拠というものを重視した生き方をしているのでやみくもに何かを盲信するということはありません。

 

ただ、子供の頃からカンの鋭い子供ではありました。祖母の家にどうしても行きたくなって渋る母を誘って、母が電話をかけたら丁度祖母が倒れたところだった、とか、彼氏が浮気をしているのを夢で映像で見て、その直後に浮気現場を押さえたとか、知人が心臓の手術をする夢を見て、実は過去にそういうことがあったと知るとか。説明のつかない現象も体験したことが多々あります。一番びっくりしたのがこれです。

 

その時、私はアメリカ旅行中。食中毒になって嘔吐と下痢で唸りながら寝ていました。夢の中で私は(お母さん!お母さん!家に帰りたい!!)と思いながら見ると、フワフワと大海原の上空を飛んでいました。

その後、無事に旅行が終わり空港に出迎えてくれた母が、怪訝そうな顔で私を迎えてくれました。「どうしたの?」と聞くと母は「あんたの夢を見たのよ。。すごい体調悪そうにして応接間にあんたが立ってて、どうしたの!?って聞いたらふっと消えちゃったから心配してたのよ。あんた何かあったの?」

母に夢を見た日付と時刻を聞くと、ちょうど私がアメリカで苦しんで寝ていた時とピッタリ。。ひえー、幽体離脱!?

 

こういうことを「シンクロニシティ」と呼ぶようです。滅多にないことですが。思えば、母方の祖母と母もカンが鋭い人です。そのおかげで戦争を乗り越えて、ここまで命が繋がってきた。その直系で、カンが鋭いのかな、と思います。

 

とはいえ、集合的無意識はだれもがアクセスできるもの。それは研ぎ澄ますことで触れることができます。私のカンは訓練を受けてさらにチャクラが開きました。

心理療法家の凄腕の人は、まさに千里眼というような見通しを立てられます。5年後10年後のクライアントの動向を見立てることが可能です。それは精緻な観察眼と経験と直観によるものです。そのために精神世界やこころに対する向き合い方は命がけです。占いはそういう意味では、もっともっと軽いかなと思っています。

 



タロットカードも同じで、カンがなければ読めないということはありません。昔、全くの初心者の友人にカードを引いてもらったらドンピシャすぎて困りました。彼女はリーディングがまだできなかったので、私の秘密がばれることはありませんでしたが。

 

 霊感はありませんがひたすら真摯にタロットに向き合ってきた燈子への鑑定依頼はこちら!


BASE

https://touko17.thebase.in/


ココナラ 

https://profile.coconala.com/users/720522


 

 LINEトーク占い

  http://nav.cx/9yM2gfY