どうも、中田です^^
なかだアカデミー上半期6エビデンスヒーラー入門編では、ヒーラーのための「筋膜リリース」、気功師のための「気功技術の作成」、マーケティングのための「コピーライティング」、エビデンスヒーラーのための「クリティカルシンキング」をメインに行いました。
特に、筋膜リリースは、ヒーラーのためでもありますが、楽器の演奏で腱鞘炎が治らないとか、ケアのために静的ストレッチをやられていたのですが、演奏前や本番前に静的ストレッチをし続けると筋肉が一時的に伸びたままになって、演奏時のパフォーマンスが落ちかねません。
宗家の武術家の練習前の動作を観たこともあったのですが、スタティックストレッチ(静的)ではなく、ダイナミックストレッチ(動的)を行っていたことも思い出します。宗家では、スタティックではなく、ダイナミックストレッチが伝統として伝わっていたのかもしれません。
とはいえ、ダイナミックストレッチを楽器演奏の前にされている方はなかなか少数にも思います。よって、筋膜リリースを推奨しておきました。とりあえず、静的ストレッチよりは良いあろう、ということです。

エビデンスヒーラー入門ということで、論文もちょっとずつ読んでいきましょう。
ストレッチングによりパフォーマンスは変化するのか
スタティックストレッチングはエクササイズの前や競技前に
頻繁に行われ,一般的には傷害予防やパフォーマンスの向上に
有効であるとされてきた 7)しかし,近年多くのレビューがな
されているにもかかわらず,これらの効果を証明するエビデ
ンスは得られていない 9)。
(中略)
パフォーマンスによってストレッチングの影響は異なるよ
うである。一方で,ダイナミックストレッチングに関しては,
パフォーマンスを低下させない,あるいは向上させると報告
されている。McMillian らの研究によると,10 分のダイナミッ
クストレッチングにより,シャトルラン速度やボール投げ,
ステップジャンプが有意に改善した 15)。ジャンプに関しても,
ダイナミックストレッチング実施によるジャンプ高の低下はみ
られないとする報告がみられ 16‒18),ジャンプ高を低下させる
とのスタティックストレッチの報告とは異なる。「ストレッチングのエビデンス」https://www.jstage.jst.go.jp/article/rigaku/41/8/41_KJ00009647372/_pdfより
東京大学の石井直方教授などの研究でもありましたが、スタティックストレッチはパフォーマンスをする前には行わない方が無難というか、一流の選手たちはもう行っていません。
むしろ、筋膜リリースをやっている場面も多いです。
リングフィットアドベンチャーなどの身体を動かすゲームでも、ダイナミックストレッチ→本編→スタティックストレッチという流れになっています。
このような結果から,Behm ら 4)は,速い動きや爆発的な
動きが必要な場合,少しのパフォーマンスの低下も問題となる
状況ではスタティックストレッチングの実施には十分な注意が
必要であること,スタティックストレッチングによる関節可動
域の改善はあきらかなため,特に静的柔軟性が要求されるス
ポーツや健康増進のためにはスタティックストレッチングもよ
いこと,特に長時間のダイナミックストレッチングは神経筋シ
ステムを賦活化させ,パフォーマンスを向上させると結論づけ
ている。同上より
速い動きや爆発的な動きが必要な場合は、少しのパフォーマンス低下も問題となる状況ではスタティックストレッチの実施には十分な注意が必要です。
しかし、関節可動域の改善はあきらかなため、時に、静的柔軟性が要求されるスポーツや健康増進のためにはスタティックは良いということです。
特に長時間のダイナミックストレッチングは神経筋システムを賦活化させ,パフォーマンスを向上させると結論づけられています。
といいつつも、この研究だけではエビデンスの質は低いので、もっと研究する必要がある、ということが理解頂けるとクリティカルシンキングを実施した意味がありますね^^
研究デザインにも注目してみてください。
スタティックスト
レッチングがジャンプ(20 論文),短距離走やランニング効率
(16 論文)に与える影響に関するレビューを行い,ジャンプに
ついて機能が低下すると報告しているものが有意差なし,ある
いは改善を報告しているものよりはるかに多く,平均で 2.7%
の低下がみられたと報告している(図 3)。このレビューの中
では,さらにジャンプパフォーマンスとストレッチング時間の
関係についても検討し,90 秒以上のストレッチングで,それ
以下と比較して有意にジャンプ高が低下するとしている。短距
離走やランニング効率については,変化なしと報告するものが
多く,ストレッチングが悪影響であるとはいえない。このよう
に,パフォーマンスによってストレッチングの影響は異なるよ
うである。同上より
パフォーマンスによってストレッチングの影響は異なるわけで、それ以外の研究データも見てみたいですね。
感想を頂いたので紹介しますね。
中田先生こんにちは。
先日はアカデミーを開催して頂き、ありがとうございました。
筋膜リリースについては、かなりあやふやな理解をしていたのですが、(筋膜は一枚だと思っていました)図を用いて説明してくださり、知識がすっきりと整理されました。
強めに押す事に抵抗があったのですが、実際に60秒(部位にもよりますが)が経過したころから痛みが薄くなる事や、終わった後の身体の楽な感じや爽快感、筋肉が柔らかくなる、気持ちが前向きになる、などを実感して、驚きでした。
家でも、特に足と顔の筋肉リリースをやっていたのですが、翌日はなぜか快便になったり、顔の肌がしっとりした感触になったり、ツヤが出たりしました。
先日はアカデミーを開催して頂き、ありがとうございました。
筋膜リリースについては、かなりあやふやな理解をしていたのですが、(筋膜は一枚だと思っていました)図を用いて説明してくださり、知識がすっきりと整理されました。
強めに押す事に抵抗があったのですが、実際に60秒(部位にもよりますが)が経過したころから痛みが薄くなる事や、終わった後の身体の楽な感じや爽快感、筋肉が柔らかくなる、気持ちが前向きになる、などを実感して、驚きでした。
家でも、特に足と顔の筋肉リリースをやっていたのですが、翌日はなぜか快便になったり、顔の肌がしっとりした感触になったり、ツヤが出たりしました。
筋膜リリースについては、かなりあやふやな理解をしていたのですが、(筋膜は一枚だと思っていました)図を用いて説明してくださり、知識がすっきりと整理されました。
筋膜リリース1つとってもまだまだ深いのですが、図で解説して、知識がすっきりと整理されたようで良かったです^^
強めに押す事に抵抗があったのですが、実際に60秒(部位にもよりますが)が経過したころから痛みが薄くなる事や、終わった後の身体の楽な感じや爽快感、筋肉が柔らかくなる、気持ちが前向きになる、などを実感して、驚きでした。
今までの筋膜リリースの方法とは、まったく結果の出方が違いますよね~。
家でも、特に足と顔の筋肉リリースをやっていたのですが、翌日はなぜか快便になったり、顔の肌がしっとりした感触になったり、ツヤが出たりしました。
良かったです!!!
今後の活動に活きてきそうですね~^^
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●中田真広実績
はじめまして、中田真広と申します。
2012年から開催しているセミナーには、
台湾、東京、大阪、広島、福岡、北海道から沖縄まで、全国からお越しいただいております。
ヒーラー養成講座では、気功がはじめてわかった方や、サラリーマンを辞めて、独立起業し、サラリーマンの年収を超えた方や、ガンが改善した方や腰痛が改善された方やひきこもりが家を出た方や小顔になった方など多数。
コーチングやコンサルでは、現状の外側のゴールを設定されて、会社を設立された方や起業された方や有料セッションでお客様がいらした方やブログ記事を2年以上書き続けられている方やピアノのコンクールで久しぶりに1位を取り県知事賞賞金50万円を貰った方などが多数。
パーソナルトレーニングでは、はじめて腹筋下部が分かったり、三角筋などの筋肉が意識できた方が多数。2019年ラスベガスでミスターオリンピア観覧。2019年ベニスのゴールドジム1号店に行く。
お客様の感想450件を突破。
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起業して3年目で会社を設立と同時に年商1000万円を突破。(現7年目)
書籍5冊出版、全巻Amazon起業、成功哲学、美容、ダイエットランキング1位を獲得。
認知科学に基づく気功、コーチング。ビジネス、筋トレの著者であり、プロコーチ、経営コンサル、ヒーラー、トレーナー、セミナー講師をしています。
株式会社なかだ 代表取締役 中田真広