稼いでいる起業家の時間の使い方


わたくしはコンサルタントで起業して、約20年、110億円売上げました。本は商業出版で4冊出しています。5冊目は執筆中です。


わたくしが長く事業を続けられた重要なキーポイントには、時間をどう使っているかがあります。


なぜなら、

あなたも、誰でも、

今の状態、今ある結果はこれまでの人生の時間、どう過ごしてきたのかが大きく影響をしていますよね。


起業家として成功するためには、時間の使い方が重要です。

時間は限られていますから、どのように効率的に活用するかが、収入や成果に大きく影響します。では、稼ぎの良い起業家は、どのように時間を配分しているのでしょうか。


一般的に、起業家の時間は、管理系、営業系、現場系の3つに分けられます。


管理系とは、WEB管理や会計、法務などいわゆる事務仕事のことです。


営業系とは、集客やセールスなど、顧客との関係を構築するための活動のことです。


現場系とは、コンサルタントであれば、実際にコンサル指導している時間など、自分の専門分野で、受注に対応して価値を提供するための作業のことです。


これらの時間の中で、うまくいっている起業家が最も多くの時間を使っているのは、営業系の時間です。

なぜなら、営業系の時間は、次の可能性を拡げておくための時間だからです。集客のためのブログ、TikTok、X、書籍の執筆などに時間を投下するのは、投資の発想です。これらの活動によって、自分の知名度や信頼度を高め、将来的に多くの顧客や収入を得ることができます。営業系の時間は、自分のビジネスを成長させるための種まきの時間と言えます。


次に多くの時間を使っているのは、現場系の時間です。

現場系の時間は、自分の仕事の本質であり、自分の強みを発揮するための時間です。コンサルタントであれば、コンサル指導している時間だけが仕事をしていると言えるでしょう。現場系の時間は、自分の価値を証明するための収穫の時間と言えます。


そして、最も少ない時間を使っているのは、管理系の時間です。

管理系の時間は、必要最低限に抑えるべき時間です。なぜなら、管理系の時間は、自分のビジネスに直接的な収益や成果をもたらさないからです。管理系の時間は、自分のビジネスを維持するための維持の時間と言えます。


管理系の時間は、できるだけ外部に委託することがおすすめです。

例えば、WEB管理はWEB制作会社に、会計は税理士に、法務は弁護士に任せることで、自分の時間を節約できます。もちろん、委託には費用がかかりますが、その分、自分の得意な営業系や現場系の時間を増やすことができます。その方が、収入や成果は大きくなるはずです。


以上が、稼ぎの良い起業家の時間配分のポイントです。時間は、管理系、営業系、現場系の3つに分けて考えると良いでしょう。そして、営業系の時間を最も多くし、現場系の時間を次に多くし、管理系の時間を最も少なくすることが、成功の秘訣です。自分の時間を有効に使って、ビジネスを発展させましょう。





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