● 世界の一流は「休日」に何をしているのか?を読んだ
プロ13年目の最新の認知科学に基づく気功とコーチングと、10年後も使えるビジネスの本質を超具体的ステップでマスターするなかだ塾を主催していて、年間100~200冊以上の書籍を読む生活を10年以上している、中田です。
『世界の一流は「休日」に何をしているのか?年収が上がる週末の過ごし方』元マイクロソフト社員 堀川慎司 ベストセラー書籍をちょっと前に読みました。
2024年11月初旬頃に発売され、12月頃には中古本が新品よりも価格が高くなるくらいの人気で、僕自身も1月中旬頃まで買えなかったのです。年末休みで在庫補充もできなかったんでしょう。
【書籍】
世界の一流は休日に何をしているの?
一言でいうと、「世界の一流は休日にエフィカシーを高めている」という結論でした。
著者は、ビルゲイツと一緒に仕事をしていたり、世界のエグゼクティブと会ってきた経験から世界の一流は休日にエフィカシーを高めていると結論づけていました。
書籍内では、エフィカシーではなく、自己効力感という単語で出てきますが、自己効力感とはエフィカシーのことで、目標を達成する自己能力の自己評価と出てきます。笑
「あれ?認知科学コーチング本!?」
「世界の一流は休日にコーチングを受けていたり、セルフコーチングをしている?」
「なかだ塾でお馴染みで、コーチングに関わっている心理学者アルバートバンデューラやアファメーションも出てくる!」
と驚きました。笑
・数年前に亡くなった故アルバートバンデューラ博士
しかも、これがベストセラーで、結構な書店でベストセラー1位で置いてあるって時代の変化を感じますね。
まあ、認知科学コーチングを受ける人は、そもそも一流とか、リーダーとか、トップクラスを目指す人たちが受けていたものですから、世界の一流は休日にエフィカシーを高めているのは当たり前といえば当たり前の話ではないでしょうか。
もともとコーチングの元祖ルータイスはフォーチュン500やトップエグゼクティブにコーチングをしていました。
日本人の8割が疲れている理由とは?
なかだ塾マスタークラス2実践編では、「生産性とセイバリングを分けろ!」と言ってきましたが、世界の一流は同様に生産性を上げる時間と休日をキッチリと分けて考えているようです。
一方、日本人は厚生労働省2022年の調査によると日本人の年間総労働時間が年間1700時間で働き方改革が進んでいるとはいえ、まだまだ長時間労働が続いています。
また、休日意識の問題で、61%以上のビジネスパーソンが休むことに対して「罪悪感」や「うしろめたさ」を感じるという結果が出ているようでした。
こういったことによって、「本当はゆっくりと心と身体を休みたい」と思っていても、何となく休みづらいというのが日本のビジネスパーソンの現状のようです。日本の疲労状況202によると、78%以上の人が「疲れている」と回答しています。
そして、日本人の休み方にも問題があるようです。
・何となくスマホを見て過ごす
・動画やテレビを見て過ごす
・何もせずゴロ寝で過ごす
ことによって疲れが取れないわけです。
ここら辺は、疲労回復気功©なかだセミナーでも解説してきましたが、日本人の休み方が下手くそってのはありそうです。
・【販売中】年末年始にやると良いバーチャル講座トップ3~超人・疲労回復気功©なかだ・21世期の啓蒙
逆に、世界の一流は、休日に疲労回復気功©なかだセミナーでも解説してきた休み方とほぼ同じってのは驚きました。確信度が上がりますね^^
僕の読者さんは休日に能動的な疲労回復を取り入れて、休日にエフィカシーを高めていきましょう。詳しくは、疲労回復気功©なかだセミナーに譲りますが、ヨガやストレッチや気功、温泉、サウナ、美術館、散歩などで疲労回復することができます。
仕事がhave toなエリート?
ただ少し気になった点があるとすれば、「著者さんは仕事がhave toなのかな?」と感じました。
「働きがいとか、生きがいというのは、仕事をしているときではなく、休みのときに趣味を満喫することで感じるものなのです」p94同書
と書かれているように、仕事がhave toで、IKIGAIからズレているのかな、と思いました。
つまり、まだまだ著者さんは認知科学コーチング的にいうと、want to100%にする余地があるな、と。
過去記事でも、ikigai研究について何度も書いてきています。
iikigaiの見つけ方とは?
他にも、IKIGAI(生きがい)のパートがかなり良かったです。
欧米でここ数十年の研究により注目のIKIGAIですが、生きがいの感覚が強い人ほどストレスに強く、免疫システムが健全で寿命が長く、人生の幸福度が高い、と。
今、世界でも研究が進んでいます。
1、自分が楽しいこと。2、世間が必要とすること。3、世間からお金がもらえること。4、自分が得意なこと
を全て書き出します。
そこから重なる部分を見つけていきます。1番と2番で楽しくて世間が必要としていれば使命という感じです。使命。職業。専門分野。情熱の4つに絞っていき、最後に4つが当てはまる「生きがい」を見つけていきます。
と言われても、僕は10年間色々と試してきたのですぐにIKIGAIチャートでIKIGAIが見つかりましたが、あなたはIKIGAIがあるでしょうか?
IKIGAIはすぐに見つかることはないでしょうが、なかだ塾などでは半年間以上かけて「IKIGAI」を探すお手伝いになると思いますね^^
・2022-10-24 22:30:00 【生きがい】ストレスに強く、免疫システムが健全で寿命が長く、人生の幸福度が高いIKIGAIとは?
ここら辺は気になりましたね。
著者の現状の外側のゴールとは?
最後に、著者さんの「世界中の企業に週休3日制を導入する」という目標を掲げ、週休3日でも売り上げが下がらない→株価も下がらない→給料も下がらないという企業の在り方はいいなあと思いました。
著者さん自身の会社が「週休3日」、「週30時間労働」、「オフィスなし」、「専業禁止(副業必須)」、「睡眠7時間以上」を実践して2017年の創業から8年連続の増益を継続中なことも説得力があります。
僕も、取り入れたいところがありました。
休日にエフィカシー(自己効力感)を高める具体的な実践法
多くの人にとっては、今日が「休日」なはずです。
趣味や好きなことをする、家族や友人と過ごす、読書をする、積極的な休息(ヨガ、ストレッチ、気功など)をして、心身のエネルギーをチャージすることによって、自己効力感(エフィカシー)を高めていきましょう。
とはいえ、なかだ塾マスタークラス2実践編では、「生産性とセイバリングを分けろ!」でこのさらに先の話をしていて、生産性に囚われている時点でセイバリングではないという深い話まで進んでいました。
なかだ塾マスタークラス2実践編はさらに先に進んでいたってわけですね。
でも、一般のビジネスパーソンは、休日に趣味や好きなことをする、家族や友人と過ごす、読書をする、積極的な休息(ヨガ、ストレッチ、気功など)をして、心身のエネルギーをチャージすることによって、自己効力感(エフィカシー)を高めることをしていないと思います。
なので、まずは休日にエフィカシーを高めるところから始めていってもらって、後々は、なかだ塾マスタークラス2実践編でいう「生産性とセイバリングを分けろ!」のステージまで進むとさらに先の世界が観えてくるでしょう。
年収が上がる週末の過ごし方ができていましたか?
ビジネスパーソンは、「休日」にエフィカシー(自己効力感)を高めるところから始めましょう!
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