どうも、中田です!
久しぶりに田舎にいます^^
東京はやはりセカセカしていて、それが良いと感じることもありますが、田舎は田舎で静かでゆったりしていて良いですね。
田舎は作業や大周天を進めやすいです。
これから試験的に東京と田舎(実家ではない別宅)を往復するライフスタイルを試していきますが、
おそらくこのライフスタイルは、既存の概念の中では、アメリカ新上流階級BOBOS的なライフスタイルに当てはまるんだろうな〜、とは思っています。
さて、突然ですが、なかだブートキャンプ2では、「ナッジとは何ですか?」という質問を頂いたことを思い出しました。

文脈としては、東京大学での橘玲さんの講演要旨の最後に「ナッジ」と書かれていて、それを読まれた方からの質問という感じです。
東京大学で橘玲さんの「次世代にどのような社会を贈るか?」を聞いてきます。2019-04-13 05:00:00
なかだブートキャンプ2では、どうやって回答したのかは忘れてしまいましたが、「ナッジ」とは2017年ノーベル経済学賞を受講した行動経済学者のリチャードセイラーの概念です。
セイラーさんのなかだでの初出は、「自分で考え、自ら選択し、責任を持って行動する」今週末と来週末はパーソナルコーチングセッション!2017-10-31 12:00:00ですね!
なので、厳密に「ナッジ」の解説をするのは非常に難しいので、なかだブートキャンプ2ではちょっとお茶を濁してしまいました。
でも、今日や月末のなかだブートキャンプ3ではできる限りの解説を入れたいと思います!
また、僕もまだブログなどで受講生を「ナッジ」するためのデザインを緩やかに変えているところなので、より実践編はもう少し実践してからどこかで伝えたいと思います。
で、「ナッジ」とは一言でいうと、「リバタリアン・パターナリズム」のことを言います。
セイラーさんの「行動経済学の逆襲」の著作では「リバタリアン・パターナリズム」は一見すると矛盾しているようだが、矛盾していない概念と書いていますが、
「新自由主義的だけれど、強い立場にある者が、弱い立場にある者の利益のためだとして、本人の意志は問わずに介入・干渉・支援すること」ってことになります。
まあ、何言っているか、よくわかんないですよね。
僕も著作を読み進めていてはじめは頭に「???」が出ました。
しかし、読み進めていくと良い説明がありました。
1番わかりやすかったのは、「選択する人が、自分にとってより良い結果になるであろう決定を、選択者自身の判断に基づいてするように、選択に影響を与えること」ってところです。
そして、何故「ナッジ」をしないといけないのか?というと人には行動経済学で語られるようにさまざまな認知の「エラー」があって、人は合理的な判断ができなくなるからです。
(こういった限定合理性は、苫米地英人博士の先生のノーベル経済学賞受賞の認知科学者ハーバードサイモンを思い出します。過去記事でもハーブサイモンの「学者人生のモデル」は紹介しています。僕は学者人生のモデルの8つモデルはまさにコーチングのバランスホイールだなあと1番最初に思いました。書籍は5600円するのでマニア向けではありますが。)
エラーの例を3つ紹介しますが、例えば、惰性。近いうちに変えたほうが合理的でいいのにも関わらず惰性で「先延ばし」してしまうことがあります。
惰性でマイナスがプラスになるように、自動的に切り替えるなど「ナッジ」する必要があるわけです。(こう言った不合理なエラーの例は僕もいっぱいあります。笑 メルマガのステップメールの改修など)
損失回避性。人は損することを嫌うので、給料が下がることや、商品を買うときは値段の1、5倍以上のメリットを感じないと損失回避性が働いて購入しなくなります。これが損失回避性です。
3つ目は原文を読んでみたいと思います。現在バイアスとあの有名なマシュマロテスト実験も出てきます!
行動経済学的な知見の3つ目は、セルフコントロールに関するものだ。この問題に関する研究から得られた大きな発見は、私たちは将来の利益については目先の利益よりも自制的になる、というものである。ウォルター・ミシェルのマシュマロ実験の子供達でさえ、明日の午後2時にマシュマロを1つ食べるか、明日の午後2時15分にマシュマロを3つ食べるかという選択を今日示されたなら、迷わず後者を選ぶだろう。だが、それと同じ選択を明日の午後2時に示したら、ほとんどの子供が2時15分まで待てなくなるのだ。これが現在バイアスだ。
認知エラーの具体例でした!
そして、「ナッジ」の具体例を!
アムステルダムのスキポール国際空港の例も、エラーを減らすためである。ある正真正銘の天才に、男性が空港の小便器で用をたす時にうまく狙いを定められるようなアイデアが閃いた。男子トイレの小便器の排水溝付近に、ハエの絵を描くのである。空港の運営会社によると、便器にハエの絵を描いたことで、「飛び散り」(何とも品の良い言い方だ)が約80%減ったという。ハエの効果を入念に実証分析した研究は私の知る限りは1つもないが、このアイデアはさまざまなバリエーションで世界中の空港に取り入れられている。サッカーのワールドカップ開催時に採用された、小便器の中にゴールがあってボールがぶら下がっているデザインは、特に評判がいい。私にとって、そのトイレのハエは、ナッジの完璧なお手本になっている。リチャードセイラー「行動経済学の逆襲kindle版より」
ハエの絵がないと男性は用をたす時に、尿を飛ばす場所の選択が自由すぎてしまって、不合理な用を足してしまいかなりの量が床やズボンに飛び散ってしまいます。
しかし、パターナリズム的に絵を描いておくと(絵を描いて置いておくことがパターナリズムじゃないか!という批判が上がったと書籍では書いてあります)、自らの無意識で、合理的に飛び散らなくすると。
これが「ナッジ」です。
わかりずらかったら申し訳ないのですが、ここまで読めば、なんとなく、「ナッジ」の「選択する人が、自分にとってより良い結果になるであろう決定を、選択者自身の判断に基づいてするように、選択に影響を与えること」=「リバタリアン・パターナリズム」が見えてくるんじゃないかな〜と思っています。
もちろん、なかだブートキャンプ3でも科学の章でできる限りでやりますので、今わからなくても気にしないでください!!

【参考書籍】
![]() | 行動経済学の逆襲 3,024円 Amazon |
![]() | 実践 行動経済学 2,376円 Amazon |
![]() | 学者人生のモデル Amazon |
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はじめまして、「今の幸せ、2021年以降の幸せ」を目指したコミュニティ「なかだ」を運営しています、中田真広と申します。
僕は2012年の23歳の頃から最先端の認知科学に基づく気功を使って、プロのヒーラーとして活動してきました。その時の活動記録は「リバイブ」というシリーズ記事にまとめています。
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数年後はここにパーソナルトレーニングセッションという形で身体作りの講座が入ったら、各種セッションや毎週のセミナーを通して、
僕のビジネスでやりたかった社会に機能を果たせるヒーラーの育成や実現したかった教育機関が一通りできたということになります!
「今の幸せ、2021年以降の幸せ」のもっとも根本的な理由はヒーラーをしていて不幸そうな人や、病んでいる人をたくさんみてきた経験から、もっと健康で、元気で、幸せで、賢く、ある程度お金に自由で、身体ができている人を増やしたいってことがあります。
今が幸せで良ければ良いという価値観もありますが、最低3年後は見据えて動いたり、予防してほしいと思っています。
なので、「己を知り、世界の形を知っている」人たちを増やしていきたいと。
ヒーラーをしていて、「己を知らず、世界の形を知らない」ヤバイ人たちをたくさんみてきました。そして、何かのバランスが欠けていたら人は幸せになれないものです。
僕はこれらをひっくるめてスマートなマッチョを育成すること=「スマッチョ」な人と呼んでいて、「スマッチョ」な人たちを増やしていきたいと思っています。
しかし、「なかだ」は大企業ではありませんし、小さなお店なのが現実です。
そして、1人の人を育てるのは大変な手間がかかるものです。
なので、大企業的な振る舞いはできませんし、そんなに多くの人は指導できませんが、その分、質の良いものを提供できるように日々丁寧に指導しています。
そんな「なかだ」で毎月学んで、3年くらい学べば「スマッチョ」になっているでしょうし、社会に機能を果たせるヒーラーになっているはずです。
ぜひ、あなたも「なかだ」で学んでみませんか?
株式会社なかだ 代表取締役 中田真広