MLB=ドジャース前田が今季5勝目、イチローは三振
[18日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は18日、各地で試合を行い、ドジャースの前田健太投手は、敵地でのレッズ戦に先発。5回を投げ3安打、2四死球、5三振、1失点の成績で、今季5勝目(3敗)を挙げた。ドジャースは8―7で勝利。マーリンズのイチロー外野手は、敵地でのブレーブス戦の9回に代打で出場。空振り三振に倒れ、1打数無安打に終わった。マーリンズは4―5で敗れた。レンジャーズのダルビッシュ有投手は、地元でのマリナーズ戦に先発登板し、5回8安打、2四死球、6三振、5失点の内容で、今季5敗目(6勝)を喫した。レンジャーズは3―7で敗戦。アストロズの青木宣親外野手は、地元でのレッドソックス戦の7回に代打で出場。その後は左翼の守備に就き、2打数無安打、1三振だった。アストロズは5―6で負けた。
■前田の話「きょうはすごく良かった。うまく試合に入れた。状態も良くて、打者を攻めていくことができた。自分の有利なカウントに持っていきながら勝負できた。こういう投球を続けたい」
■ダルビッシュの話「カウントが悪く、相手が打ちたいところに打ちたい球を投げないといけない状況にされた。これが続いたら印象は良くないので、もう5失点とかはないようにしたい」

MLB=ヤンキース田中7敗目、イチローは代打で同点適時打
[17日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は17日、各地で試合を行い、ヤンキースの田中将大投手は、敵地でのアスレチックス戦に先発登板。4回8安打、1四球、10三振、5失点の内容で、今季7敗目(5勝)を喫した。ヤンキースは2─5で敗れた。マーリンズのイチロー外野手は、敵地でのブレーブス戦の5回に代打で出場。同点適時打を放ち、1打数1安打、1打点、1得点の成績だった。マーリンズは延長10回の末、7─8でサヨナラ負け。アストロズの青木宣親外野手は、地元でのレッドソックス戦に9番・右翼で先発出場。3打数ノーヒットだった。アストロズは7─1で快勝した。

【自動車】トヨタ、初優勝ならず ルマン24時間
 フランス伝統の自動車耐久レース、第85回ルマン24時間は18日、ルマンのサルテ・サーキットでゴールを迎え、3台で臨んだトヨタは中嶋一貴の8号車が最高峰のLMP1クラスで2位、総合9位で初優勝を逃した。ポルシェが3連覇で単独最多を更新する19勝目を挙げた。トヨタはポールポジション(PP)から発進した小林可夢偉の7号車と、国本雄資の9号車がともにマシントラブルでリタイアとなった。ポルシェはトップを走行していた1号車がマシントラブルでリタイアしたものの、23時間を終えた時点で2号車がクラス、総合ともに首位に立ち、そのまま逃げ切った。レースは世界耐久選手権シリーズ第3戦として行われた。(共同)

【バドミントン】 佐藤冴香、スーパーシリーズ初優勝 インドネシアOP女子単
 バドミントンのスーパーシリーズ(SS)インドネシア・オープンは18日、ジャカルタで各種目の決勝が行われ、女子シングルスで26歳の佐藤冴香(ヨネックス)が成池鉉(韓国)を2-1で破り、初のSS制覇を果たした。日本勢は同種目で過去に三谷美菜津(NTT東日本)山口茜(再春館製薬所)奥原希望(日本ユニシス)が優勝している。男子シングルスで予選から勝ち上がった坂井一将(日本ユニシス)はスリカンス・キダンビ(インド)に0-2で敗れ、同種目の日本勢で桃田賢斗(NTT東日本)に次いで2人目となるSS優勝を逃した。(共同)

【競泳】長谷川涼香がモナコに続きV 欧州グランプリ
 競泳の欧州グランプリは18日、フランスのカネで行われ、女子200メートルバタフライは長谷川涼香(東京ドーム)が2分6秒94でモナコ大会に続いて優勝した。牧野紘子(同)は6位。女子50メートルバタフライでは池江璃花子(ルネサンス亀戸)が25秒79で2位に入った。女子平泳ぎ2種目に出場した鈴木聡美(ミキハウス)は50メートルで5位、200メートルで8位に終わった。男子平泳ぎ2種目に出場の小関也朱篤(ミキハウス)は200メートルが2分10秒94で2位、50メートルが3位だった。(共同)

【バレー男子】日本、決勝大会進出 ワールドリーグ2部
 バレーボール男子の国際大会、ワールドリーグ2部の昆山大会最終日は18日、中国の昆山で1次リーグが行われ、世界ランキング14位の日本は同20位の中国に2-3で敗れたが、オーストラリアのゴールドコーストで行われる決勝大会進出を決めた。通算5勝4敗で中国と並んだが勝ち点差で上位になった。日本は1-1で迎えた第3セットを石川(中大)らの活躍で奪ったが、続く2セットを落とした。24、25日の決勝大会には開催国のオーストラリアを含む4チームが出場する。(共同)











ゴルフ=全米オープン、松山2位でメジャー初制覇ならず
[エリン(米ウィスコンシン州) 18日 ロイター] - 男子ゴルフのメジャー第2戦、全米オープンは18日、当地のエリンヒルズ(パー72)で最終ラウンドを行い、14位タイからスタートした松山英樹は8バーディー、2ボギーの66で回り、通算12アンダーの276で首位に4打差の2位タイだった。前日2位タイだったブルックス・ケプカ(米国)が14番ホールから3連続バーディーを奪うなど67をマークし、通算16アンダーで優勝した。単独首位でスタートしたブライアン・ハーマン(米国)は72で回り、通算12アンダーで松山と並ぶ2位となった。小平智は通算3オーバーの46位タイ、宮里優作は通算9オーバーの60位タイ。
■松山英樹の話「いいプレーができたので満足はしている。ここまで上位にこられたのはうれしい。ただ(4日間のうち)2日は良くなかったので、もう少しできたのではないかという気持ちもある。ショットはいい感じになっていた」(共同)
■ブルックス・ケプカの話「まだ優勝したことが信じられない。実感が湧くにはしばらく時間がかかると思う。このトロフィーに自分の名前が刻まれている。こんなに素晴らしいことはない」

【米女子ゴルフ】 ヘンダーソンがV 野村敏京は17位 メイヤー・クラシック最終日
 米女子ゴルフのメイヤー・クラシックは18日、ミシガン州ベルモントのブライズフィールドCCで最終ラウンドが行われ、19歳のブルック・ヘンダーソン(カナダ)が66で回って通算17アンダー、263で今季初、通算4勝目を挙げた。賞金30万ドル(約3330万円)を獲得。野村敏京は4バーディー、2ボギーの67で回り通算10アンダーで17位だった。コースコンディション不良のため第3ラウンドに続いてパー5の5番をパー3として実施し、パー69で争われた。レキシー・トンプソンとミシェル・ウィー(ともに米国)が2打差の2位に入った。(共同)

【ゴルフ】テレサ・ルーが14勝目 ニチレイ・レディース最終日
 ニチレイ・レディース最終日は18日、千葉県袖ケ浦CC新袖(6566ヤード、パー72)で行われ、首位から出た29歳のテレサ・ルー(台湾)が71で回り、通算12アンダーの204で後続に5打差をつけて逃げ切った。今季2勝目、通算14勝目。賞金1440万円を獲得した。新海美優、武尾咲希、葭葉ルミが通算7アンダーで2位。前回大会まで3連覇の申ジエ(韓国)は4アンダーの7位、上田桃子が9位となった。(出場63選手=アマ3、曇り時々雨、気温21・2度、北北東の風3・9メートル、観衆5102人)

テニス=エイゴン・オープン、ベキッチがコンタ下し優勝
[18日 ロイター] - 女子テニスのエイゴン・オープンは18日、英国のノッティンガムでシングルス決勝を行い、20歳のドナ・ベキッチ(クロアチア)が世界ランク8位で第1シードのジョアンナ・コンタ(英国)を2─6、7─6、7─5の逆転で下した。3年ぶり2度目のツアー優勝となったベキッチは「とても素晴らしい。前回決勝でプレーした時は飲酒を許される年齢ではなくシャンパンを飲めなかったので、チームスタッフとお祝いで飲もうと思う」と喜んだ。地元の英国女性選手として36年ぶりの優勝を狙ったコンタは「彼女は試合を通してどんどんプレーレベルを上げていき、私はついていけなかった。素晴らしいプレーを見せた彼女を祝福する」と相手を称えた。

テニス=世界ランク1位のケルバー、ウィンブルドン前哨戦欠場
[バーミンガム(英国) 18日 ロイター] - 女子テニスの世界ランク1位、アンゲリク・ケルバー(29、ドイツ)は太もものトラブルにより、今月19日に英バーミンガムで開幕するウィンブルドン前哨戦、エイゴン・クラシックを欠場することを発表した。先月、マドリード・オープンで左太ももを痛め途中棄権したケルバーは「最初は大丈夫だったので全仏オープンの後、練習を再開したが、ここ数日でまた痛みだした。左太ももで、マドリードの時と同じ痛みだった」と話し、悪化するリスクを避けるためと明かした。同選手は、英国のイーストボーンで今月25日に開幕するエイゴン国際も欠場する可能性がある。

テニス=38歳カロビッチ、リコーOP決勝でストレート負け
[18日 ロイター] - テニスのリコー・オープンは18日、オランダのセルトゲンボシュで男子シングルス決勝を行い、第3シードのイボ・カロビッチ(38、クロアチア)は、第4シードのジレ・ミュラー(34、ルクセンブルク)に6─7、6─7のストレート負けを喫した。ベテランのビッグサーバー2選手の対決となった決勝は、両選手の合計年齢が72歳で、1976年に香港でケン・ローズウォール(当時42)とイリ・ナスターゼ(当時30)が戦って以来の最高齢の対戦となった。22本のサービスエースを打ち込み、2度のタイブレークを制した好調のミュラーが優勝。今季、通算ともに2勝目を飾った。









ゴルフ=全米OPで松山が65、通算5アンダー8位に浮上
[エリン(ウィスコンシン州) 16日 ロイター] - 男子ゴルフのメジャー第2戦、全米オープンは16日、当地のエリンヒルズ(パー72)で第2ラウンドを行い、82位タイからスタートした松山英樹は7バーディーの65で回り、通算5アンダーの139で8位タイに浮上した。小平智と宮里優作はともに通算2アンダーの24位タイで予選を通過した。池田勇太は通算2オーバーでカットラインに1打届かず通過ならず。谷原秀人と今平周吾も予選落ちとなった。2位でスタートしたポール・ケーシー(英国)は、14番でトリプルボギーをたたきながらも71で収め、通算7アンダーとしてブルックス・ケプカ(米国)ら3選手と並び首位タイにつけた。
■松山英樹の話「パットがすごく良くなった。ショットはまだフィーリングが合っていない部分がある。内容に満足するところはないが、結果が出ることがしばらくなかったので良かった。すごく大きなラウンドになった」
■小平智の話「後半はもう少しいけたかなとも思うけど、予選通過という第一関門を突破したのでまずは目標達成。ショットは元々良かったけれど、パットがよく入ってすごくいいゴルフだった」
■宮里優作の話「惜しかった。伸ばせそうで伸ばせなかった。でもアンダーパーを出したかったので、1つ目標はクリアできた。ティーショットはフェアウエーに打てたのでピンを狙う条件はそろっていたのに、なかなか攻められなかった。これがメジャーなのかなと思う」
■ポール・ケーシー(メジャー未勝利の39歳。首位浮上に)「自分がやるべきことと心構えは変わらない。我慢強くゴルフをしていくだけだ」
■ブルックス・ケプカ(首位。メジャー初勝利を狙う27歳)「いいプレーができて、よく飛ばせている。自信はある。全力で勝ちに行く」
■リッキー・ファウラー(73で首位から5位に後退)「コースが乾いて厳しくなった。大崩れしないでよかった。スイング自体は悪くない」(共同)

【男子ゴルフ】 世界ランクのトップ3が予選落ち ジョンソン、マキロイ、デー
 世界ランキングのトップ3が予選落ちした。1位で前年覇者のD・ジョンソン(米国)は75、73と2日とも爆発できなかった。長いコースで持ち味を出せず、「僕たちのゴルフに合っているはずなのに」と嘆いた。世界2位のロリー・マキロイ(英国)は5オーバー、3位のジェーソン・デー(オーストラリア)は10オーバーに終わった。マキロイは「ティーショットをフェアウエーに打てないとスコアにならない」、デーは「準備してきたが、ショートゲームがひどすぎた」と肩を落とした。リオデジャネイロ五輪覇者のジャスティン・ローズ(英国)、昨年の全英オープンを制したヘンリク・ステンソン(スウェーデン)も姿を消した。(共同)

【米女子ゴルフ】 野村敏京は8打差30位 上原彩子ら予選落ち メイヤー・クラシック第2日
 米女子ゴルフのメイヤー・クラシックは16日、ミシガン州ベルモントのブライズフィールドCC(パー71)で第2ラウンドが行われ、野村敏京は4バーディー、2ボギーの69で回り通算4アンダー、138で30位となった。1バーディー、2ボギーの72だった上原彩子は通算1オーバーで決勝ラウンドに進めなかった。2バーディー、5ボギーで74の横峯さくらは4オーバー、畑岡奈紗は8ボギー、1ダブルボギーの81と崩れ13オーバーで予選落ち。ブルック・ヘンダーソン(カナダ)が7バーディー、3ボギーの67で回り通算12アンダーで首位を維持。レキシー・トンプソン(米国)ら3人が2打差の2位に並んだ。(共同)
■野村敏京の話「あまり大きなミスはなかったが、微妙なミスでボギーにしてしまった。でもアンダーパーで終わったので、そんなに悪くはなかった。(課題のティーショットは)昨日よりは良かった」(共同)

【ゴルフ】 ルー首位、21歳の新海美優が4打差の2位 ニチレイ・レディース第2日
 ニチレイ・レディース第2日は17日、千葉県袖ケ浦CC新袖(6566ヤード、パー72)で行われ、今季2勝目を狙うテレサ・ルー(台湾)が65で回り、通算11アンダーの133で首位に立った。21歳で未勝利の新海美優が4打差の2位につけた。葭葉ルミと姜秀衍(韓国)が通算6アンダーで3位、若林舞衣子、原江里菜らが4アンダーで6位に並んだ。申ジエ(韓国)は首位に8打差の10位で大会4連覇は難しくなった。前日首位の山田成美は14位に後退。通算3オーバーまでの63人が予選を通過し、アマチュアの勝みなみは1打及ばなかった。(出場107選手=アマ8、晴れ、気温25・5度、東北東の風4・0メートル、観衆6314人)

【テニス】錦織は第3シード 独の芝コート大会
 男子テニスのゲリー・ウェバー・オープン(19日開幕、ハレ=ドイツ)の組み合わせが17日に発表され、シングルスで第3シードに入った世界ランキング9位の錦織圭(日清食品)は1回戦で世界32位のフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)と対戦することになった。第1シードはロジャー・フェデラー(スイス)。7月3日に開幕する四大大会第3戦のウィンブルドン選手権につながる芝コートの大会となる。クレーコートで行われた前戦の全仏オープンでは4回戦でベルダスコを退け、2年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。(共同)

テニス=デルポトロに暗雲、ウィンブルドン前哨戦を欠場
[16日 ロイター] - 男子テニスの世界ランク30位、フアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)は、四大大会の第3戦、ウィンブルドン選手権の前哨戦のひとつで来週開幕するエイゴン選手権を足の付け根の負傷のために欠場することになった。デルポトロは今季芝コートでの大会を経験することなく、ぶっつけ本番でウィンブルドンに臨む可能性がある。同大会には世界ランク1位で昨年のウィンブルドン王者、アディ・マリー(英国)のほか、世界ランク3位のスタン・バブリンカ(スイス)が出場。全仏オープン王者のラファエル・ナダル(スペイン)は、休養を優先するために欠場を表明した。

テニス=チリッチとカロビッチが準決勝で対決、リコーOP
[16日 ロイター] - テニスのリコー・オープンは16日、オランダのセルトゲンボシュで試合を行い、男子シングルス準々決勝では世界ランク7位で第1シードのマリン・チリッチ(クロアチア)がバセク・ポシュピシル(カナダ)を6─3、7─5で下した。チリッチは準決勝で第3シードのイボ・カロビッチ(クロアチア)と対戦する。第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)もストレート勝ちで4強進出を果たし、次戦で第4シードのジレ・ミュラー(ルクセンブルク)と戦う。











【男子ゴルフ】 松山英樹「我慢強くやりたい」 15日開幕の今季メジャー第2戦全米オープン
 15日(日本時間同日夜)に開幕する男子ゴルフのメジャー第2戦、全米オープン選手権に5年連続で出場する松山英樹は13日、ウィスコンシン州エリンのエリンヒルズで調整し、「優勝を目指したいが、一日一日が大事。初日から出遅れないように我慢強くやりたい」と意欲を語った。10、11日に18ホールを回っており、この日は後半9ホールを練習。全米オープン初開催のコースは起伏に富み、風が吹き抜ける。世界ランキング4位の松山はショットがやや不調で「しっかりと対応できるようにしたい」と気を引き締めた。日本勢は他に谷原秀人、池田勇太、宮里優作、小平智、今平周吾が出場する。51位だった昨年に続く2度目の出場となる谷原は「今年は風の強いところでプレーしてきたので、気にならない。まずは予選を通過したい」と目標を掲げた。(共同)

ゴルフ=マキロイ、全米OPコース整備決定に不満
[エリン(米ウィスコンシン州) 13日 ロイター] - 男子ゴルフの世界ランキング2位のロリー・マキロイ(英国)は13日、米ウィスコンシン州エリンヒルズで15日から開催される全米オープン(OP)のコース整備の決定に不満を述べた。13日に、米国ゴルフ協会の関係者はフェアウェー脇にある背の高いフェスキュー芝のエリアが刈られると少数の記者団に語った。数人の選手が、膝の高さまであるフェスキュー芝からボールを脱出させるのが難しいと述べていた。それを聞いたマキロイは「我々には左右60ヤードのラインがある。世界でも最高の156人が集まるのだから、その範囲にボールを打てないならば荷物をまとめて家に帰るべき」と述べた。さらに「これは全米OPで、本来厳しい試合である。もし彼らが50ヤードの範囲に打てないとしても、そこまで不満を述べることはないと思う」とも話した。

MLB=ダルビッシュ6勝目、青木は1盗塁
[12日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は12日、各地で試合を行い、レンジャーズのダルビッシュ有投手は、敵地でのアストロズ戦に先発登板。7回1安打、3四球、4三振、1失点の内容で今季6勝目(4敗)を挙げた。アストロズの青木宣親外野手は、9番・左翼で先発出場。2打数無安打、1死球、1盗塁の成績だった。途中で右翼に回った。試合はレンジャーズが6─1で勝った。

【MLB】イチローの打率が2割超える 今季初の4試合連続安打
 マーリンズのイチローは13日、マイアミでのアスレチックス戦で八回に代打で出場し、1打数1安打だった。4試合連続安打とした。内容は右前打で打率は2割7厘。チームは8-1で勝った。イチローが今季初の4試合連続安打をマークした。7点リードの八回に先頭で代打として出場し、外角低めのチェンジアップをしっかりたたき、右前に運んだ。打率は2割を超え、状態が上がってきたことを印象付けた。この回は得点に至らなかったが、チームは投打がかみ合っての快勝だった。特に打線は10日に右手首に投球を受けた主砲スタントンが先発復帰し、2ランを放つなど着実に加点した。マッティングリー監督は「効果的に得点できたのでブルペンがとても楽だった」と満足そうに振り返った。(共同)

【MLB】青木宣親は3打数2安打 「ここ最近、良くなっている」
 アストロズの青木は13日、ヒューストンでのレンジャーズ戦に「9番・右翼」で出場し、3打数2安打だった。内容は左越え二塁打、遊撃内野安打、空振り三振で打率は2割7分3厘。チームは2-4で敗れ、3連敗。
■青木の話「(チームが3連敗を喫し)打線が今までよりつながりにくくなっている。何とか乗り越えないと。(自身は2安打で)状態はここ最近、良くなっている」(共同)

テニス=全仏優勝のナダル、エイゴン選手権欠場
[13日 ロイター] - 男子テニスで今年の全仏オープン(OP)で優勝した世界ランキング2位のラファエル・ナダル(31、スペイン)は、来週開幕するエイゴン選手権を欠場する。大会主催者が13日発表した。医師から休養を勧告されたナダルは「この決定をするのは悲しい。(大会会場の)クイーンズ(・クラブ)を愛しているし、2008年には優勝した。ウィンブルドン(選手権)決勝に進出した時は、いつもクイーンズでプレーした後だった」と述べた。そして「数日の休息で準備が整うことを望んだが、31歳になり、長いクレーコートのシーズンをプレーし全ての情熱を全仏OPに捧げた後、チームドクターと話し、ウィンブルドン選手権(7月3日開幕)でプレーするために休息が必要だと決断した」と話した。エイゴン選手権には世界ランキング1位で前回王者のアンディ・マリー(英国)、全米OP優勝のスタン・バブリンカ(スイス)、2014年優勝のグリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)、前回準優勝のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が出場する。











サッカー=フランスがイングランド破る、国際親善試合
[13日 ロイター] - サッカーの国際親善試合が13日に各地で行われ、フランスがホームでイングランドに3─2で勝利した。フランスは後半序盤にラファエル・バランが退場となり10人での戦いを強いられものの、同12分にキリアン・ムバッペの好アシストからウスマヌ・デンベレが決勝点を挙げた。イングランドはキャプテンのハリー・ケインが2点を挙げ奮闘したが、及ばなかった。先月マンチェスターとロンドンで起きた襲撃事件を受けて、試合前には事件の犠牲者への追悼が行われた。選手入場の際、フランス陸軍の音楽隊と合唱団はマンチェスター出身のバンド「オアシス」の曲を演奏、ファンは赤と白のプラカードを掲げて英国旗を形作った。国歌斉唱の際には、観客全員が歌えるようにスクリーンに歌詞が表示された。また、試合直前には両チームの選手たちがピッチの中央で一つの円になり、黙祷が捧げられた。

サッカー=日本はイラクと引き分け、W杯アジア最終予選
[13日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選は13日、B組の2試合を行い、日本は中立地イランでイラクと対戦、1─1で引き分けた。日本は前半8分に大迫勇也のゴールで先制したが、後半28分に同点ゴールを許した。日本は5勝2分1敗の勝ち点17として首位を守った。8月31日の本拠地オーストラリア戦、9月5日の敵地サウジアラビア戦のいずれかで勝利すれば2位以内が確定し、来年のロシアW杯本大会への出場が決まる。また、タイ対アラブ首長国連邦(UAE)のゲームは1─1で引き分けた。

サッカー=韓国敗れ大混戦に、W杯アジア最終予選
[ドーハ 13日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選は13日、A組の2試合を行い、韓国は敵地でカタールに2─3で敗れた。カタールは勝ち点7の5位となり、韓国は同13の2位にとどまった。2022年W杯を開催するカタールは、残り2試合を連勝しなければプレーオフ出場の3位に入ることができない。敗退となれば出場歴を持たずにW杯を開催する最初の国になる。また、シリアと中国の一戦は2─2の引き分けとなり、シリアが勝ち点9の4位、中国が同6の6位となった。同20で1位のイランはすでに本大会出場を決めたが、同12で3位のウズベキスタンを含む残り5チーム全てに本大会出場の可能性が残る大混戦となった。

サッカー=ACミラン、ポルトのFWシルバを獲得
[12日 ロイター] - サッカーのイタリア・セリエA、ACミランは12日、ポルトガル1部リーグのポルトからFWアンドレ・シルバ(21)を獲得した。契約期間は2022年6月まで。移籍金額は4000万ユーロ(約49億2000万円)に上る可能性があるという。シルバは昨季リーグ戦32試合で16得点。欧州チャンピオンズリーグでは8試合で4得点を挙げた。ミランは昨季国内リーグで6位に入り、来季の欧州リーグ予選への出場権を獲得した。

サッカー=アデバヨル、クリスタルパレス移籍は「最悪の判断」
[12日 ロイター] - サッカーのトーゴ人FWエマニュエル・アデバヨル(33)は、2016年にクリスタルパレス(イングランド)に移籍したのはキャリアを通じて「最悪の判断」だったと述べた。マンチェスター・シティーやトットナムなどでプレーしたアデバヨルは昨年1月、6カ月の期限付きでクリスタルパレスに移籍。しかし15試合で1得点に終わり、退団した。現在トルコリーグのバシャクシェヒルでプレーするアデバヨルは英国メディアに対し、「イングランドでは複数のトップクラブで素晴らしい経験ができた」とした上で、「2016年1月にクリスタルパレスと契約したことが唯一の過ち」と発言。「そうしたのは自分の取り巻きを喜ばせるため。自分のキャリアにおいて最悪の判断だった」と話した。

サッカー=ロナルド、脱税疑惑を否定
[マドリード 13日 ロイター] - サッカーのスペイン1部、レアル・マドリードに所属するクリスティアノ・ロナルドは13日、1470万ユーロ(約18億円)の脱税容疑で起訴されたことを受けて、税務署に収入を隠していたことや、脱税をしたことは一度もないと疑惑を否定した。スペイン検察当局は、ロナルドが2010年に立ち上げた企業を使い、2011年から2014年にかけて肖像権による収入を隠蔽したと発表した。これについて、ロナルドは代理人を通じて「脱税計画など存在しない。何も隠していないし、隠そうとしたこともない」と表明した。









NBA=ウォリアーズがファイナル制覇、2年ぶり5回目
[オークランド(米カリフォルニア州) 12日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)は12日、ファイナル(7回戦制)第5戦を行い、ウォリアーズが昨季王者のキャバリアーズに129─120で勝利。4勝1敗で2年ぶり、通算5回目の優勝を果たした。ウォリアーズはケビン・デュラントが39得点、7リバウンドと活躍。ステフェン・カリーは34得点、10アシストで貢献した。キャバリアーズはレブロン・ジェームズが41得点、13リバウンド、8アシストと奮闘したが、及ばなかった。

MLB=青木が日米通算2000安打、イチローは本塁打
[11日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は11日、各地で試合を行い、アストロズの青木宣親外野手は、地元でのエンゼルス戦に9番・左翼で先発出場。6回の3打席目のヒットで日米通算2000本安打を達成した。4打数3安打、1打点、1得点の内容。アストロズは6─12で敗戦した。マーリンズのイチロー外野手は、敵地で行われたパイレーツ戦に7番・右翼で先発出場。3打数で1本塁打、1打点、1得点の内容だった。マーリンズは1─3で敗れた。カブスの上原浩治投手は、地元で行われたロッキーズ戦の7回からリリーフ登板。2回を無安打、無四球、無失点の成績だった。カブスは7─5で勝利。

【MLB】 上原浩治、2季ぶり2回で完璧救援 「ゼロというのは大きい」
 カブスの上原が2回を投げ、速球主体にロッキーズの強力打線を完璧に封じ込めた。チームが勝ち越した直後の好救援で、連敗ストップに貢献し「点を取ってくれた次の回だったので、そこをゼロというのは大きい」と誇らしげだった。2イニング投げたのは2015年7月24日以来で「いつ以来か覚えていない」と言う。「あるだろうなと覚悟はしていた」との心構えで、マドン監督の采配に応えた。(共同)

陸上=ボルト、母国でのラストレースで優勝
[キングストン 11日 ロイター] - 陸上で五輪3連覇を達成し、今年8月の世界選手権ロンドン大会を現役最後のレースと宣言したウサイン・ボルト(30、ジャマイカ)は10日、第2回レーサーズ・グランプリに出場し、母国での最後のレースを終えた。ボルトは男子100メートルを10.03秒のタイムで優勝した。観客数3万人を越える満員の競技場でラストレースを走りきったボルトは「これまでで最もひどいレースに入るかもしれない。走りも、スタートも残念だった。100メートルでこれほど緊張して走ったことはないと思う。長年に渡りサポートしてくれた全ての人々に感謝している」と話した。今後については、陸上競技を後押しをするためにできる限りのことをしたいを述べた。

【NHL】ペンギンズが2連覇達成 スタンリー杯決勝
 北米プロアイスホッケー、NHLのスタンリー・カップ決勝(7回戦制)は11日、米テネシー州ナッシュビルで第6戦が行われ、東カンファレンスのペンギンズが西カンファレンスのプレデターズを2-0で下し、4勝2敗で2季連続5度目の優勝を果たした。2連覇は1997、98年のレッドウイングズ以来。GKマレーを中心とした堅守で耐えていたペンギンズは第3ピリオドの残り1分35秒に均衡を破る先制点をマーク。終了間際にも1点を加えた。(共同)

【ラグビー】日本、ルーマニアに33-21 テストマッチ
 ラグビーの日本代表は10日、2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の試合会場となる熊本市のえがお健康スタジアムでルーマニア代表とテストマッチを行い、33-21で勝った。通算対戦成績は日本の5勝1敗。日本は前半12分に山田、37分に福岡(ともにパナソニック)の両WTBがトライを奪い、23-9で折り返した。後半は15年W杯以来の代表出場となったフランカーのリーチ(東芝)が1分にトライ。その後2トライを許したがリードを守った。19年W杯1次リーグで、ルーマニアは欧州予選を勝ち上がれば日本と同じA組に入る。日本は17、24日に同組の強豪アイルランドと対戦する。









F1=カナダGP、ハミルトンが6度目優勝
[モントリオール 11日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第7戦、カナダ・グランプリ(GP)は11日、モントリオールで決勝レースを行い、ルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)が同GP6度目の優勝を果たした。2位に入ったチームメートのバルテリ・ボッタス(フィンランド)に19.7秒差をつけた。今季3勝目のハミルトンは、「10年前に初めてポールポジションを取り、初優勝したこのサーキットで、今週末に同じことができたのは信じられないほど特別なこと」と喜びを語った。3位にはダニエル・リカルド(オーストラリア、レッドブル)が入り、フェラーリのセバスチャン・フェテル(ドイツ)はフロントウイング損傷によるピットインが影響して4位に終わった。また、今季デビューした地元カナダのランス・ストロール(ウィリアムズ)が9位に入り、初ポイントを獲得した。個人総合はフェテルが141ポイントで首位を守り、2位のハミルトンは12ポイント差。コンストラクターズ部門は、メルセデスが222ポイントに伸ばし、2位のフェラーリを8ポイント差で逆転して首位に立った。

F1=ハミルトン、カナダGP優勝も慢心せず
[12日 ロイター] - 自動車レースF1のルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)は11日、今季第7戦のカナダ・グランプリ(GP)で優勝。本来の強さを取り戻したが、慢心はしていない。ハミルトンは第6戦のモナコGPでは7位に終わったが、カナダGPではポールポジションを獲得。決勝ではスタートからフィニッシュまでリードを守り、最速ラップも記録した。メルセデスはバルテリ・ボッタス(フィンランド)が2位に入り、今季初のワンツーフィニッシュ。コンストラクターズ部門では222ポイントの首位となった。フェラーリが214ポイントで2位。総合首位のセバスチャン・フェテル(ドイツ、フェラーリ)に12ポイント差と迫ったハミルトンはスカイスポーツに対し、「われわれの強さをより強固なものにできたし、マシンの理解を深めることができた」とコメント。しかし「全ての課題を解決できたわけではない」と気を引き締めた。

テニス=全仏王者ナダル、「芝コートでのプレーは困難」
[パリ 12日 ロイター] - テニスの全仏オープン、男子シングルス王者のラファエル・ナダル(31、スペイン)は、ひざをけがして以来、芝コートでのプレーが困難になったと明かした。ナダルは11日、全仏オープンのシングルス決勝でスタン・バブリンカ(スイス)を下し、同大会通算10回目の優勝を達成。最新の世界ランキングで2014年以来、最高位の2位に浮上した。ナダルは2008年と2010年、全仏オープンを制した後にウィンブルドン選手権でも優勝。今年もウィンブルドンでの優勝に期待がかかるが、ナダルは「ひざの問題を抱えるようになった2012年以降、芝コートでのプレーがとても困難になった」とコメント。「芝コートでは低い姿勢でプレーしなければならず、安定感が減る」としながらも、「芝でプレーするのは好きだ。モチベーションは高まっている」と意欲を示した。

テニス=全仏準優勝バブリンカ、アナコーン氏がコーチに
[12日 ロイター] - 男子テニスの世界ランク3位、スタン・バブリンカ(スイス)は、芝コートのシーズンに向けてポール・アナコーン氏(米国)をコーチングチームに加えたと明かした。アナコーン氏は元世界ランク1位のピート・サンプラス(米国)を1995年から2001年、さらに2002年にも短期間、指導した経験を持つ。また、四大大会通算18回の優勝を誇るロジャー・フェデラー(スイス)を2010年と2011年に指導した。バブリンカは11日、「今後4週間、芝コートのシーズンで助けてもらえるよう、アナコーン氏を現在のコーチングスタッフに加えた」と説明した。今年のウィンブルドン選手権は7月3日に開幕。バブリンカは同大会では過去に2回、準々決勝に進出している。

テニス=大坂は初戦敗退、エイゴン・オープン
[12日 ロイター] - 女子テニスのエイゴン・オープンは12日、英国のノッティンガムでシングルス1回戦を行い、第8シードの大坂なおみはクリスティー・アン(米国)に1─6、1─6で敗れた。第7シードのモナ・バルテル(ドイツ)も敗退。ヤニナ・ウィックマイヤー(ベルギー)、謝淑薇(台湾)は勝ち上がった。

【男子テニス】伊藤竜馬は1回戦敗退 リコー・オープン
 男子テニスのリコー・オープンは12日、オランダのセルトゲンボシュで行われ、シングルス1回戦で伊藤竜馬(北日本物産)はアンドレアス・セッピ(イタリア)に3-6、6-3、3-6で敗れた。(共同)

テニス=全仏OP女子ダブルス、サファロバ組が優勝
[11日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープンは11日、パリで女子ダブルスの決勝を行い、第1シードのベサニー・マテックサンズ(32、米国)、ルーシー・サファロバ(チェコ)組がアシュリー・バーティ、ケーシー・デラクア組(ともにオーストラリア)を6─2、6─1のストレートで下し、優勝した。昨年の全米オープンと今年の全豪オープンで優勝しているマテックサンズ、サファロバ組は、四大大会3連勝を達成した。マテックサンズは対戦したバーティ、デラクア組について「素晴らしいプレーだったし、最高のチーム。近いうちにまた戦うことになるに違いない」と賞賛した。

【米女子ゴルフ】アリヤが今季初勝利 マニュライフ・クラシック
 米女子ゴルフのマニュライフ・クラシックは11日、カナダ南東部ケンブリッジのホイッスルベアーGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)が通算17アンダー、271で並んだ田仁智(韓国)とレキシー・トンプソン(米国)とのプレーオフを制し、今季初勝利で通算6勝目を挙げた。賞金25万5千ドル(約2800万円)を獲得した。(共同)









サッカー=イランのW杯本大会出場が決定、アジア勢一番乗り
[12日 ロイター] - サッカーの2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会、アジア最終予選は12日、A組の1試合を行い、イランがホームでウズベキスタンに2─0で勝利。2大会連続、通算5回目のW杯本大会出場を決めた。8試合を終えたイランは勝ち点20で首位。2試合を残し、同組2位以内が確定した。アジアでは予選突破一番乗り。7試合消化の韓国が同13で2位につけている。8試合で勝ち点12のウズベキスタンが3位。

【サッカー日本代表】 ハリル監督「最も大事な試合」 13日にイラク戦 W杯ロシア大会アジア最終予選
 【テヘラン=小川寛太】サッカーの日本代表は13日午後4時55分(日本時間同9時25分)から、テヘランでワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選B組のイラク戦に臨む。試合はイラクの政情不安のため、中立地で行われる。12日は試合会場で前日会見が行われ、ハリルホジッチ監督は「最も大事な試合がやってきた。すべてを出して勝つトライをしないといけない」と意気込んだ。その後、チームは前日練習を行った。日本は5勝1分け1敗の勝ち点16でB組首位。イラクは勝ち点4の5位で、W杯出場の可能性は消えている。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本の45位に対し、イラクは120位。

サッカー=W杯欧州予選、イタリアとスペイン勝利
[11日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)欧州予選は11日、各地で試合を行い、G組ではイタリアとスペインが勝利した。ホームでリヒテンシュタインと戦ったイタリアは、前半35分にロレンツォ・インシーニェのゴールで先制すると、後半には4ゴールを追加。5─0で大勝した。アウェーでマケドニアと対戦したスペインは、前半にダビド・シルバとジエゴ・コスタのゴールで2点リードを奪うと、後半に1点を返されたが2─1で逃げ切った。この結果、両チームが勝ち点16で並び得失点差でスペインが首位となった。9月2日に両者がスペインのホームで直接対決する。

サッカー=U―20W杯、イングランドが初優勝
[11日 ロイター] - サッカーのU―20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)は11日、水原(韓国)で決勝を行い、イングランドがベネズエラを1─0で下し、初優勝を果たした。ベネズエラは終始積極的なプレーを見せたものの、イングランドはFWキャルバート・ルーウィン(エバートン)が前半35分に先制点を挙げると、これが決勝ゴールとなった。イングランドが世代別を含む世界大会で優勝するのは、1966年W杯以来51年ぶり。

サッカー=イングランド、親善試合でGK2人を起用へ
[12日 ロイター] - サッカーのイングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督は、13日のフランスとの親善試合では、前半と後半に別のゴールキーパーを起用すると明かした。イングランド・プレミアリーグ、バーンリーに所属するGKトム・ヒートンが先発し、ストークのGKジャック・バトランドが後半にプレーする。10日に行われた2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会、欧州予選のスコットランド戦では、GKジョー・ハートがフリーキックから2失点。サウスゲート監督はハートについて、フランス戦では当初から休ませる予定だったと述べた。スコットランド戦に続き、ハリー・ケインが主将を務める。









【全仏テニス】ナダル、3年ぶり10度目V 男子シングルス決勝
 テニスの四大大会第2戦、全仏オープン最終日は11日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス決勝で第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第3シードのスタン・バブリンカ(スイス)を6-2、6-3、6-1で下し、3年ぶり最多10度目の優勝を果たした。四大大会で単独2位の15個目のタイトルとなり、優勝賞金210万ユーロ(約2億5830万円)を獲得した。31歳のナダルは鉄壁の守備とフォアの強打で主導権を握り、2015年大会覇者で32歳のバブリンカを寄せ付けなかった。ナダルは今大会の計7試合で1セットも落とさなかった。女子ダブルス決勝では第1シードのベサニー・マテックサンズ(米国)ルーシー・サファロバ(チェコ)組がアシュリー・バーティ、ケーシー・デラクア組(オーストラリア)を6-2、6-1で退けて2年ぶり2度目の優勝を飾り、四大大会3連勝となった。(共同)

テニス=ナダル、通算10回目の全仏優勝まであと1勝
[パリ 10日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープンは11日、男子シングルス決勝を行う。第4シードのラファエル・ナダル(31、スペイン)はここまで1セットも落とすことなく、圧倒的な追い風に乗って通算10回目の全仏優勝へあと1勝としたが、決勝では第3シードのスタン・バブリンカ(32、スイス)という最大の難敵が待ち受ける。バブリンカは四大大会の決勝で3戦3勝と大舞台での強さを誇る。2015年の全仏ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)を倒した経験を持ち、2014年の全豪オープン決勝ではナダルを破ってグランドスラム初制覇を果たした。ナダルはバブリンカについて「止めるのは難しい」とコメント。積極的なプレーをさせないようにあらゆる手を打つ必要があるとし、「ハードに打てるポジションでは打たせないようにしなければならない」とポイントを挙げた。一方のバブリンカは、2014年から3年を経て、「大事な場面で全力を発揮できる自信がついた」と発言。ナダル戦、最初の12試合は歯が立たなかったが、最近の6試合では3勝している。なおナダルとバブリンカのどちらが決勝を制したとしても、次に更新される世界ランキングで2位に浮上することが確定している。

テニス=20歳オスタペンコが初優勝、全仏オープン女子
[パリ 10日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープンは10日、パリで女子シングルス決勝を行い、20歳のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)が第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)に4─6、6─4、6─3で勝利。ツアー初優勝とグランドスラム初制覇を同時に達成した。オスタペンコは第1セットを落とした後、第2セットでも0─3と劣勢だったが、そこから逆転。ラトビアに四大大会初タイトルをもたらした。1968年のオープン化以降、ノーシードの選手が全仏の女子シングルスを制したのは初めて。ツアー初優勝を全仏で果たしたのは男子シングルスでのグスタボ・クエルテン(ブラジル)以来で、クエルテンが勝った1997年6月8日がオスタペンコの誕生日。試合後オスタペンコは、「すべてが思い通りに進んでくれたゲームがいくつかあった。1ポイントでも多く取るつもりで戦った」とコメント。「誕生日がクエルテンの全仏初優勝の日と重なるのは知っていた。言葉もない」と述べた。

【全仏テニス】上地結衣が単複2冠を達成 車いすの部女子
 テニスの全仏オープン車いすの部は10日、パリのローランギャロスで行われ、女子ダブルス決勝で23歳の上地結衣(エイベックス)がマリヨレン・バウス(オランダ)とのコンビでオランダのペアに6-3、7-5で勝ち、同日のシングルスと合わせて2冠を達成した。四大大会で2種目制覇はダブルスで英国選手と組んだ2014年の全仏と全米オープンに続いて3度目となった。(共同)

テニス=シャラポワが芝コートの大会欠場へ、けが回復せず
[10日 ロイター] - 女子テニスの元世界ランク1位、マリア・シャラポワ(ロシア)は、左太もものけがが回復せず、今月のウィンブルドン選手権予選を含む今季の芝コートで行われる大会を欠場すると発表した。シャラポワは5月のイタリア国際で同箇所を痛めた。ドーピング規則違反による1年3カ月の出場停止処分が4月に明けて復帰したばかりだった。同選手は自身のフェイスブックに、「検査の結果、ローマで負った筋断裂のけがにより予定していた芝コートでの大会には出場できなくなった」と記した。

ゴルフ=首位にクレーンら3選手、米男子ツアー
[10日 ロイター] - 米男子ゴルフのフェデックス・セントジュード・クラシックは10日、テネシー州メンフィスのTPCサウスウインド(パー70)で第3ラウンドを行い、ベン・クレーン(米国)らが通算9アンダーの201でトップに立った。この日65で回ったラファエル・カブレラベロ(スペイン)、スチュワート・シンク(米国)とクレーンの3選手が首位に並んだ。1打差の4位タイでチャド・キャンベルとルーク・リスト(ともに米国)が追う。フィル・ミケルソン(米国)は通算5アンダーの13位タイ。

【女子ゴルフ】 引退表明の宮里藍は26位 キム・ハヌルが3勝目 サントリー・レディース
 女子ゴルフのサントリー・レディースは11日、兵庫県六甲国際GC(6538ヤード、パー72)で最終ラウンドを行い、首位で出たキム・ハヌル(韓国)が通算15アンダー、273で今季3勝目を挙げ、賞金1800万円を獲得した。今季限りでの現役引退を表明した宮里藍はスコアを1つ伸ばし、通算2アンダー、286で26位に終わった。首位と1打差の2位に堀琴音、さらに3打差の3位にテレサ・ルー(台湾)が続いた。辻梨恵と山城奈々が通算10アンダーで4位だった。