テニス=錦織は第9シード、ウィンブルドン選手権
[28日 ロイター] - テニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権を主催するオールイングランド・クラブは28日、シード選手を発表し、男子シングルスで世界ランク9位の錦織圭は第9シードに入った。昨年の同大会覇者で世界ランク1位のアンディ・マリー(英国)が第1シード。同4位でウィンブルドンでは優勝3回のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第2シード、同優勝7回で世界5位のロジャー・フェデラー(スイス)が第3シードとなった。ウィンブルドンは芝コートで行われた過去2年の大会での実績が考慮されるなど、他のグランドスラム大会と異なるシード順位の決め方が採用されている。世界2位のラファエル・ナダル(スペイン)が第4シード、同3位のスタン・バブリンカ(スイス)が第5シードとなり、第6シードからは世界7位ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、同6位マリン・チリッチ(クロアチア)、同8位ドミニク・ティエム(オーストリア)の順に続いた。組み合わせは30日に決まり、7月3日に開幕する。

【男子テニス】杉田祐一が8強入り アンタルヤ・オープン
 男子テニスのアンタルヤ・オープンは28日、トルコのアンタルヤで行われ、シングルス2回戦で杉田祐一(三菱電機)はダビド・フェレール(スペイン)に6-3、3-6、7-6で競り勝って8強入りした。(共同)

テニス=復帰2戦目のクビトバが今季初優勝、エイゴン・クラシック
[25日 ロイター] - 女子テニスのエイゴン・クラシックは25日、英バーミンガムでシングルス決勝を行い、第7シードのペトラ・クビトバ(27、チェコ)がアシュリー・バーティ(オーストラリア)を4─6、6─3、6─2で下し、優勝した。クビトバは第1セットを落としたもののリズムを取り戻し、トータル13本のサービスエースを打ち込み、勝利を収めた。同選手は昨年12月、自宅でナイフを持った人物に襲われた際に手を負傷。先月から今月始めにかけて行われた全仏オープンで復帰を果たした。ウィンブルドン選手権(7月3日開幕)で3度目の優勝を狙うクビトバは、試合後のインタビューで「素晴らしいトーナメントだった。グラスコートで最初の1本を打った時からとても良いと感じ、グラスコートシーズンの励みになるものだった。今日見せたような最高のプレーがしたかった」と話した。

テニス=フェデラーが最多9度目優勝、ゲリー・ウェバーOP
[25日 ロイター] - 男子テニスのゲリー・ウェバー・オープンは25日、ドイツのハレでシングルス決勝を行い、第1シードのロジャー・フェデラー(35、スイス)は第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を6─1、6─3のストレートで下し、同大会最多9回目の優勝を果たした。フェデラーは立ち上がりから試合をコントロールし、早々にブレークするなど第1セットを24分で勝利。第2セットのスタートではズベレフがブレークのチャンスを得たが生かせず、フェデラーは1回目のマッチポイントで勝負を決めた。四大大会18回優勝を誇るフェデラーは、今大会で1セットも落とさず優勝。「この大会でこれからまた優勝できるかどうか分からないのでとても嬉しい」と話した。

テニス=ジョコビッチが今季初芝コートで勝利、エイゴン国際
[28日 ロイター] - テニスのエイゴン国際は28日、英国のイーストボーンで試合を行い、男子シングルス2回戦で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)はバセク・ポシュピシル(カナダ)を6─4、6─3で下し、3回戦に進んだ。ジョコビッチは試合後、「今季初の芝コートでの試合だったことを考えると感触はよかった」とコメント。非常に堅実に勝利をつかめたと満足感を示した。同1回戦では第5シードのサム・クエリー(米国)が敗退。第6シードのミーシャ・ズベレフ(ドイツ)と第7シードのリシャール・ガスケ(フランス)は勝ち上がった。

テニス=ジョコビッチ、コーチ・アガシ氏とウィンブルドンに臨む
[イーストボーン(英国) 26日 ロイター] - 男子テニスの世界ランク4位、ノバク・ジョコビッチ(30、セルビア)は、今年のウィンブルドン選手権(7月3日開幕)では、アンドレ・アガシ氏(47、米国)がコーチとして帯同すると明かした。ジョコビッチは記者会見でアガシ氏について「私がウィンブルドンで勝ち残っている間、彼はずっと一緒にいてくれる。これは私にとって朗報だ」と発言。「彼がいてくれることは私だけでなく、テニス界全体にとっていいこと。彼は週末に到着する予定」と述べた。ジョコビッチは全仏オープンの前にアガシ氏をコーチに迎えたが、その詳細は不明。アガシ氏との関係については「流れに身を任せる」と述べている。同選手は全仏オープンではシングルス準々決勝で敗退。ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ昨年のウィンブルドンでは3回戦でサム・クエリー(米国)に敗れた。

テニス=大坂はウォズニアッキに敗れる、エイゴン国際
[28日 ロイター] - テニスのエイゴン国際は28日、英国のイーストボーンで試合を行い、女子シングルス2回戦では大坂なおみが第6シードのキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)に2─6、6─7で敗れた。第1シードのアンゲリク・ケルバー(ドイツ)と第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)はともにフルセットで勝利。第5シードのジョアンナ・コンタ(英国)と第7シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)も勝ち上がった。

テニス=世界ランク1位ケルバー、芝シーズンで巻き返しへ
[イーストボーン(英国) 26日 ロイター] - 女子テニスの世界ランク1位、アンゲリク・ケルバー(29、ドイツ)は、芝シーズンでの巻き返しを目指している。ケルバーは今季ここまで19勝13敗の成績。決勝には1回しか進出していない。全仏オープンでは第1シードだったが、シングルス1回戦で世界ランク40位のエカテリーナ・マカロワ(ロシア)に敗れた。ケルバーは記者会見で「最高の半年ではなかった」とコメント。「しかしこの6カ月間で多くを学んだ。世界ランク1位なのは素晴らしいことだけど、期待も大きい」と話した。さらに「クレーシーズンが終わってうれしい」と述べ、芝シーズンの到来を喜んだ。

テニス=マリー、ウィンブルドン前のエキシビションマッチを欠場
[27日 ロイター] - 男子テニスの世界ランク1位、アンディ・マリー(英国)は27日、ロンドンで行われたエキシビションマッチを臀部の痛みにより欠場した。四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権は7月3日に開幕する。広報担当によると、マリーは大事を取って休養し、30日に行われる試合ではプレーする予定だという。マリーは先週のエイゴン選手権でまさかの1回戦敗退を喫した後、芝コートに対する準備としてロンドンで2試合行うスケジュールを組んでいた。今シーズンのマリーは帯状疱疹、ひじの故障、インフルエンザの影響もあり、本来のパフォーマンスを見せられていない。













MLB=田中とダルビッシュが好投、ヤンキース延長で勝利
[23日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は23日、各地で試合を行い、ヤンキースの田中将大投手は、地元でのレンジャーズ戦に先発登板。8回3安打、2四球、9三振、無失点の成績で、勝敗はつかなかった。ヤンキースは延長10回裏にロナルド・トレイエス内野手が決勝打を放ち、2─1でサヨナラ勝ちを収めた。レンジャーズのダルビッシュ有投手もこの試合に先発登板し、7回2安打、無四球、10三振、無失点の成績だった。マーリンズのイチロー外野手は、地元でのカブス戦に7回に代打で出場するも、ファーストゴロに倒れた。マーリンズは2─0で勝利した。

MLB=マーリンズ田沢1回無失点、イチロー無安打
[24日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は24日、各地で試合を行い、マーリンズの田沢純一投手は、地元でのカブス戦の9回に5番手として登板。1回を無安打、無四球、1三振、無失点の成績だった。マーリンズのイチロー外野手は、8回に代打で出場。1打数無安打に終わった。マーリンズは3─5で敗れた。

MLB=元レッドソックスのオルティス氏、功績称えられ道の名に
[22日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)レッドソックスで昨年引退したデービッド・オルティス氏が長年の功績を称えられ、レッドソックスの本拠ボストンで道の名前になることが明らかになった。ボストン市長によると、レッドソックスのスタジアム「フェンウェイ・パーク」付近の道路に「デービッド・オルティス・ドライブ」という名が付けられる。オルティス氏は22日に行われるセレモニーに出席する。翌23日には、レッドソックスが、オルティス氏の背番号34を永久欠番とする式典を試合前に行う予定。オルティス氏は現役時代、オールスターに10度選出。20年のMLBキャリアのうち14シーズンをレッドソックスで過ごし、ワールドシリーズを3回制覇した。レッドソックスでの通算483本塁打はテッド・ウィリアムス氏の521本に次ぐ2位、1530打点は3位、2079安打は6位、524二塁打は3位などチーム史上に残る活躍を見せた。

NBA=ブルズがトレード、バトラーをTウルブズへ放出
[ニューヨーク 23日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)のブルズは、攻守に定評があるガードでオールスター選出の実績を持つジミー・バトラー(27)をティンバーウルブズに放出した。ブルズはウルブズからザック・ラビーンとクリス・ダンの2選手に加え、22日に実施された2017年ドラフトの1巡目7位でウルブズが指名したラウリー・マルケネン(アリゾナ大、フィンランド)の交渉権を獲得した。その一方でブルズが同16位で指名したジャスティン・パットン(クレイトン大)の交渉権はウルブズに渡った。一方、ドラフト1巡目2位でガードのロンゾ・ボール(カリフォルニア大ロサンゼルス校)を指名したレーカーズは、若手ポイントガードのディアンジェロ・ラッセルとセンターのティモフェイ・モズゴフをネッツに放出。センターのブルック・ロペスと、同27位指名のカイル・クーズマ(ユタ大)の交渉権を得た。

NFL=レイダーズ、QBカーと5年総額139億円契約
[22日 ロイター] - 米ナショナルフットボールリーグ(NFL)、レイダーズのQBデレク・カー(26)は22日、チームと新たに5年契約で合意したことを自身のソーシャルネットワーク(SNS)で発表した。カーは詳細について明かしていないが、複数メディアによると5年でリーグ最高の総額1億2500万ドル(約139億円)と報道されている。同選手はツイッターで「ついに決まった。一生レイダーズでプレーするという夢に一歩近づいた。あとはプレーをするだけだ」と喜びをツイートした。

ラグビー=日本代表、世界ランク3位アイルランドに連敗
[24日 ロイター] - ラグビーの日本代表は24日、東京・味の素スタジアムで世界ランク3位のアイルランド代表に13─35で敗戦。2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の1次リーグA組で対戦する強豪に対し、テストマッチ2連敗となった。世界11位の日本は前半3分に自陣でのインターセプトを喫して相手に先制トライを奪われるなど合計4トライを許し、8─28で試合を折り返した。後半22分に山田章仁がトライに成功。5点を加えたが、追い上げはここまでだった。アイルランドは全英代表ライオンズの遠征で主力を欠きながら、蒸し暑いコンディションにも集中を切らさない強さを発揮。日本の主将リーチマイケルは「世界3位の精神力の強さを実感した」と述べた。日本のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「守りはよく頑張ったが、体格で上回る相手のシンプルなラグビーに力負けした」とコメント。「プレーの精度の低さとペナルティーの多さが響いた」と反省点を挙げ、「日本にとっては相手との体格差をいかに埋めていくかが常に課題になる」と語った。











テニス=復帰2戦目のクビトバが決勝進出、エイゴン・クラシック
[24日 ロイター] - 女子テニスのエイゴン・クラシックは24日、英バーミンガムでシングルス準決勝を行い、第7シードのペトラ・クビトバ(チェコ)が決勝進出を果たした。対戦相手のルーシー・サファロバ(チェコ)が1─6、0─1とリードされたところで足のけがを理由に途中棄権した。クビトバは昨年12月に自宅で襲撃されて左手を負傷。手術を受けてツアーを離脱し、今大会が復帰2戦目。ウィンブルドン選手権優勝2回の実績を持つ。決勝ではアシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦する。

テニス=フェデラーが決勝進出、ゲリー・ウェバーOP
[24日 ロイター] - 男子テニスのゲリー・ウェバー・オープンは24日、ドイツのハレでシングルス準決勝を行い、第1シードのロジャー・フェデラー(35、スイス)はカレン・ハチャノフ(ロシア)を6─4、7─6で下し、同大会通算9回目の優勝に一歩前進した。ウィンブルドン選手権(7月3日開幕)で通算8回目の優勝を目指すフェデラーは今大会、まだ1セットも落としていない。試合後記者に対して、「ものすごい接戦だった。タイブレークをものにできてとてもうれしい」と語った。第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)はリシャール・ガスケ(フランス)に第1セットを奪われながらも逆転勝ちを収め、2年連続の決勝進出を果たした。昨年の同大会では準決勝でフェデラーを下した。

テニス=世界50位エバンズに処分、コカイン使用認める
[ロンドン 23日 ロイター] - 男子テニスの世界ランク50位、ダニエル・エバンズ(27、英国)は23日、コカインの使用を認めて暫定出場停止処分を受けることになった。4月に行われたバルセロナ・オープンの際に行われた薬物検査で、コカインの陽性反応を示していた。エバンズは「過ちを犯したことに向き合わなければならない」とコメント。「家族やコーチ、チームやスポンサーなどたくさんの人々を失望させた。英国のテニス関係者とファンの方々に心の底からお詫びするしかない」と述べた。国際テニス連盟(ITF)の反ドーピング部門は声明で、4月24日に採取されたサンプルにコカインの反応が現れた結果をエバンズが認めたとし、6月26日より暫定的な出場停止処分とすると発表した。英国ローンテニス協会(LTA)は声明で、「非常に失望している」と述べた。

ゴルフ=スピースが首位キープ、トラベラーズ選手権
[23日 ロイター] - 米男子ゴルフのトラベラーズ選手権は23日、コネティカット州クロムウェルのTPCリバーハイランズ(パー70)で第2ラウンドを行い、首位で出た元世界ランク1位のジョーダン・スピース(米国)は69で回り、通算8アンダーの132でトップの座を守った。トロイ・メリットとパトリック・リード(ともに米国)が1打差の2位タイにつけた。ロリー・マキロイ(英国)は73で回り、通算イーブンパーの69位タイでかろうじて決勝ラウンドに進出した。

ゴルフ=マキロイ、ドーピング検査強化を支持
[22日 ロイター] - 男子ゴルフでメジャー通算4勝を誇るロリー・マキロイ(28、英国)は、PGAツアーが2017─18シーズンからドーピング検査の強化を図ることについて支持する意向を表明した。PGAツアーは、これまでの尿検査に加えて血液検査を導入することを20日に発表。成長ホルモン剤の検出も可能になると明かした。マキロイは昨年7月、他の五輪種目と比べてゴルフのドーピング検査は不十分であると懸念を示し、血液検査の導入を推奨していた。今回の発表について「血液検査をしなければ、ゴルフがクリーンなスポーツだと証明することはできない。ゴルフを五輪種目にしたいならば、他の種目の行っている全てのことを実施しなければならない」と歓迎のコメントを残した。

【女子ゴルフ】
鈴木愛、通算15アンダーで首位浮上 1打差に三ケ島かな アース・モンダミン第3日
 女子ゴルフのアース・モンダミン・カップは24日、千葉県カメリアヒルズCC(6545ヤード、パー72)で第3ラウンドを行い、今季2勝目を狙う23歳の鈴木愛が6バーディー、1ボギーの67をマークし、通算15アンダーの201で首位に浮上した。1打差の2位に三ケ島かなが続いた。さらに2打差の3位に笠りつ子がつけ、通算10アンダーの4位にペ・ヒギョン(韓国)、9アンダーの5位に森田遥と賞金女王のイ・ボミ(韓国)が並んだ。単独首位から出た成田美寿々は75と崩れ、8アンダーの7位に後退した。(賞金総額1億8000万円、優勝3240万円)

【米女子ゴルフ】 宮里藍はパットが振るわず苦しいスタート、「厳しいが頑張りたい」 アーカンソー選手権第1日
 今季限りでの引退を表明してから1カ月弱。日本を離れた宮里藍にとって米ツアーは約2カ月ぶりだった。「米国では対自分のプレーになる」と集中力を高めたが、1オーバーと厳しいスタートとなった。2012年に通算9勝目を挙げた思い出の地。自身と同じ元世界ランキング1位のリディア・コ(ニュージーランド)、朴仁妃(韓国)という豪華なペアリングで注目の組だった。「日本でプレーしていた時間が長かったので、コースの感触をつかめていなかった」。武器のパットが振るわなかったが、最後に意地を見せた。17番(パー3)はティーショットをピンそば1メートルに乗せ、バーディー。18番(パー5)も2打目でグリーン奥のカラーまで運び、連続バーディーで締めた。上がりの2ホールで手応えを得たのか、悲愴感はない。「スコアを伸ばしていかないといけない状況。厳しいが、しっかりと頑張りたい」と言葉に力を込めた。(共同)









F1=ハミルトンPP、アゼルバイジャンGP予選
[24日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第8戦、アゼルバイジャン・グランプリ(GP)は24日、バクーで公式予選を行い、ルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)がポールポジション(PP)を獲得した。ハミルトンは通算66回目のPP。アイルトン・セナ氏(ブラジル)の65回を抜いた。歴代最多記録はミヒャエル・シューマッハー氏(ドイツ)の68回。バルテリ・ボッタス(フィンランド、メルセデス)が2番手。キミ・ライコネン(フィンランド)が3番手、セバスチャン・フェテル(ドイツ)が4番手とフェラーリ勢が続いた。マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソ(スペイン)は16番手。ストフェル・バンドーン(ベルギー)は19番手だった。

F1=フェルスタッペン最速、アゼルバイジャンGPフリー走行
[23日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第8戦、アゼルバイジャン・グランプリ(GP)は23日、バクーでフリー走行2回を行い、マックス・フェルスタッペン(オランダ、レッドブル・タグ・ホイヤー)が2回ともトップタイムを記録した。1回目の2位はチームメートのダニエル・リカルド(オーストラリア)。2回目はバルテリ・ボッタス(フィンランド、メルセデス)が2位だった。総合首位のセバスチャン・フェテル(ドイツ、フェラーリ)は1回目が3位で2回目は5位。ルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)は1回目が5位、2回目は10位だった。

F1=ハミルトン、アゼルバイジャンでの初勝利へ意欲
[ロンドン 21日 ロイター] - 自動車レースF1のルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)は、アゼルバイジャンGP(25日決勝)での自身初勝利に向けて意欲を示している。メルセデスはモナコGPでフェラーリに敗れたが、続くカナダGPではハミルトンとチームメートのバルテリ・ボッタス(フィンランド)がワンツーフィニッシュを果たした。メルセデスのトト・ウォルフ代表は今週、「ルイスはメルセデス加入後の5年でいま最高の位置にいる。カナダGPですばらしい結果を出しただけでなく、難しい日々に立ち向かっている。最高のレーサーはこうしてつくられる」と、ハミルトンを評した。昨年同じバクーで行われたヨーロッパGPでは予選でバリアに衝突し、10番手からのスタートで5位フィニッシュと苦い記憶を残したハミルトン。「ことしは結果を出すことが目標」と述べた。

陸上=35歳ガトリンが優勝、全米選手権男子100m
[サクラメント(米カリフォルニア州) 24日 ロイター] - 陸上短距離の五輪銀メダリスト、ジャスティン・ガトリン(35)は23日、全米選手権の男子100メートルで優勝。世界選手権(8月にロンドンで開催)への出場権を獲得した。ガトリンは今季自己ベストの9秒95で優勝。クリスチャン・コールマン(21)が9秒98で2位、クリストファー・ベルチャー(23)が10秒06で3位となり、ガトリンと世界選手権に出場することになった。ガトリンは「近年マークしてきたような素晴らしいタイムではないが、戦う必要があった」とコメント。世界選手権での男子100メートルを最後に、現役を引退する世界記録保持者ウサイン・ボルト(ジャマイカ)ともう1回戦う権利を得た。

陸上=ガトリン、ボルト引退レースの世界選手権で対決を希望
[サクラメント(米カリフォルニア州) 23日 ロイター] - 陸上男子短距離のジャスティン・ガトリン(35、米国)は、世界選手権(8月にロンドンで開催)で最大のライバル、世界記録保持者のウサイン・ボルト(30、ジャマイカ)と最後にもう1回対戦したいと考えている。ボルトは世界選手権の男子100メートルを最後に、現役を引退する。今週末、全米選手権に出場するガトリンはロイターに対し、同レースは「歴史の一部になる」とコメント。ボルトの現役最後のレースで「時代が変わる」と述べた。2004年アテネ五輪の100メートル金メダリストであるガトリンはボルトに1回(2013年)しか勝ったことがないが、「記録を持っている選手と戦うのが好き」と発言。2010年にドーピング違反による4年間の資格停止処分から復帰した後は、「彼(ボルト)と肩を並べることが目標だった」と報道陣に語った。

陸上=ボルトがモナコのレースに出場
[22日 ロイター] - 陸上男子100メートル、200メートルで五輪3連覇のウサイン・ボルト(ジャマイカ)が、7月21日にモナコで行われるダイヤモンドリーグの100メートルに出場する。大会主催者が21日に発表した。五輪通算8個の金メダルを獲得したボルトは、8月4日にロンドンで開幕する世界選手権を最後に引退することを表明している。100メートルと200メートルで世界記録を持つボルトだが、世界選手権では200メートルには出場しない見込み。

【陸上】サニブラウン、女子・市川とも100初V 日本選手権
 陸上の世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権第2日は24日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、男子100メートル決勝は18歳のサニブラウン・ハキーム(東京陸協)が追い風0・6メートルで10秒05の大会タイ記録で初優勝し、代表入りを決めた。多田修平(関学大)が10秒16で2位、ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)が3位となり、代表を有力とした。桐生祥秀(東洋大)は4位、山県亮太(セイコーホールディングス)は6位だった。女子の100メートル決勝は市川華菜(ミズノ)が11秒52で初制覇し、福島千里(札幌陸協)は11秒58の2位で8連覇を逃した。やり投げは海老原有希(スズキ浜松AC)が60メートル64で2大会ぶり9度目の優勝をした。男子の400メートルは北川貴理(順大)が45秒76で、400メートル障害は安部孝駿(デサント)が49秒32で勝ち、代表に決まった。やり投げは新井涼平が4連覇、800メートルは川元奨(ともにスズキ浜松AC)が5連覇した。走り幅跳びは橋岡優輝(日大)が8メートル05で勝った。













サッカー=ポルトガルがコンフェデ杯準決勝へ、開催国ロシア敗退
[24日 ロイター] - サッカーのコンフェデレーションズカップ(杯)は24日、1次リーグA組の試合を行い、ポルトガルはニュージーランドに4─0で快勝。準決勝に進んだ。ポルトガルはクリスティアノ・ロナルドのPKなどで前半に2点をリード。後半にアンドレ・シルバとナニが加点した。このほか、開催国ロシアはメキシコに1─2で敗れた。A組では3試合で勝ち点7のポルトガルが首位通過。得失点差で下回るメキシコが2位。勝ち点3のロシア、3連敗のニュージーランドは敗退した。

サッカー=ロナルド決勝点でポルトガルが勝利、コンフェデ杯
[21日 ロイター] - サッカーのコンフェデレーションズカップ(杯)は21日、A組の2試合を行い、ポルトガルが開催国ロシアに1─0で勝利した。欧州王者ポルトガルは前半8分、エースのクリスティアノ・ロナルドのゴールで先制。ロシアの反撃を抑えて逃げ切り、今大会初白星を飾った。同日の試合では、メキシコがニュージーランドに2─1と勝利。この結果、A組はメキシコとポルトガルが勝ち点4で並び、同3のロシアが3位で続いている。2連敗のニュージーランドは最下位。24日の1次リーグ最終戦で、ポルトガルはニュージーランドと、メキシコはロシアと対戦する。

【海外サッカー】 チリはドイツと1-1 豪州もカメルーンと分ける コンフェデ杯
 サッカーの各大陸王者などで争われるコンフェデレーションズカップ第5日は22日、ロシアのカザンなどで1次リーグB組の2試合が行われ、南米覇者のチリがワールドカップ(W杯)ブラジル大会優勝のドイツと1-1で引き分けた。ともに勝ち点を4とし、得失点差でチリが首位。チリは前半にサンチェスが先制したが、シュティンドルの2試合連続得点で追い付かれた。アジア代表のオーストラリアはカメルーンと1-1で引き分けた。ともに勝ち点1。最終戦のドイツ-カメルーン、チリ-オーストラリアは25日(日本時間26日)に行われる。(共同)

サッカー=サウサンプトン、新監督にペジェグリノ氏
[23日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、吉田麻也が所属するサウサンプトンは23日、マウリシオ・ペジェグリノ氏(45)を新監督に任命した。契約期間は3年。アルゼンチン出身のペジェグリノ氏は今季、アラベス(スペイン)の監督としてリーグ9位の成績を残したほか、スペイン国王杯で準優勝を達成。先月、退任していた。同氏はサウサンプトンを率いることに「興奮している」とし、「私の哲学とクラブの文化は相性がいいと思う」と述べた。サウサンプトンは今季、国内リーグで8位。イングランド・リーグカップでは決勝に進出したが、先週、就任1季目を終えたばかりだったクロード・ピュエル監督を解任していた。

サッカー=アウベスがユベントス退団へ、マンCに移籍か
[21日 ロイター] - サッカーのイタリア・セリエA、ユベントスのジュゼッペ・マロッタ氏は21日、ブラジル代表のダニエウ・アウベス(34)が退団すると発表した。昨年夏にバルセロナ(スペイン)からユベントスに移籍したアウベスは、国内二冠や欧州チャンピオンズリーグ決勝進出に貢献。だが、同大会決勝でレアル・マドリード(スペイン)に1─4と敗れて以降、クラブとの関係が悪化し、最近の発言でファンの怒りも買っていた。イタリアのスポーツ紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、マロッタ氏はアウベスとの関係破たんを否定しつつ、「どんな選手でも大事なのはモチベーション」とコメント。アウベスが移籍を希望したため、契約解消に合意すると明かし、選手の今後にエールを送った。英メディアはアウベスがバルセロナ時代の恩師、ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティー(イングランド)と2年契約を結ぶと報じている。同監督とアウベスはバルセロナでリーグ優勝3回、欧州制覇2回、国王杯優勝2回を経験した。

サッカー=スペイン代表DFアルベロア、現役引退を発表
[24日 ロイター] - サッカーのスペイン1部、レアル・マドリードなどで活躍したスペイン代表DFアルバロ・アルベロア(34)が現役引退を発表した。アルベロアはスペインのマルカ紙に対し、「体力的にはプレーを続けられる」としながらも、「別れを告げるときがきた」と述べた。同選手はスペイン代表として56試合に出場。2010年ワールドカップでの優勝に加え、欧州選手権でも2回の優勝を経験した。レアル・マドリードでは150試合以上に出場し、国内リーグ(優勝1回)や欧州チャンピオンズリーグ(優勝2回)などで数々のタイトルを獲得した。昨年8月にレアルを退団後、1年契約でウェストハム(イングランド)に入団したが、わずか4試合の出場にとどまった。









テニス=ゲリー・ウェバーOP、錦織2回戦へ
[20日 ロイター] - 男子テニスのゲリー・ウェバー・オープンは20日、ドイツのハレでシングルス1回戦を行い、第3シードの錦織圭はフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)に6─7、6─3、6─4で逆転勝ちを収め、2回戦に進出した。杉田祐一は、第1シードで同大会8回優勝のロジャー・フェデラー(スイス)に3─6、1─6で敗れた。第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第6シードのリュカ・プイユ(フランス)、第7シードのロベルト・バウティスタ(スペイン)は勝ち上がった。

【男子テニス】フェデラーが通算1100勝 コナーズに次ぐ歴代2位
 35歳のフェデラーが杉田を退け、男子ツアーのシングルスでジミー・コナーズ(米国)の1256勝に次ぐ歴代2位の通算勝利数を1100とした。「最近勢いがある」と評価する杉田の予選の戦いぶりや練習を見ており、急きょ決まった初対戦にも情報は頭に入っていたという。「(1100勝は)大きな数字。さらに勝利を積み重ねるチャンスがあることを、とても幸せに思う」と話した。(共同)
 ■杉田祐一の話「あっさり、完敗です。フェデラーと芝コートの試合はめったにない経験。彼と戦えたことは本当に誇りだ」(共同)

テニス=エイゴン選手権、世界1位のマリーが1回戦敗退
[ロンドン 20日 ロイター] - 男子テニスのエイゴン選手権は20日、シングルス1回戦の試合を行い、トップ3シード全員が敗れる大波乱となった。世界ランク1位で第1シードのアンディ・マリー(英国)は、世界ランク90位のジョーダン・トンプソン(オーストラリア)に6─7、2─6で敗れた。マリーは「彼の方がいいプレーをした。私は大きなチャンスを作り出せなかった」と敗戦の弁を述べた。また、第2シードで今年の全仏オープン準優勝のスタン・バブリンカ(スイス)はフェリシアーノ・ロペス(スペイン)に6─7、5─7で敗れ、第3シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)はタナシ・コキナキス(オーストラリア)に6─7、6─7で敗れた。

テニス=エイゴンC、クビトバ勝利 日比野は敗退
[20日 ロイター] - 女子テニスのエイゴン・クラシックは20日、英国のバーミンガムでシングルス1回戦を行い、ナイフで襲われて負ったけがから復帰した第7シードのペトラ・クビトバはテレサ・スミトコバ(ともにチェコ)を6─2、6─3で下し、2回戦に進んだ。クビトバは昨年12月、チェコの自宅でナイフを持った人物に襲われ、利き手である左手を負傷。先月の全仏オープンでトーナメント復帰を果たしていた。日比野菜緒はカテリナ・シニアコバ(チェコ)に5─7、5─7で敗れた。そのほか、第4シードのジョアンナ・コンタ(英国)、第5クリスティナ・ムラデノビッチ(フランス)、第6シードのガルビネ・ムグルサ(スペイン)らが勝ち上がる一方、第3シードのドミニカ・チブルコバ(スロバキア)は敗退した。

【女子テニス】 ビクトリア・アザレンカが出産経て復帰 尾崎里紗リードで日没順延 マジョルカ・オープン
 女子テニスの元世界ランキング1位で妊娠と出産のため2016年途中から欠場が続いた27歳のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が20日、スペインで行われたマジョルカ・オープンに主催者推薦で出場して実戦復帰を果たした。シングルス1回戦で尾崎里紗(江崎グリコ)と対戦し、尾崎が3-6、6-4、5-4とリードしたところで日没順延となった。アザレンカは7月3日に開幕する四大大会第3戦のウィンブルドン選手権を目指す考えを示している。(共同)









テニス=世界ランク1位マリー、「東京五輪に出場したい」
[19日 ロイター] - 男子テニスの世界ランク1位、アンディ・マリー(30、英国)は、2020年東京五輪への出場に意欲を見せた。マリーは英紙ガーディアンに対し、「体調に問題なく、プレーを楽しめているかぎり、できるだけ長く現役を続けたい」とコメント。「常に新たなことを学ぼうとしているし、上達を目指している。テニスを続けていることには意味がある」と述べた。また、「代表メンバーに入れるかどうかは分からない」と危機感を募らせながらも、「次のオリンピックにも出場したい」と発言。五輪3連覇のかかる東京大会への出場を見据えていることも明かした。

テニス=フェデラー、ゲリー・ウェバーOPで「まずは1勝を」
[19日 ロイター] - 男子テニスの世界ランク5位、ロジャー・フェデラー(スイス)は、ドイツのハレで19日開幕するゲリー・ウェバー・オープンでは、まず1勝を挙げることに集中すると述べた。フェデラーは芝での大会に専念するため、クレーコートのシーズンを欠場。しかし約2カ月ぶりの復帰を果たした先週のメルセデス・カップでは、シングルス2回戦で格下のトミー・ハース(ドイツ)に敗れた。フェデラーはATPのウェブサイト上で「復帰はいつだって簡単ではない」とコメント。「先週シュツットガルトで結果を出せなかっただけに、ここでは1回戦で勝って勢いに乗ることが大事」と語った。さらに「コート上で正しい判断を下したい」とし、「集中して1ポイントずつ戦いたい」と復調への意欲を示した。

テニス=襲撃されたクビトバ、「ウィンブルドンは特別」
[バーミンガム(英国) 19日 ロイター] - 昨年12月にチェコの自宅でナイフを持った人物に襲われ、利き手である左手を負傷した女子テニスのペトラ・クビトバ(27、チェコ)は、今年のウィンブルドン選手権(7月3日開幕)への出場は例年以上に特別だと述べた。クビトバは先月、全仏オープンで復帰。シングルス2回戦で敗れた。今週はエイゴン・クラシックに出場する。クビトバはロイターに対し、「復帰を目指していたとき、ウィンブルドンでプレーしたいと強く思った。ウィンブルドンに向けて準備はできている。全仏オープンには準備を兼ねて出場した」と語った。同選手はウィンブルドンでは2011年と2014年に優勝。「ウィンブルドンはとても居心地がいい。私にとってはホーム」と話した。

テニス=大坂は初戦突破、エイゴン・クラシック
[19日 ロイター] - 女子テニスのエイゴン・クラシックは19日、英国のバーミンガムでシングルス1回戦を行い、大坂なおみはローレン・デービス(米国)を6─1、2─6、7─6で下した。第2シードのエリナ・スビトリナ(ウクライナ)、第8シードのバルボラ・ストリコバ(チェコ)も2回戦に進んだ。

ゴルフ=7大会連続でメジャー初優勝者が誕生、世代交代明確に
[エリン(米ウィスコンシン州) 19日 ロイター] - 男子ゴルフのメジャー第2戦、全米オープンではブルックス・ケプカ(米国)が優勝。7大会連続でメジャー初優勝者が誕生し、世代交代の流れが明確となった。今年の全米オープンはフィル・ミケルソンとタイガー・ウッズ(ともに米国)が欠場したが、最近のファンはダスティン・ジョンソン(米国)、ロリー・マキロイ(英国)やジェーソン・デー(オーストラリア)らのプレーを楽しみにしている。18日に行われた全米オープンの最終ラウンドでは、ジム・フューリク(米国)やアーニー・エルス(南アフリカ)らベテラン勢ではなく、松山英樹、ブライアン・ハーマンやリッキー・ファウラー(ともに米国)ら若い選手が優勝を争った。松山は最終日のベストスコア、6アンダーの66をマーク。首位とは4打差の2位タイとなり、最新の世界ランキングでは4位から2位に浮上した。









サッカー=ドイツはオーストラリアに辛勝、コンフェデ杯
[19日 ロイター] - サッカーのコンフェデレーションズカップ(杯)は19日、ロシアのソチでB組の1試合を行い、ドイツがオーストラリアに3─2で競り勝った。ドイツは前半終了間際、ユリアン・ドラクスラーのPKで2─1とリード。後半に両チームともに1点ずつを加えた。ドイツは今大会、複数の主力選手を温存。若手中心のメンバーで臨んでいる。ドイツのヨアキム・レーウ監督は「多くの選手にとって、このような大会でプレーするのは初めてだった。結果には満足している」と述べた。ドイツはチリと同じ勝ち点3。両チームは22日に対戦する。

サッカー=ポルトガル主将ロナルド、引き分け発進も「心配ない」
[19日 ロイター] - サッカーのコンフェデレーションズカップ(杯)に出場しているポルトガルは18日、A組初戦でメキシコと2─2の引き分けに終わったが、主将クリスティアノ・ロナルドは心配する必要はないと述べた。ポルトガルはロシアのカザニで行われた一戦で、後半41分に2─1と勝ち越したが、アディショナルタイムに同点ゴールを奪われた。ロナルドは「望んでいた結果ではない」としながらも、「心配する必要はない。チームとしていいプレーができた。2─1で終わればよかったが、サッカーではこのようなこともある。次の試合に向けて気持ちを切り替える」と話した。ポルトガルは21日、開催国ロシアと対戦する。

サッカー=バイエルンCEO、ロナルド獲得報道を否定
[19日 ロイター] - サッカーのドイツ1部、バイエルン・ミュンヘンは19日、クリスティアノ・ロナルド(32)がレアル・マドリード(スペイン)からの退団を決意した場合、同選手の獲得に動くとの報道を否定した。バイエルンのウリ・ヘーネス会長は、このオフシーズンでのビッグネームの獲得を約束。イタリアメディアはバイエルンがロナルドの獲得に関心を示していると報じている。バイエルンのカールハインツ・ルンメニゲ最高経営責任者(CEO)はクラブの声明で「移籍市場でさまざまな憶測を受けることには慣れている」とコメント。「われわれは通常うわさについてはコメントしないが、クリスティアノ・ロナルドに関するうわさに根拠はないということを明確にしておきたい」と述べた。ポルトガルメディアによると、ロナルドはスペインで脱税の容疑を受けたことに「深く幻滅」しており、レアルに退団を申し入れることをすでに決断したという。

サッカー=契約延長拒否したミランGK、サポーターが非難
[19日 ロイター] - サッカーのイタリア・セリエA、ACミランとの契約延長を拒否したGKジャンルイジ・ドンナルンマ(18)は、U─21(21歳以下)イタリア代表の試合でサポーターからおもちゃの札束を投げつけられた。ドンナルンマは18日、ポーランドで行われたU─21欧州選手権、1次リーグ初戦のデンマーク戦にフル出場。試合前半、ゴール裏のサポーターからおもちゃの札束を投げ込まれた。試合は一時、中断した。イタリアメディアによると、サポーターはポーランドにあるミランのファンクラブのメンバーだという。サポーターは同選手に野次を飛ばしたほか、お金のドルとドンナルンマの名前を組み合わせた「ダラールンマ」と記されたバナーを掲げた。同選手が15日にミランとの契約延長を拒否したことに対する抗議とみられる。

【サッカー日本代表】 ハリル監督、コンフェデ杯視察へ W杯切符懸け戦う豪州“丸裸”に
 サッカー日本代表のハリルホジッチ監督が20日、コンフェデレーションズカップ視察のためロシアへ向かった。勝てばワールドカップ(W杯)出場が決まるアジア最終予選のオーストラリア戦を8月31日に控えており、出発前の成田空港で「オーストラリアを見に行く。大事な試合へ向けての準備となる」と話した。19日に2-3でドイツに敗れたオーストラリアの初戦については「ゲームをコントロールできるし、パワーもある」と評した。視察後は自宅のあるフランスに戻り、8月初旬に再来日する予定。









サッカー=コンフェデ杯、ポルトガルとメキシコはドロー
[18日 ロイター] - サッカーのコンフェデレーションズカップ(杯)は18日、2試合が行われ、ポルトガルはメキシコと2─2で引き分けた。ポルトガルは前半34分、クリスティアノ・ロナルドのアシストでリカルド・クアレスマが先制点を決めたが、メキシコも同42分にハビエル・エルナンデスがゴール。ポルトガルは後半41分にセドリックが勝ち越し点を決めたものの、メキシコも後半アディショナルタイムにCKから再び同点弾を決め、引き分けに持ち込んだ。なお、この試合では、ビデオ判定で審判員を補助するビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)が活用され、ポルトガルは先制点を決める前にナニのゴールがオフサイドだったとして取り消されていた。もう1試合では、チリが終盤のアルトゥロ・ビダルらの2得点により、カメルーンを2─0で下した。

サッカー=開催国ロシアが開幕戦でNZに勝利、コンフェデ杯
[17日 ロイター] - サッカーのコンフェデレーションズカップ(杯)は17日、開幕戦の1試合を行い、A組の開催国ロシアがニュージーランドを2─0で下した。国際サッカー連盟(FIFA)ランク63位のロシアは前半に相手のオウンゴールで先制。後半に追加点を挙げた。ロシアは21日、ポルトガルと対戦。ニュージーランドはメキシコと戦う。

サッカー=柴崎ゴール、テネリフェは昇格プレーオフ決勝へ
[18日 ロイター] - サッカーのスペイン2部、柴崎岳の所属するテネリフェは18日、1部リーグ昇格を懸けたプレーオフ準決勝第2戦で、敵地でカディスに1─0で勝利した。2戦合計1─1で並んだものの、レギュラーシーズンの順位により決勝に進んだ。柴崎はフル出場で1ゴールを決めた。柴崎は前半34分、右サイドから出たクロスのこぼれ球をファーサイドで冷静に押し込んだ。2戦合計でイーブンとなった試合は延長でも決着せず、レギュレーションによりテネリフェの勝ち上がりが決まった。決勝ではヘタフェと対戦。第1戦は21日にテネリフェ、24日にヘタフェのホームで行われる。

サッカー=リヨン、チェルシーのトラオレ獲得に関心
[17日 ロイター] - サッカーのフランス1部、リヨンは、イングランド・プレミアリーグ王者チェルシーに所属するブルキナファソ代表MFバートランド・トラオレ(21)の獲得に関心を示している。リヨンのジャン・ミシェル・オラス会長は報道陣に対し、「バートランド・トラオレをクラブに連れてきたい」と発言。「話し合いは進んでいるが、複数のクラブが興味を示している」と明かした。トラオレは2016年にチェルシーと3年契約を結んだ。昨季はアヤックス(オランダ)に期限付き移籍し、13得点をマークした。

サッカー=チェルシーのアザール、レアル移籍報道を一蹴
[17日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールは同クラブを家族のように思っているとし、移籍報道を一蹴した。アザールは昨季17得点、5アシストをマーク。チェルシーのリーグ優勝とイングランド協会カップ(FA杯)決勝進出に貢献し、チームの年間最優秀選手に選ばれた。同選手はスペイン王者レアル・マドリードに移籍する可能性が報じられているが、チェルシーのウェブサイト上で「私は家族のようなこのクラブを気に入っている」とコメント。さらに「世界最高のクラブのひとつでプレーできていることをとてもうれしく思っている」とし、「来季もリーグ優勝を果たし、年間最優秀選手に選ばれたい」と述べた。