僕は「教養」が嫌いでした。教養のないテメエラは人間じゃねえ? | 最新の認知科学に基づいたコーチング&ヒーリングを同時にマスターできる世界に1つだけの習得レッスンとは?

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● 僕は「教養」が嫌いでした。教養のないテメエラは人間じゃねえ?

 

どうも、中田です。

 

僕は「教養」が嫌いでした。

 

しかし、戸田山和久「教養の書」を読んで、好きになったかもしれません。

 

「ホンモノ」には嫌いを好きにさせるパワーがあると言われますが、まさに「嫌いから好き」へのひっくり返りを体感しました。笑

 

 

 

 

 

さて、「なぜ教養が嫌いだったのか?」というと、教養には人をバカにしたような側面があるからです。

 

浅学非才の身としてはどうしてもそう思っちゃいますよねー。

 

みなさんもそう思いませんか?ちょっと小馬鹿にされる感じというか。

 

戸田山先生は、文化のイヤミで差別的な構造と文化の多様性と豊かさは表裏一体であると書かれていました。

 

文化のもつイヤミで差別的な構造と、文化の多様性と豊かさとは表裏一体である。われわれは現在、能も歌舞伎も、謡曲も義太夫も浪花節も民謡も、クラシック音楽もブルースもヒップホップも楽しむことができる。それは、文化が階層と結びついて発展してきたからだ。「上」からの軽蔑と「下」からの反発が動因となって文化は豊かになる。だから、文化というものは多少の悪徳の匂いを伴う。毒のある土壌に咲いた花のようなものだ。その花にも毒がある。これを知らずに手放しで礼賛するのは能天気だが、その花の美しさに鈍感なのも不幸なことだ。(中略)無知を嘲笑い、無理解を憎み、悪趣味をバカにするといった「悪徳」を避けようとするあまりに、自ら知の世界から遠ざかろうとしないでほしい。これが、私がキミたちにお願いしたいことなんだ。過度の倫理的潔癖さは反知性主義の餌食になりやすい。p54 戸田山和久「教養の書」

 

まあ、まさに、無知を嘲笑い、無理解を憎み、悪趣味をバカにするといった「悪徳」を避けようとするあまりに、自ら知の世界から遠ざかる行為を無意識でしちゃっていたかもと思いました。過度の倫理的潔癖さで反知性主義に陥っていたのではないか、ということです。

 

認知科学者のスティーブンピンカーも「21世紀の啓蒙」の中で、啓蒙主義の理念は常に危機に瀕しているといっていましたが、放っておくと反知性主義に飲まれてしまうのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

また、「21世紀の教養」の箇所で21世紀の教養の定義を完成させていく流れが圧巻でした。

 

教養のないテメエラは人間じゃネエ?とか面白いので、前後の文脈はぜひ本文を読んでほしいと思います。今だとこういう言い回しをするだけで言葉狩りにあって、キャンセルカルチャーの餌食にもなりかねないので、作家の橘玲さんの新刊「なぜ世界は地獄になるのか」で書かれているように、気をつけたいところです^^

 

 

 

 

ちなみに、「自分らしく生きたい」というリベラル化によってキャンセルカルチャーが起きるわけですが、誰もが不満を抱えつつも、程々のところで妥協するしかなく、この「寛容」と「中庸」が現状の解決策と書かれていました。

 

「寛容」や「中庸」になれない人への対策はありませんが、「なかだ」では数年前に「自分らしく」はほどほどにして必ず不満が出るけれどコミュニティに属しておけといっておきましたが、まさに答え合わせのようにも感じました^^

 

話を戻して、

 

われわれにとっての教養とは、「社会の担い手であることを自覚し、公共園における議論を通じて、未来へ向けて社会を改善し存続させようとする存在」であるために必要な素養・能力(市民的器量)であり、また、己に「規矩(きく)」を課すことによってそうした素養・能力を持つ人格へと自己形成するための過程も意味する。(中略)残念ながら、すべての人がこういう人になれるとも、なりたがるとも思えない。でも、少数でもいいからこういう人々は人類のために必要だ。教養教育はそういう人々の自己形成を手助けするためにある、と私は信じている。p125 同書より

 

まずこれまで通りにはいくと限らないということを常に忘れない「健全な懐疑主義」、先を見通すことの困難な状況に耐えることができる「わからなさへの耐性」、それでもちょっとは良い方向に世の中を進めることができると信じ、「良い方向」ってそもそも何だと疑いながらもそれを実現しようとする「したたかな楽観性とコミットメント」が素養として必要なようです。

 

教養がない人は、バイアスや偏見の虜になっています。

 

しかし、そういう人々にはできないことが1つあって、それが世の中を良くすることです。

 

世の中を良くするという仕事は、教養への道を歩み続ける人々にしかできないようです。

 

とはいえ、教養への道は果てしなく遠く、歯を食いしばらなければならないとも書かれています。

 

たまに休みながらも、引き続き歩いて行こうと思いました!

 

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 ●中田真広実績 はじめまして、中田真広と申します。 2012年から開催しているセミナーには、 台湾、東京、大阪、広島、福岡、北海道から沖縄まで、全国からお越しいただいております。 ヒーラー養成講座では、気功がはじめてわかった方や、サラリーマンを辞めて、独立起業し、サラリーマンの年収を超えた方や、ガンが改善した方や腰痛が改善された方やひきこもりが家を出た方や小顔になった方など多数。 コーチングやコンサルでは、現状の外側のゴールを設定されて、会社を設立された方や起業された方や有料セッションでお客様がいらした方やブログ記事を2年以上書き続けられている方やピアノのコンクールで久しぶりに1位を取り県知事賞賞金50万円を貰った方などが多数。 パーソナルトレーニングでは、はじめて腹筋下部が分かったり、三角筋などの筋肉が意識できた方が多数。2019年ラスベガスでミスターオリンピア観覧。2019年ベニスのゴールドジム1号店に行く。 お客様の感想600件を突破。 バーチャル講座100本突破。 ブログ記事3000記事突破。 起業して3年目で会社を設立と同時に年商1000万円を突破。2000万円も!(現8年目) 書籍5冊出版、全巻Amazon起業、成功哲学、美容、ダイエットランキング1位を獲得。 認知科学に基づく気功、コーチング。ビジネス、筋トレの著者であり、プロコーチ、経営コンサル、ヒーラー、トレーナー、セミナー講師をしています。 株式会社なかだ 代表取締役 中田真広