自分が刀を振るしかないんだよ〜ご冗談でしょう、「なかだ」さん〜 | 最新の認知科学に基づいたコーチング&ヒーリングを同時にマスターできる世界に1つだけの習得レッスンとは?

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自分が刀を振るしかないんだよ~ご冗談でしょう、「なかだ」さん~

対面セッションお疲れさまでした!



気功は伝授を受けるとすぐに高い水準で技術を使うことができるので、ついつい技術をアプリオリにして、自分で刀を振るということを忘れてしまいます。


技に振り回されるというヤツですね。


それは真剣を持った瞬間に剣に使われてしまうようなものです。実際に真剣を持ってみるとその意味が分かってきます。刀に飲まれるともいいます。


また、我々は頭の中で完結して、刀を振ること、物理空間で実装することを忘れてしまいます。


ですから、自分で刀を振ることです。


でもあたしは、『仕方が無い』じゃなくて『当然』だって思っているんだけどな。う~ん・・・今まで当たり前のことだと思っていたから、説明が難しいなぁ・・・

例えばね、ウチの道場では、入門して最低でも半年は、技を教えないの。

最初に足運びと素振りを教えるだけ。それも一回やってみせるだけで、後はひたすら素振りの繰り返しを見ているだけ。そして、まともに刀を触れるようになった人から技を教えていくの

・・・それじゃあ、いつまで経っても上達しないお弟子さんも出てくるんじゃない・・・?

いるね~、そういうの。

そして、そういうヤツに限って、自分の努力不足を棚に上げたがるんだな。まず、刀を振るって動作に身体が慣れないと、どんな技を教わっても身に付くはずが無いんだけどね

あっ・・・

そして、その為には、自分が刀を振るしかないんだよ。やり方は見て覚える。周りにいっぱいお手本は居るんだから。教えてくれるのを待っているようじゃ、論外。最初から教えてもらおうって考えて方も、甘え過ぎ。

教えられたことを吸収出来ないヤツが、教えてくれなんて寝言をこくなっての

お説はごもっともだと思うけどよ、俺もオメエも、ついさっきまで教わってたんだぜ?

あ痛っ!それを言われると辛いなぁ

・・・教わるには、教わる相手にふさわしいレベルがないと、お互い不幸だって思うのよ。
魔法科高校の劣等生 2巻P123~P124

教えられたことを吸収出来ないヤツが、教えてくれなんて寝言をこくなっての

は耳が痛いですね。まぁ、でも事実だと思います。「なかだ」もそのような教育を受けてきましたし、まずは自分の脳の関数を変えていきましょう。


「なかだ」君あの足捌きは観えた?

観ていなかったです。汗

全然ダメ。

会話終了。 そういう世界も「なかだ」は経験してきました。自分をある程度追い込んで常に備え、観ていなければ、アウトなわけです。


というのも、我々は盲平面の世界に住んでいますから、物事の受け取り方を変えたいのです。


例えば、目の前の時計を見ないで、3分以内に書いてみて下さい。そして、その後に答えあわせで時計を見て、いくつ間違えたかを書いて下さい。(間違えること前提ですが。笑)


3分経ちましたか?


5つ以上間違えた人も多いのではないでしょうか。
それほど我々の脳はご存知の通り適当です。(RASですね。)

伝えたいことは、自分の脳を変えるということと、自分で刀を振るということです。

そういえば、メーリスでは自分で刀を振る前に質問をしてくる人が多くて、ビックリしました。
そういう方はなかなか伸びない気がしています。

自分で刀を振れば自然と答えは出てくるのに、その手間さえおしんでいるわけですから、「なかだ」の回答の価値すら分からないでしょう。

というのも、いつか抽象度の壁にぶつかります。

ノーベル物理学賞のファインマンの著「ご冗談でしょう、ファインマンさん」にも書いてありますが、どんな書籍にも掲載されておらず、教えてくれる先生もこの世界にはいない問題に徐々にぶち当たります。もちろん、世界には存在しているけれど、観えていないだけの可能性もありますが、


その時の感覚は、まっ暗闇の中で出口を探してもがくような感覚です。


先日のそうなったら、その患者を診ようという気さえ起こしてはいけない。そいつを放りだせ。そいつはまずまちがいなくサイコパスだ。サイコパスを助けることはできない。の例はその典型だと思います。

まぁ、これは答えが書いてあるから、読んで理解出来ればおkですが、なかなか理解できない問題というのはたくさんあります。ここでの理解できたということは、他人に噛み砕いて説明が出来るということです。

その時のためにも、自分の目は養っていきたいところです。


例えば、古武術の宗家であった黒田鉄山先生なんかはそうだったのではないでしょうか。自分一人で切り開いていくしかなかった、と。


ですから、自分で刀を振ること、です。
と、何故か厳し目の記事になりましたが(笑)、セッションは楽しかったですね!


最後に過去の自分にファインマンさんからの名言を送ります。

MITは確かに素晴らしかった。しかしスレーター教授が僕に他校の大学院を進めたのは懸命だったと思う。そしてこの僕もやっぱり同じことを学生達に忠告している。若者はすべからく広い世界に出て、外を見てくることだ。事物の多様性を知ることは大切なことだからだ。ご冗談でしょう、ファインマンさん p95

まだまだ少ないけれど、バレエ、ヨガ、古武術、アルバイト、ギター、気功、肉体労働、正社員、会社経営、様々な学問、色とりどりの世界を観てこれたのは幸運でした。けつの穴を広げていきたいと思います。あ、物理的にじゃないですよ。


ご冗談でしょう、「なかだ」さん。


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