どうも、中田です。
以前、教師の方から「want toを子供たちに教えたら学級崩壊をしてしまった」という感想を貰ったことがありました。
学校で「やりたいことをやりなさい」「好きなことをやればいいんだよ」と教えてしまって、子供達が授業を聞かなくなったり、子供達が遊び呆けてしまって、収拾がつかなくなり「学級崩壊」してしまったようです。
笑えませんね。
状況としては、苫米地式コーチングやタイス式コーチングのセッションなども受けられておらず、しかも、他人に行うための1年以上の訓練を修了していないということでした。

・先日受講生達と訪れた「松下村塾」。たった2年半で高杉晋作、伊藤博文などを排出。すごいです。教育の目的3点も「なかだアカデミー」などで参考にしています。
万巻(まんがん)の書を読むに非(あら)ざるよりは、寧(いずく)んぞ千秋(せんしゅう)の人たるを得(え)ん。
沢山の書物を読破するのでなければ、どうして長い年月にわたって名を残す、不朽の人となることができるだろうか。できはしない。自分一身に降りかかる労苦を何とも思わないような人でなければ、どうして天下国家の人々を幸せにすることができようか。できはしない。
自分一身に降りかかる労苦を何とも思わないような人でなければ、どうして天下国家の人々を幸せにすることができようか。できはしない。って松陰先生の生きざまを表している一文に感じます。
守るべき正しい道、日本と外国の違いを明確にする、人並み外れた優秀な人材、も。
話を戻して、その文脈でのwant toのようです。
want toという言葉も非常に誤解されやすい言葉の1つだと思います。
1年以上の訓練もされておらず、中途半端なコーチングのレベルで勝手に「want toだけ」を導入してしまったようです。
ちなみに、「学級崩壊」とは、子供の成績が著しく低下する、教師の指導を聞かなくなる、教室が物理的に汚くなる、荒れる、集団教育の機能を果たせない状況が継続してしまう、通常の方法では問題解決が測れない状況に陥ってしまうなどと定義されています。
「情弱乙」「本を読んだだけでコーチングはできないってあなたの読んでいる書籍にも書いてあるでしょ。バカかよ。」「コーチング理論の理解の中途半端が1番危険」と厳しい批判をすることもできますが、今日はこれをヒーラーに当てはめて「学級崩壊」は「明日は我が身」と考察していきます。
というのも、若くて未熟な頃から力量が付いてきて一度も学級崩壊したことがないという優秀な教師達でさえ、「明日学級崩壊するのではないか?」という悪夢を見るそうだからです。明日は我が身です。(書籍「崩壊フラグを見抜け!必ずうまくいくクラスの作り方」小学校教師 俵原正仁より)
大変なのでしょう、と決して他人事ではいられません。
力量がないと、ヒーラーさんでも学級崩壊のような状況になってしまうことも少なくありません。
うちのメンバーさんも以前はクライアント、お客さんから舐められるとよく言われていました。
アメブロでもたくさんのヒーラーさんがいらっしゃいますが、ほとんど学級崩壊状態みたいなヒーラーさんもよく見かけます。
そこで今日は人の支配ではなく、自分の場の支配であるハイパーラポールの話というよりも、今日はうまくいくクラスの作り方の「非言語の圧」の話です。
もちろん、ヒーラーだけでなく、セミナー講師、メンバーの各種教室運営でも使える話だと思います。
ただ、学校教師と違うのは、僕たちは生徒を選べるということ。平均30〜40人などの大人数を1人だけで受け持つということは少ないということ。1年間同じメンバーとは限らないということです。
その変数はご注意ください。
で、科学というよりは実務的な話になりますが、教師には「圧の強いタイプ」と「圧の弱いタイプ」がいます。生徒も同じです。
圧が強いタイプとは、元気ハツラツ、エネルギーに満ちた、グイグイくる、イケイケなタイプのことです。
厳しい、空気が読めない、一緒にいると疲れやすいというのがこのタイプです。
僕の筋トレの先生は間違いなくこのタイプで、身体も巨大で相当な圧を感じます。笑 よく怖いと言われています。

・これはロサンゼルスで一緒に写メを撮ってもらった2018年オリンピアフィジークチャンピオンのブランドンヘンドリクソンの別の写真です。あくまで圧の強いのイメージ。ブランドンはゴリゴリ系ではないので優しいと思いますが。あくまでイメージ。
逆に、「圧が弱い」というのは、その反対で本人にその気がなくても、子供やクライアントに対して遠慮気味なように見えます。
優しい、子供によりそう先生で悪く言えば、元気がない、優柔不断、何をしても叱られない先生と言えるでしょう。
僕自身は「圧が弱い」タイプなので、上記のように思われがちで、舐められやすいです。
いや、ただ、シャツから大胸筋がもりもりと見えるので、最近はそこまで舐められなくはなっていると体感レベルで感じています。
褒めるだけでなく、厳しく注意するときは注意もします。
誹謗中傷や名誉毀損、侮辱罪にあたるようなものは音声などの客観的なデータが複数手に入れば訴訟もします。
著作権侵害も何度も繰り返されるようならば、それなりの厳しい対応をします。また、謝罪がなかったヒーラーさんは全員消えていっています。
まあ、これは僕が何かをしているというよりは、そのマインドがすでに終わっているということなので、成長マインドセットではなく、フィックスマインドセットで変わらないで繰り返しているといつかはそうなるよねという話です。
実務的にも、コンテンツのコピペや横流しがいつまでも通じるわけがないと思います。知の探索だけでなく、知の深化とも言えるディーププラクティスやディープワークが必要です。極めるとか、鍛錬の方向性が必要なわけですね。以前紹介した例だと、チェスのグランドマスターと中級者で終わってしまう人の違いは、意図的な練習をしていたかどうかです。中級者は1万時間中1000時間しかしておらず、グランドマスターは1万時間中5000時間を意図的な練習に当てていました。1万時間のやり方で差が付くというアンダースエリクソンの90年代の研究です。この研究は様々な書籍でも引用されています。
で、今いるメンバーさん達のほとんどは「圧が弱いタイプ」でしょう。
イケイケ系というよりは、ふんわり系が多いのではないでしょうか。ヒーラー=ふんわり系だと成功しやすいイメージもありますね。そもそもヒーラーのところにイケイケ系の人は入ってきずらいので。例えば、アイドルで歌手でダンスユニットのエグザエルのようなイケイケ系がヒーリングを学ぶでしょうか?
圧が強い教師は圧が強いので一見すると、クライアント、生徒さんが静かになります。
そこでうまくいっていると思ってしまうのですが、圧が強いゆえにコミュニケーション不足になりやすく、水面下で崩壊してしまうというパターンが多いようです。相談しずらいとか、ゆえに、気づきにくいのです。
特に、圧が強いと、友達や家族へ配慮ができない子供、生徒が増えていく傾向にあります。これは「圧が強い気」を受け続けているからでしょう。人にきつく当たりやすくなってしまうのです。
逆に、僕たちのような「圧が弱い」タイプは、ダラダラさせてしまいがちです。ゆえに、ルールを守れない子を放置することで、崩壊が始まりやすいと言います。
圧が弱いタイプなので、「まあいいか」と教師が何と無くスルーしてしまうのです。

・「海だ!ウェーイ!」ってなりがち?笑
ダラダラしてしまうので、授業や講義がすぐに始められない、姿勢が悪い子が増える、教師の指示が通らないなどが起きがちです。
では、どうしたら、クラス運営がうまくいくようになるのでしょうか?
それは「圧を調節する術」を身につけることです。
ただ、自分では圧が強いと思っていても、意外と弱かったり、自分では圧が弱いと思っていても意外と強いというパターンがあります。そこは客観力で、信頼できる他人の意見を3件も聞けば見えてくるはずです。
圧を調整してみてください^^
【参考書籍】
・学級崩壊、立て直し系書籍もいくつか読んでいますが、ヒーラーで使いやすいのはこの一冊かな〜と思ってまず紹介しておきます。初紹介です。
個人セッションは100万円を超えてしまいますから、まずはアカデミーで僕の様々な視点からの貴重な解説を23万円で受講することをすすめています。
3万円の会員制サイト「なかだブートキャンプエリート」はこちらから
恋愛、パートナーシップ、男女関係で可能な限り最高の関係を築く「縁起スリーフォー」 3万円はこちらから
脳と心の取扱説明書〜世界一のマインドの使い方を目指す編 なかだ式10週間ゴール達成プログラム付き 10万円
【究極の能力開発(気功)】脳と心の取扱説明書〜バイアス編 ゴール達成、正しい判断、ムダなミスや後悔を減らす、計画倒れを防ぐ、集中すべきポイントに集中、生産性が17%以上アップ、チャンスを掴むためのなかだ式10週間バイアス解除プログラム付き 10万円
原宿・北参道・新宿・渋谷・恵比寿・表参道・池袋・六本木・東京・世田谷などからお越しいただいています。
●中田真広実績
はじめまして、中田真広と申します。
2012年から開催しているセミナーには、
台湾、東京、大阪、広島、福岡、北海道から沖縄まで、全国からお越しいただいております。
ヒーラー養成講座では、気功がはじめてわかった方や、サラリーマンを辞めて、独立起業し、サラリーマンの年収を超えた方や、ガンが改善した方や腰痛が改善された方やひきこもりが家を出た方や小顔になった方など多数。
コーチングやコンサルでは、現状の外側のゴールを設定されて、会社を設立された方や起業された方や有料セッションでお客様がいらした方やブログ記事を2年以上書き続けられている方やピアノのコンクールで久しぶりに1位を取り県知事賞賞金50万円を貰った方などが多数。
パーソナルトレーニングでは、はじめて腹筋下部が分かったり、三角筋などの筋肉が意識できた方が多数。2019年ラスベガスでミスターオリンピア観覧。2019年ベニスのゴールドジム1号店に行く。
お客様の感想450件を突破。
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株式会社なかだ 代表取締役 中田真広