前回、Fonteのガラスペンを投稿したとき、
カートリッジ式のインクも一緒に載せたのですが…
ガラスペンって、付けペンだから
インクは中に入れないんですね…
(お恥ずかしい…)
そこで、キャップを買うついでに
筆ペンタイプも買ってきました~
筆のしなりもよく、いい感じで書ける
筆ペンでした~
さて、先日NHKで放送された「趣味どきっ!!」では、
和紙が取り上げられて
御朱印帳をアナウンサーの方が作成していました~
SNSでも、最近手作りノートを作る方が増えていると感じています。
文具博とかで、さまざまな「紙」が扱われるようになって
その活用について、みなさん工夫されているんでしょうね~
私も以前、ノートを自作したことがあります。
なんだけど…
あの工作用紙の表紙は、今見るといただけませんね…(^^ゞ
そこで、今回は思い出が詰まっていて
なかなか捨てられずにいた古いネクタイを
ノートの表紙にしてみたいと思います。
まずは結果をご覧下さい(#^.^#)
こんな感じで出来上がりました~
妻に見せたら、
「上手だけど、あなた、本当に女子化してるね…」
と褒められたような、けなされたような…(^^ゞ
今まで思い入れのある端が痛んだネクタイたちは、
ゴミ箱にポイってできずに、
桐箱に入れてしまっていました…
でも、いろいろ捨て始めている今、
いずれこれらも捨てなくてはいけないときがくるはず…
これらを思い出として残しつつ、
何かに活用しようと思ったのがきっかけなんですが、
ここで実験をしてみました~
理科の先生なので~
今回、ネクタイの生地と表紙を覆う布を
芯地となる段ボールに貼り付けなければいけません。
左から
・裾上げテープ
・布用両面テープ(CanDo)
・木工ボンド
で接着状況を調べてみました~
裾上げテープを使って
生成りの生地と段ボールを接着できるんですね~
木工ボンドはしっかりとくっつくのですが、
生地の感じがゴツゴツ硬くなってしまうのが気になります。
意外に良かったのが「布用両面テープ」
これは、この後ヒットしていきますよ~
真面目に布の触り心地を変えずに貼り付けられるので、
布を使った工作には絶大な力を発揮してくれます!!
ということで製作開始です。
①芯地(段ボール)を切り、表紙とする布地を適切な大きさにカットする。
ノートを貼り付ける背の部分と表紙の部分の間に
5mmの遊びを用意できるようにしています。
完成品を見ると、この遊びの部分って大事だった~
②ネクタイタイルを入れるための穴を、表紙に用意する。
表紙に貼り付けると、
ネクタイ生地の端がボロボロ見えてしまうので、
タイルにして埋め込んでみました~
すると端のほつれた部分を中に押し込み、
見えなくできるので~
③タイルを入れる穴を入れ終わったところです。
このくり抜いた段ボールは、ネクタイを貼るためのタイルとして利用しました~
布の厚さを考えて、縦・横ともに2mmほど削っています。
③この芯地に生成りの布を貼り付けます。
生成りの生地は柔らかくする必要がないので、
(表紙はしっかりとさせたい!!)
水で少しだけ薄めた木工ボンドを筆で塗りました~
貼り付け終わったら、重し(A4サイズの本10~15冊)を載せて、半日放置しました~
④タイル作りです。
タイルの表面は少しふっくらさせたいので、
ネクタイの中に入っているフェルト布も段ボールタイルに貼り付けておきました~
ネクタイの布は、すべて両面テープで接着です。
普通の両面テープだと、布が剥がれてきそうですが、
この布用は、かなり強く布がくっついてくれますよ~
SNSで、この両面テープを使って
牛乳パックにファスナーを付けて
筆箱を作っているのが紹介されていました~
納得できる接着力です。
これがあってこそ、今回の表紙を作ることができたと思います。
⑤表紙の布に穴を開け、芯地に巻き込んでいきます。
こごても両面テープが活躍してくれました~
あと、100均で売られているこのデザインナイフ…
これもメチャクチャ布と相性がいいですね~
思ったように穴を開けることができましたよ(#^.^#)
⑥表紙に穴を開け終わったら、工作用紙を裏面に張り、ネクタイタイル埋め込んでいきます。
ここでも両面テープが大活躍!!
穴に入らない端は、ピンセットや尖ったモノで、クイクイと押し込んでいきました~
⑦表の布の端を折り返して、表紙に貼り付けます。
ここも両面テープを使用しています。
木工ボンドだと、乾くまでの間に布が剥がれ上がってしまうので…
即急に処理したいときは、両面テープの方が早いです。
その後、美濃和紙を裏に貼り付けました~
美濃紙を貼るときは、木工ボンドではなくヤマト糊を水で薄めて使用しました~
趣味どきっ!!でも話していましたが、
和紙は水に強いので、結構ビチョビチョになるように
布に貼り付けました。
木工ボンドの方が布との相性は良いのでしょうが、
乾くとボンドの部分が目立ちそうなので、
和紙と相性の良い工作糊を使用しました~
半日経っても剥がれてこないので、大丈夫そうです。
そして、完成したのがこちらです。
中は、以前作成したカラーペーパーを使った自作ノートの中身です。
つまり表紙だけを今回は作り直したことになります(#^.^#)
タイルを押し込むときもう少し上手にできたら…
もう少しふっくらさせるために、綿を入れた方が良かったかな…?
などなど、挙げればキリがありません。
でも、自分なりには満足いく出来でした~
余ったネクタイの布は、
ダイソーで買った「くるみボタン製作キット」で…
「洋服のボタンと交換して…」
まではやるつもりはありません。
できたボタンは、保存瓶に入れて飾っておきたいと思います。
昨日はこんなことをしていました~
休み中にブログを投稿できて良かったです。
自分が小学生だったら、
冬休みの作品として提出していたな~(#^.^#)