● 抽象度を上げて、課題を分解し明確にする方法とは?例えば、あなたの商品が売れない本当の理由は、、、
どうも、中田です。
会員制サイト「なかだブートキャンプエリート」から「半年間のなかだパーソナルコーチング」に来られた方の3ヶ月目の感想を頂きました^^
前提の文脈として、want toや現状の外側のゴール(社会性、抽象度が高い)などの先の話となります。
ゴールは8つ以上バランスよく
「ゴールは8つ以上バランス良く設定しましょう」というのは何となく聞いたことがあっても、実際にバランスよくゴールを設定されている方は初回セッションから数か月では、「ほぼゼロ」と感じています。
そもそもゴールややりたいことがないところからスタートの方も少なくありません^^
・僕はしばらく沖縄です^^
ゴールは、職業、ファイナンス、趣味、健康、社会貢献、家族・友人、地域貢献、精神性、生涯学習、レジャー・住居などに設定します。
専門用語では、バランスホイールと言ったり、人生の輪と言ったり、このバランスホイールが認知科学だったり、心理学だったり、第三世代の心理学だったりの流派によってさまざまだったりします。
僕が知っているだけでも、認知科学系でバランスホイールが数パターンあって、認知科学系でも近年新しいバランスホイールがあったり、第3世代の心理学では~みたいな感じ。
第3世代の心理学の方まで解説すると、マジで長くなるのでやめますね。(年間シリーズのなかだアカデミーやなかだラボラトリーでやったかな。)
職業と趣味と労働のゴールの違いが分かっていますか?
ゴールは8つ以上バランス良く設定しましょうに話を戻して、近年はリーダーシップのゴールも入ってきますし、僕の場合は、「労働」のゴールを設定してもらっています。
労働のゴールとは、やりたいかやりたくないかよりも、付加価値を生んでお金になる活動のことです。ほとんどのサラリーマンの方は、労働活動として、サラリーマンをやっているということになるでしょう。
サラリーマンがとめられてもやりたいって人には、今のところ出会ったことがないからです。
そうすると、職業の定義である「止められてもやりたいけれど、社会の役に立つこと」がないことになります。
サラリーマン以外の職業がないのです。
世の中には、職業の定義のとめられてもやりたいけれど、社会の役に立つことだと全然お金にならないことばかりだったりします。もちろん、それがお金になればサイコーです。
人生というか、ビジネスというか、仕事のステージの高い人は、趣味も仕事も同じってよく言いますよね~。元マイクロソフトの成毛さんのそういう書籍を昔読んだことがありましたし、経営者さんも同じことを言う人が少なくありません。
・確かこれだったかと。違ったらすいません。
・仕事と遊びは同じという記載があったかと。違ったらすいません。
・Hell's Kitchen (Live at Budokan, Tokyo, Japan, 2017) サイコーです!
・例えば、音楽のみでいけたらサイコーだと思いますが、そういう人の方が稀だとも。
逆に、お金がないという方は、やりたいことという価値観でのみ優先順位を付けて判断しているので、付加価値を生んでお金になる活動をやっていなかったりします。
例えば、小中学校の学校の先生や介護の仕事などの職業はとても大事な職業だと思いますが、労働時間が長い割には、お給料が少なく辞職してしまうって話はよく聞きます。
のように、最初のうちは、「職業はヒーラーとして●●とか、●●系YouTuberとか、労働はサラリーマン」みたいな感じで、設定していくと上手くいきやすいです。
とはいえ、そうすると、時間が足りなくなります。
バランスよくは時間単位ではない
時間といえば、ゴールのバランスよくは時間単位ではなく、中長期的にバランスがとれていればおkです。
時間単位で考えてしまうと、健康のゴールに関わる睡眠だけで平均1日7時間、お風呂に入って1時間。1日8時間以上は健康のゴールに使ってしまってバランスよくなんて実現できなくなるからです。
8つ以上のゴールが時間単位だとすると、8つ以上のゴール×8時間=1日64時間の物理的な時間がないとバランスが取れないことになってしまいます。笑
副業や起業の最初の数年は、2日に1回YouTubeの動画を編集してUPするのに2時間以上~などをしていたら、月の労働時間が200時間超えなんてのも珍しくなくなるでしょう。
1日10時間労働に、追加の副業2時間で、1日12時間働いて~っていう感じ。
・僕はしばらく沖縄です^^
例えば、僕自身も2012年~2013年の頃の治療院時代の話となりますが、朝8時に家を出て、21時に終わって、そこからごはんを食べて、ブログを書いて、土日は東京にセミナーに参加することがあった時は、鈍行で片道5時間かけて東京に行き、帰りは夜行バスで朝6時に地元に帰り、お風呂に入ったりして2時間後に出社ということもありました。
バランスとか、なかったです。笑
そういう生活をしていると、ある日朝、突然身体が動かなくなって病院に行ったことも覚えています。
さすがに、若かったこともあって、行き急いでおり、仕事に慣れてからなら良かったのかもですが、無茶すぎましたが、、、。
近年は面白いコンテンツも増え、映画やYouTubeやSNSなどで観たいコンテンツも多いので、YouTube動画や映画を2倍速やショート動画や切り抜きで何となく流れを追っていくタイムパフォーマンス(タイパ)を重視する価値観が若者の中では増えているようです。
消費系のやりたいことばかりをやっていたら、確実に時間が足りなくなります^^;
じゃあ、どうするのか?は、時間術のところなどで解説していて、個別に回答もしていますが、分からなかったらまた聞いてください。
感想を紹介
そんな会員制サイト「なかだブートキャンプエリート」から「半年間のなかだパーソナルコーチング」に来られた方の3ヶ月目の感想を頂きました^^
先日のコーチングセッションありがとうございました。
自分のゴールが漠然としていて、本当は何をしたいのかよくわかって いないことにきづきました。 少しずつ、ゴールを考えながら生活していますが、 現時点で気づいたことが何点かあります。
1 生活のバランスがとれていないこと 仕事優先の生活になっており、趣味や健康、家族との生活に使用できる 時間があまりない状態になっている。家族との生活に時間を使うことができる ように休養する時間を減らしているが、健康のゴールが達成することができない し体調が悪くなると思いました。
2 want toの仕事をしていないこと have toの仕事、want toの仕事、どちらでもない仕事があるように思います。 私は以前have toの仕事をやりすぎて体を壊したことがあるので、have toの仕事 を避けるようにしています。今はhave to、want toどちらでもない仕事の量が多く なっているように思います。ただ、この中からwant toの仕事が見つかるかもしれません。
3 私と妻の共通のゴール 家族のゴールということになると思います。これがほとんど達成できていないように思います。 このままだと家庭内がボロボロになるように感じました。 もっと明確にゴール設定していくうちに、どんどん新しい気づきがでてくると思います。
目の前の問題解決をするコンサルティングやカウンセリング的な話になっちゃいますが、「なぜ時間がなくなっているのか?」「家族のゴールが達成できない」というところで、「仕事時間=残業を減らす」、「職場環境の改善をする」とすべてが上手く行きだします。
仕事の時間=残業がボトルネックになっているからです。
仕事の時間=残業を減らすために、上司にかけ合う。人員を補充してもらう。無駄な作業を減らす。自動化できるところは自動化する、削る、「勤務先の労働トラブルの場合は、法的な対処も必要な場合があるかもしれません」など取れる手がたくさんあります。
この仕事時間の課題(イシュー、論点)を解決するためには、どういう改善案を出して何に取り組めばよいでしょうか?
抽象度を上げて、課題を見つけて分解し、明確にする方法とは?
今回の例でいえば、PDCAサイクルでいう、プランニングと行動するところで、思考が停止し、放置されちゃっています。5~8割はここで止まります。チェックとアクションやアジャストまでいくことがほぼないです。
いつまでに、どれだけ、何をやれば残業が0とか、時間ができるでしょうか?
課題を見つけるためには、正しい情報収集が必要です。
そもそも課題がズレて取り組んでことが多く、そうすると、成果が出ません。
なので、抽象度を上げて、課題を深堀して分解していく必要があります。
現状とゴールのギャップで時間がない(課題)→なぜ?→
仮説として、
・季節によるものか?→この時期だけならば我慢するか、我慢するならばいつラクになるのか?→ラクにならないならば、何が問題なのか?
・仕事量が他人より多いか?→そもそも量が多いならば他人に振る
・仕事のやり方に無駄が多いか?→無駄が多いならば、効率化する→どこを効率化するか
・勤務先の労働トラブルか?→法的な対処
・上司に無茶ぶりがないか?→上司と話し合う
・人員が足りているかか?→人員を増やすか、自動化するか
と課題を深堀していくと、課題が明確になります^^
ほとんどの人は、課題の深堀りが浅いので、課題が解決されることがありません。(→ここ重要!)
課題の因数分解能力っていいます^^
3~5段階はなぜ?と深掘りしましょう。
ビジネスで商品が売れない本当の理由とは?
別の例でいうと、ビジネスでいうと、商品が売れない理由は様々です。
質が悪い、値段が高い、ブランド力が低い、需要がない、集客が悪い、コミュニティができていない、たまたま時期が悪い、セールス力が低い、、、
ここで課題をミスったらアウトなので、正確なデータが必要になりますね^^
なかだ塾のメンバーでいうと、話を聞いていくと、商品が売れない理由の1つとして、値下げをしていたので、それをやめさせたらすぐに15万円売り上げたこともありました。
もちろん、まだまだ商品が弱いのですが、その改善もされていないで、集客ばかりに力を入れていて成果が出ないとすると、集客しても成果が出ない、それはなぜ?だろうと仮説を立てないといけません。
というように、この課題を解決するために、解決案を出して、取り組んで、解決することができれば、「時間がない」「家族のゴールが達成できない」「健康」などは、すべて解決するよね?とは思いつつ。
マインドの使い方から解決案も教えているはずなのですが、まだ何も取り組めていないようならば、課題や解決案そのものが間違っているのかもしれませんし、ただ時間がなさすぎて思考停止になっているだけなのかもしれませんし、先に進めません。
次回のセッションで戦略を練りましょう^^
【2016年から配信!】10日間で学べる初心者でもできる認知科学に基づく気功教室とは?
原宿・北参道・新宿・渋谷・恵比寿・表参道・池袋・六本木・東京・世田谷などからお越しいただいています。
●中田真広実績 はじめまして、中田真広と申します。 2012年から開催しているセミナーには、 台湾、東京、大阪、広島、福岡、北海道から沖縄まで、全国からお越しいただいております。 ヒーラー養成講座では、気功がはじめてわかった方や、サラリーマンを辞めて、独立起業し、サラリーマンの年収を超えた方や、ガンが改善した方や腰痛が改善された方やひきこもりが家を出た方や小顔になった方など多数。 コーチングやコンサルでは、現状の外側のゴールを設定されて、会社を設立された方や起業された方や有料セッションでお客様がいらした方やブログ記事を2年以上書き続けられている方やピアノのコンクールで久しぶりに1位を取り県知事賞賞金50万円を貰った方などが多数。 パーソナルトレーニングでは、はじめて腹筋下部が分かったり、三角筋などの筋肉が意識できた方が多数。2019年ラスベガスでミスターオリンピア観覧。2019年ベニスのゴールドジム1号店に行く。 お客様の感想600件を突破。 バーチャル講座100本突破。 ブログ記事3000記事突破。 起業して3年目で会社を設立と同時に年商1000万円を突破。2000万円も!(現8年目) 書籍5冊出版、全巻Amazon起業、成功哲学、美容、ダイエットランキング1位を獲得。 認知科学に基づく気功、コーチング。ビジネス、筋トレの著者であり、プロコーチ、経営コンサル、ヒーラー、トレーナー、セミナー講師をしています。 株式会社なかだ 代表取締役 中田真広