● 努力は要らない、修行、瞑想は不要、引き寄せの法則でゴール達成の失敗確率がグーンと高まる研究!?
どうも、中田です。
「なかだ塾2 1か月目前編」は認知科学に基づくコーチングのゴール設定のプリンシプルやマインドセットからスタートしました!
ワークも盛り上がりましたね^^
とはいえ、認知科学に基づくコーチング理論以外でも、その他として、ゴール達成に使えそうな認知心理学や心理学の最近の流行を僕自身が試した上で「なかだ塾」では取り入れています。
障害プランニングや、人生の50%を占める習慣化の2ステップ、精神的アマチュア(精神の未成熟な人)にはフィードフォワード、マチュア(精神が大人の人)には高速PDCAサイクルなどです。
障害プランニングや、人生の50%を占める習慣化の2ステップはこの記事で解説しますが、フィードバックを受け入れられない精神的アマチュア(精神の未成熟な人)にはフィードフォワード。
マチュア(精神が大人の人)には高速PDCAサイクルはまた解説するか、難しい話になるので、なかだ塾のみでやります。
努力は要らない、修行、瞑想は不要、引き寄せの法則で失敗確率がグーンと高まる研究
例えば、認知科学に基づく気功やコーチングで僕以外の人たちが(マーケティング的にか、本心か分かりませんが)良く言っている「努力は要らない」、「修行は不要」や「瞑想は不要」や「引き寄せの法則」のような「望むことは簡単にできる」「ほしいものは簡単に手に入る」と考えると「失敗の確率がグーンと高まる」という研究があります。
むしろ、「ゴール達成は簡単ではなく不安に思って障害を想定しておく人たち」が200%~300%高い確率でゴール達成をしていくようです。
心理学では、非現実的楽観主義と現実的楽観主義と言いました。
・2022/04/07 非現実的楽観主義者と現実的楽観主義者、ゴールを達成したのはどっち?【エフィカシー、戦略】
そんなことをいうと、「ポジティブの何が悪いんだってばよ!」と何の根拠もなくポジティブ教を信じる信者の方は思われるかもしれません。
実際、ポジティブな方が健康であって、病気からの回復が早く、うつになりずらく、たくさんの物事をこなし、逆境や困難にうまく対処しやすい科学的傾向があります。ネガティブにも思考が深くなるなどのメリットとデメリットがありました。
ある人が成功できるかどうかの最も信頼できる指標は、心から成功できると信じているかどうか
認知科学に基づくコーチング理論の基礎である「自己効力感(セルフエフィカシー)」に世界的に大きく寄与した心理学者のアルバートバンデューラ博士のセルフエフィカシー(自己効力感)によれば、
・バンデューラ博士(近年亡くなられました)
「ある人が成功できるかどうかの最も信頼できる指標は心から成功できると信じているかどうかにある」
という事実を発見し、何千もの研究がなされ、この事実が間違っているという証明は未だにありません。
ただ、ここからが重要なことで、「ゴールは達成できると信じる」のは変わらずですが、「しかし、目標は簡単に達成できると考えてはいけない」ということでした。
認知科学に基づくコーチング理論では、ゴール設定後に反論5つに反論5つの25個以上の反論を重ねるワークで、障害を想定していきましたが、
・ゴールは達成できると信じる=未来やゴールにはポジティブ
・しかし、ゴールは簡単に達成できない=過程や道筋はネガティブ
の「現実的な楽観主義者」たちがゴールを達成できます。全部ポジティブな非現実的な楽観主義者は障害を想定しないので、ゴールが達成できないし、お金もないとか、「何となくやっていればいいや」というそういう風になりがちということです。
10年間の様々な方を指導したり、セッションしたりの経験上、過程や道筋を練っていないポジティブな非現実的な楽観主義者は、やはり途中で思った以上にゴールに向かうことが大変だったり、辛かったりで、折れていくように感じています。
元祖エフィカシーのバンデューラ博士が意図したことも、「現実的な楽観主義者たれ」ということでした。
「未来は根拠なくユートピア、過程はディストピアに」って感じでしょうか!
現実的な楽観主義者たれ
現実的な楽観主義者とは、成功を望み、それに相応しい努力をする人のことで、詳細なプランを立てて、正しい戦略を障害を含めて練り成功をつかむまでへこたれずに努力する人のことでした。
逆に、非現実的な楽観主義者は、ポジティブシンキングをしていければ、自然に成功はやってくる。
都合が悪いことやネガティブなことは起こらないと思っていて、自分のことをスーパーマンだと思い込んでいます。しかし、スーパーマンはスーパーマンであることを隠すために大変な努力をしている不都合な真実には目を背けてしまいます。
ちなみに、「本来の努力は要らない」の意味は、ホメオスタシスが勝手にやってしまうのでまわりからは努力しているように見えているけれど、本人は朝から晩まで当たり前のことをやっているだけって感じですね。習慣化です。
現実的な楽観主義者は、現実的に物事を見て、楽観的にいられる人は、就職活動ではより多くの会社に履歴書を送り、婚活では多くの結婚相手を見つけ出し、手術後のリハビリにはより辛抱強く取り組みます。
ビジネスでも、様々な障害を想定して、「いついつまでにプランAがダメだったらプランBにする(なかだラボラトリーでは、必ずオプションBを想定しろ!と言っていましたね)」とか考えていることでしょう。
そんな「なかだ塾2 1か月目 前編」の感想を紹介しますね^^
なかだ塾2-1前編のFBです。
習慣化と成功、そのためのセルフコーチング、グリッドが一番自分に引き付けて考慮するべきポイントでした。
翌日のなかだ塾グループセッションで定めたKPI,KGI達成のためにも「粘り」を発揮し続けることと日々やるべきことを定めまた障害についても考慮した「作戦要項」みたいなもの(ヤバイ集中力ノートでいいけれどちっちゃすぎて性に合わないのです)とにらめっこしていかに自分を監督し続けられるかで半年後の未来が変わる。
そして、グリッドやエフィカシーのチェックではそんなにスコアが悪くなかった。
なのに、現実では習慣化がほとんどなされる手前で止まってしまうのはどういうことなのか、生産性の頭打ちはどこにあるのかを講座全体の文脈から考察しました。
僕は、その時時の情動、感情、ムードに流されやすいことが問題なのではとあたりを付けています。
みんな成功者はムードなんか関係なく自分を成功に従わせられている。
"want to"なのか"have to"なのかのチェック・考察では、ムードで小旅行に逃げたりお菓子作りに逃げたり、成功のための習慣化の障害になっているポイントがいくつも見つかり改善へすぐに取り掛からないといけないと肝に銘じました。
"if then"プランニングで、具体的には、そういう心の動きや作業の鈍さを認知したらすぐにインクラインベンチに向かう、張り出した誓いをみる、深いリラックスのアンカーの発動と本当にwant toな自己イメージのヴィジュアライズなどで対処しようと思います。
非言語情報、つまりありとあらゆる普段接する全てとの付き合い方も改善しないといけないと今更ながらに強い気づきを得られました。
なんだかんだで結局、授業を受けると自分のメンタルの変化を感じます。
ゴール設定もうまくいくし、しばらくはエフィカシーがすごく高まるのを覚えられます。
それを汚染するものはなにか、考えるまでもなく一番は職場です。
内部表現を守るために結界、浄化、大周天を使ってみる。
自動化アファメーションだけではなくてリラックスできる環境でより意識的にビジュアライゼーションでセルフイメージを高める時間をもつ。
抽象度を高く保つワークも効果的に思います。
授業中のワークでわかりました、少なくとも脳幹欲求の暴走を和らげる、作業環境におけるなんらかの中毒を発火させるトリガーに反応しにくくなる効能がありそうに思いましたのでこれも導入しようかと思います。
YouTubeチャンネルももうすぐに開設します。
もちろん優先はブログにあります。
余力でやれるならやりますが、先延ばししないために開設だけでもやります。
もうやるべきことの本質は分かっていて、残った問題は継続できるかだけだと見ていますから、そのためのマネジメントがキーポイントなのかと考察しました。
ありがとうございました。
>現実では習慣化がほとんどなされる手前で止まってしまうのはどういうことなのか、生産性の頭打ちはどこにあるのかを講座全体の文脈から考察しました。 僕は、その時時の情動、感情、ムードに流されやすいことが問題なのではとあたりを付けています。
(中略)
"if then"プランニングで、具体的には、そういう心の動きや作業の鈍さを認知したらすぐにインクラインベンチに向かう、張り出した誓いをみる、深いリラックスのアンカーの発動と本当にwant toな自己イメージのヴィジュアライズなどで対処しようと思います。
その時の情動、感情、ムードの意志力に頼って追い込むのはオススメできません。まさにif thenプランニングで、いついつに、どこで、●●をやると決めておくと良いですね~。
例えば、週4記事ブログを書きたいのならば、週5で設定して、1日サボれるようにして、月、水、木、土、日曜日の21時になったら、●●でブログを書き始めるという感じ。
のような習慣化のテクニックを実際に使っていないからなんじゃないかな~と思いますね^^
習慣化の2ステップとは?
習慣化は2つのステップがあって、「習慣化」と「退屈になった後の継続」がありました。
多くの方は、「退屈になった後の継続の技術」に問題がありました。
最初の頃は燃えるような情熱があって続きますが、週4で続けていくと、最初の3日間で3日坊主になってしまったり、6週間目からは情熱が消え始めたりします。
習慣にはパラドックスがあって、習慣化されると情熱がなくなって、退屈になっていくってことです。退屈になるとやめがち。
例えば、習慣化といえば、歯磨き。
歯磨きを超笑顔でウキウキで、超感動するって感じで毎日している人っていないですよね。いたらクレイジーだと思います。
同じように、楽器の練習も超笑顔でウキウキで、超感動するって人はいないし、プロ野球選手の練習を観ていても、超笑顔でウキウキで、超感動って感じで練習している人は1人もいません。
どちらかというと、淡々とコツコツやっている感じです。
それは分かったけれど、そうは言っても退屈でやめちゃうことってありますよね。
僕もたくさんありましたが、習慣化の技術を身に付けてからは継続率がグーンと上がりました^^
そんな秘密を伝授しました!!!
継続できれば、勝ち!
どんなに才能があっても、やめたら終わりです。そんな人をたくさん観てきました。10年続けばどんな分野でもそこそこお金を稼げたり、評価を貰えたり、能力が付いてきます。
「退屈になった後の継続」からが本番っすね!
現実的な楽観主義者になる質問とは
また、「なかだ塾」にきていなかったり、バーチャル講座や会員制サイトなかだブートキャンプエリートをやっていない人は、「非現実的な楽観主義者」の可能性が極めて高いです。
どうやったら現実的な楽観主義者になれるのかというと、
1,自分の前に横たわる課題や困難を受け入れること。
2,課題や困難がどの程度のものなのかを検討することです。
もう一度、この記事を最初から読んで、吟味して、そうだなと思ったら行動してみてくださいね^^
吟味した上だったら、僕の誘導や洗脳ではなくあなたの自由意志での選択ですから。
【2016年から配信!】10日間で学べる初心者でもできる認知科学に基づく気功教室とは?
【参考書籍】
原宿・北参道・新宿・渋谷・恵比寿・表参道・池袋・六本木・東京・世田谷などからお越しいただいています。
●中田真広実績 はじめまして、中田真広と申します。 2012年から開催しているセミナーには、 台湾、東京、大阪、広島、福岡、北海道から沖縄まで、全国からお越しいただいております。 ヒーラー養成講座では、気功がはじめてわかった方や、サラリーマンを辞めて、独立起業し、サラリーマンの年収を超えた方や、ガンが改善した方や腰痛が改善された方やひきこもりが家を出た方や小顔になった方など多数。 コーチングやコンサルでは、現状の外側のゴールを設定されて、会社を設立された方や起業された方や有料セッションでお客様がいらした方やブログ記事を2年以上書き続けられている方やピアノのコンクールで久しぶりに1位を取り県知事賞賞金50万円を貰った方などが多数。 パーソナルトレーニングでは、はじめて腹筋下部が分かったり、三角筋などの筋肉が意識できた方が多数。2019年ラスベガスでミスターオリンピア観覧。2019年ベニスのゴールドジム1号店に行く。 お客様の感想600件を突破。 バーチャル講座100本突破。 ブログ記事3000記事突破。 起業して3年目で会社を設立と同時に年商1000万円を突破。2000万円も!(現8年目) 書籍5冊出版、全巻Amazon起業、成功哲学、美容、ダイエットランキング1位を獲得。 認知科学に基づく気功、コーチング。ビジネス、筋トレの著者であり、プロコーチ、経営コンサル、ヒーラー、トレーナー、セミナー講師をしています。 株式会社なかだ 代表取締役 中田真広