NBA=ペリカンズ、ロンドと1年契約に合意

[15日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)のペリカンズは15日、ガードでフリーエージェント(FA)のラジョン・ロンド(31)と1年契約に合意した。複数の米メディアが報じた。ロンドはプロ入りからの8シーズンをセルティックスで過ごし、2008年のNBAファイナル制覇と2010年のファイナル進出に貢献。2014年12月にマーベリックスにトレードで移籍し、その後キングスを経て昨季はブルズに所属し、プレーオフ進出に貢献した。昨季は69試合に出場し、平均7.8得点、6.7アシスト、5.1リバウンドをマーク。過去9シーズンを通じて平均6アシスト以上をマークしているのはロンドを含め3選手しかいない。

NBA=セルティックス、FWヘイワードと契約

[14日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)、セルティックスは14日、FWゴードン・ヘイワード(27)との契約を発表した。チームは契約内容を非公開としているが、米メディアの報道によると4年、推定総額1億2800万ドル(約144億円)という。ヘイワードはセルティックスについて「過去も今も未来も真に特別なチーム」とコメント。「勝利の文化を持つセルティックスの一員となり、チームメートやコーチとともにファンに優勝バナーをもたらしたい」と述べた。セルティックスのバスケットボール運営部門トップのダニー・エインジ氏は、充実した戦力を持つチームに選手として全盛期のヘイワードが加入したとして、「セルティックスの歴史における大きな1日」と表現した。ヘイワードは2010年NBAドラフトでジャズに全体9位指名を受けて入団。2016─17年シーズンに73試合に先発出場し、平均21.9得点、5.4リバウンド、3.5アシストをマーク。オールスターゲームに初選出された。

NFL=カウボーイズ、2年連続で資産価値世界トップに

[12日 ロイター] - 米経済誌フォーブスは12日、世界で最も価値のあるスポーツチームのランキングを発表し、米ナショナルフットボールリーグ(NFL)のカウボーイズが42億ドル(約4759億円)で2年連続のトップに選ばれた。米大リーグ(MLB)のヤンキースが前年比9パーセント増の37億ドルで昨年の4位から2位に浮上した。3位から5位はサッカーのマンチェスター・ユナイテッド(36億9000万ドル)、バルセロナ(36億4000万ドル)、レアル・マドリード(35億8000万ドル)が名を連ねた。最も資産価値が向上したのはNFLのラムズ(29億ドル)で、昨年セントルイスからロサンゼルスに本拠地が移転したことを受けてトップ50圏外から12位に浮上した。

MLB=オールスターはア・リーグが延長戦制す、カノがMVP

[11日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は11日、マイアミで第88回オールスター戦を行い、アメリカン・リーグがナショナル・リーグを延長10回の末、2─1で下した。最優秀選手(MVP)には、延長10回に決勝のソロアーチを放ったマリナーズのロビンソン・カノ二塁手が選出された。

MLB=ヤンキースのジャッジ、本塁打競争で優勝

[10日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)の本塁打競争が10日、マイアミのマーリンズ・パークで行われ、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が優勝した。ジャッジは決勝で11本をマーク。ミゲル・サノ内野手(ツインズ)の10本を上回った。昨年優勝したジャンカルロ・スタントン外野手(マーリンズ)は1回戦で敗退した。本塁打競争には両リーグから選抜された打者4人ずつが出場。トーナメント方式で、制限時間内での本数を争う。11日にはオールスター戦が行われる。
【男子ゴルフ】松山英樹は全米OP覇者らと予選ラウンド 全英OP
 男子ゴルフのメジャー第3戦、全英オープン選手権の主催者は17日、予選ラウンドの組み合わせを発表し、世界ランキング2位の松山英樹は6月の全米オープン選手権を制したブルックス・ケプカ(米国)トミー・フリートウッド(英国)と同組となった。第1ラウンドで松山の組は20日午前10時9分(日本時間午後6時9分)にスタートする。谷原秀人は昨年の全米プロ選手権覇者のジミー・ウォーカー(米国)らとラウンド。池田勇太、宮里優作も出場する。(共同)

【米女子ゴルフ】 宮里藍、最後の全米OPは41位タイ 「やりきった」「手が届きそうで届かない」
 【ベッドミンスター(米ニュージャージー州)=上塚真由】女子ゴルフの今季メジャー第3戦、全米女子オープンは16日、米ニュージャージー州ベッドミンスターのトランプ・ナショナルGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、今季限りで引退を表明している宮里藍(32)は通算4オーバーの41位タイで終えた。中学時代からあこがれた大舞台での優勝は実現できなかったが、「年々レベルが上がってきている中で、最後の年に(決勝ラウンドまでの)4日間戦えたのは良かった」とすがすがしい表情をみせた。36位でスタートした宮里はこの日、2バーディー、4ボギーの74で回った。4日間を通じてショットは好調で安定感があったが、大きくうねりのあるグリーンでパッティングに苦戦。最後の18番でも3打目のロングパットがわずかに反れ、返しの約1メートルのパットも外してボギーとなった。「苦しい4日間だった。少しずつ感覚をつかんでいたけれど、読みが甘かった。それが最後のパットにも出たかな」全米オープン優勝という目標を掲げて、2006年から米ツアーに本格参戦。「全米オープンはなかなか(優勝に)手が届きそうで届かない試合だった。手応えを感じたこともあれば、すごく遠くに感じたときもあった」と振り返った。だが、最後の全米への感慨を聞かれると、「試合すると、そういうのは全然なかった。ある程度やりきったのかな」ときっぱり。
 最終日には宮里のプレーを見届けようと、大勢のギャラリーが集まり、人気者ぶりは健在。日本人だけでなく米国人の観客からも「サンキュー」「ハッピーリタイアメント」と言葉をかけられたと明かし、「米国人の引退の受け取り方はちょっと違う。コングラッチュレーションの気持ちが先にきていて、私もそう受け取っている分、うれしい」と語った。父親の優さんも「小さい身体で頑張ってこれたな、というのが実感です」とこれまでの健闘をたたえた。メジャーの現役残り試合は、8月の全英女子オープンと9月のエビアン選手権。「自分がどこまで楽しめるか」。最後まで平常心で戦い抜く気持ちを新たにした。

【米女子ゴルフ】朴ソンヒョンがメジャー初優勝 全米女子OP
 女子ゴルフのメジャー第3戦、全米女子オープン選手権は16日、ニュージャージー州ベッドミンスターのトランプナショナルGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、4位から出た23歳の朴城●(=火へんに玄)(韓国)が6バーディー、1ボギーの67で回り通算11アンダー、277でメジャー初優勝を果たした。米ツアー初勝利。韓国勢が上位を独占し、17歳でアマチュアのチェ・ヘジンが2打差の2位、通算7アンダーの3位に柳簫然とM・J・ハーが入った。首位スタートのフォン・シャンシャン(中国)は75で6アンダーの5位。野村敏京は77と乱れ通算2オーバーの33位。74だった宮里藍が4オーバーの41位、葭葉ルミは8オーバーの51位だった。
▪️野村敏京の話 「前半はいいショットが続いたがパットが入ってくれなかった。後半はアンラッキーな部分もあってボギーやダブルボギーもあり、大変だった。ゴルフ自体は悪くはない」
▪️宮里藍の話 「2番でバーディーが来ていい流れだったのに、やはりパットで苦戦した。ストレスのたまる4日間だったけれど、戦い終えてほっとしている。全米は手が届きそうで届かない試合だった。まだメジャーは残されている。もう少しパットが入ってくれれば上位にいける」
▪️葭葉ルミの話 「全ホールでピンを狙って攻めた。ティーショットは自信になった。もっとショートゲームの技術を上げていきたい。また来年出場したい」(共同)

F1=英国GP、ハミルトンが4連覇
[シルバーストーン(英国) 16日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第10戦、英国グランプリ(GP)は16日、英国のシルバーストーンで決勝を行い、ルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)が優勝。同GP4連覇を果たした。キャリア通算57勝目。ポールポジション(PP)からスタートしたハミルトンは終始レースを支配し、2番手でチームメートのバルテリ・ボッタス(フィンランド)に14秒差をつけてフィニッシュ。個人総合では176ポイントに伸ばし、首位のセバスチャン・フェテル(ドイツ、フェラーリ)に1ポイント差に迫った。ハミルトンは「チームは非の打ち所がなかった。バルテリも素晴らしい仕事をしたし、私たちにとって完璧な週末だった」と話した。フェラーリ勢はキミ・ライコネン(フィンランド)が3番手、タイヤトラブルに見舞われたフェテルは7番手に終わった。レッドブル・タグ・ホイヤーのマックス・フェルスタッペン(オランダ)とダニエル・リカルド(オーストラリア)が4番手、5番手だった。

F1=英国GPでハミルトンPP、シューマッハー氏の記録目前
[シルバーストーン(英国) 15日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第10戦、英国グランプリ(GP)は15日、英国のシルバーストーンで公式予選を行い、ルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)が通算67回目のポールポジション(PP)を獲得。ミヒャエル・シューマッハー氏(ドイツ)の最多記録にあと1つと迫った。キミ・ライコネン(フィンランド)が2番手、総合首位のセバスチャン・フェテル(ドイツ)が3番手とフェラーリ勢が続いた。バルテリ・ボッタス(フィンランド、メルセデス)は4番手だったが、ギアボックス変更のペナルティーで、決勝では5グリッドの降格処分を受ける。マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーン(ベルギー)は9番手。フェルナンド・アロンソ(スペイン)は13番手だった。









テニス=ウィンブルドン、フェデラーが8度目の優勝
[ロンドン 16日 ロイター] - テニスのウィンブルドン選手権は16日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで男子シングルス決勝を行い、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)を6─3、6─1、6─4で下し、5年ぶり8度目の優勝を果たした。四大大会では最多の19勝。今大会で一度もセットを落とさずに決勝まで勝ち進んだフェデラーは、ミスが少なく、計8本のサービスエースを打ち込みストレートで勝利を収めた。同選手は試合後、「とても特別だ。ウィンブルドンは常にわたしの大好きな大会であったし、これからもそうであり続ける」とコメントした。敗れたチリッチは「足にひどい水ぶくれがあった。泣いたのは痛かったからじゃない、ベストを尽くせなかったからだ」と涙の理由を語った。

テニス=ムグルサが初優勝、ウィンブルドン女子シングルス
[ロンドン 15日 ロイター] - テニスのウィンブルドン選手権は15日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで女子シングルス決勝を行い、第14シードのガルビネ・ムグルサ(スペイン)が第10シードのビーナス・ウィリアムズ(米国)を7─5、6─0で破り、同大会初優勝を果たした。ムグルサは昨年の全仏オープンに続き、2回目のグランドスラム制覇。試合中盤から9ゲーム連続でものにして相手の士気をくじいた。ウィンブルドンでは2015年大会で決勝に進出したが、ビーナスの妹セリーナ・ウィリアムズ(米国)に敗れて準優勝だった。ムグルサは試合直後のコートサイドインタビューで、「2年前の決勝で敗れたときに、いつか優勝できるからとセリーナに言われた」と明かし、「第1ゲームからいいテニスをして、高いレベルを保てた。緊張のなかでも冷静でいられた」とコメントした。

テニス=ビーナス、ウィンブルドン6回目の優勝ならず
[ロンドン 15日 ロイター] - テニスのウィンブルドン選手権は15日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで女子シングルス決勝を行い、ビーナス・ウィリアムズ(米国)はガルビネ・ムグルサ(スペイン)に5─7、0─6で敗れ、同大会6回目の優勝は果たせなかった。37歳のビーナスは今大会ここまで快進撃を見せていたが、決勝では第1セットにゲームカウント5─4の場面で2回のセットポイントをものにできず、そこから9ゲーム連続で失い、タイトルの夢が消えた。試合後、ビーナスはムグルサが最高のテニスをしたと称賛し、「素晴らしい2週間だった」とコメント。第1セットと第2セットのパフォーマンスの落差について聞かれると、「してはならないミスがあった。狙ったビッグショットが決まらなかった」と説明し、ミスの数を減らすべきだったと語った。

【ウィンブルドン】上地組、逆転で4連覇 車いすの部
 テニスのウィンブルドン選手権車いすの部は16日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、女子ダブルス決勝で上地結衣(エイベックス)ジョーダン・ホワイリー(英国)組はマリヨレン・バウス、ディーデ・デフロート組(オランダ)に2-6、6-3、6-0で逆転勝ちし、4年連続4度目の優勝を果たした。(共同)

【ウィンブルドン】 上地結衣「判断に差」 単で四大大会全制覇は持ち越し
 新しい車いすで大会に臨んでいる上地は、四大大会全制覇が懸かったシングルスで無念の準決勝敗退。しきりにドロップショットを使ってきたエラーブロックを崩しきれず、「要所で判断に差があった。技術力の問題」と道具のせいにはせず、唇をかみしめた。全仏オープン決勝では下した相手に対して第1セットは5-1、第3セットは4-1とリードしてから逆転を許した。「ラリーをするよりもポイントが早く欲しいと思ってしまった」と攻め急ぎを反省した。(共同)

【ウィンブルドン】 敗退の国枝慎吾は苦笑い 右肘手術後の打法改造に苦闘中
 車いす男子の国枝はシングルス準決勝で完敗した。相手のスライスと強打に苦しんで主導権を握れず、「最後は『もう引き出しがないよ』という状態になってしまった」と苦笑いした。現在は手術した右肘の負担軽減などのため、特にバックハンドの打ち方を改造中。好結果が出るまで時間がかかるのは想定内だ。一方で「負けて平気ではない」と悔しさも募っている。「短期間で完成するとは思わないが、このテニスでは勝てない」と葛藤する気持ちを吐露した。(共同)

テニス=二宮組は準決勝敗退、ウィンブルドン女子複
[14日 ロイター] - テニスのウィンブルドン選手権は14日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで女子ダブルス準決勝を行い、二宮真琴、レナタ・ボラコバ(チェコ)組は第9シードのチャン・ハオチン(台湾)、モニカ・ニクレスク(ルーマニア)組に6─7、6─4、7─9で惜しくも敗れた。もうひとつの試合では第2シードのエカテリーナ・マカロワ、エレーナ・ベスニナ(ともにロシア)組がストレート勝ちを収めた。









テニス=ウィンブルドン、ジョコビッチが8強
[ロンドン 11日 ロイター] - テニスのウィンブルドン選手権は11日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで試合を行い、男子シングルス4回戦で第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)はアドリアン・マナリノ(フランス)を6─2、7─6、6─4のストレートで下し、2015年以来2年ぶりの8強入りを果たした。この試合は、前日にラファエル・ナダル(スペイン)とジレ・ミュラー(ルクセンブルク)の試合が4時間48分の熱戦となったため、日没までに終了できないと判断されて翌日に延期されていた。ジョコビッチは試合後、「センターコートには屋根と照明があるため、試合はできたと思う。午後8時前に、事務所へ話をしにいったが、安全上の理由で延期するとしか言われなかった」と、この判断に納得できないコメントを残した。ジョコビッチは準々決勝で第11シードのトマーシュ・ベルディハ(チェコ)と対戦する。

テニス=ジョコビッチの試合が延期に、ウィンブルドン4回戦
[10日 ロイター] - テニスのウィンブルドン選手権は10日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで試合を行ったが、男子シングルス4回戦のノバク・ジョコビッチ(セルビア)対アドリアン・マナリノ(フランス)の試合は11日に延期となった。ラファエル・ナダル(スペイン)対ジレ・ミュラー(ルクセンブルク)の試合が4時間48分の熱戦となったため、ジョコビッチの試合は日没までに終了できないと判断された。ジョコビッチの試合は第1コートで行われる予定だった。センターコートでは格納式の屋根を閉じれば照明の下で午後11時までプレーできるが、安全面の理由で会場は変更されなかったという。

テニス=ビーナスが新星オスタペンコ下し4強、ウィンブルドン
[ロンドン 11日 ロイター] - テニスのウィンブルドン選手権は11日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで試合を行い、女子シングルス準々決勝では、第10シードのビーナス・ウィリアムズ(米国)が全仏オープン王者で第13シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6─3、7─5のストレートで下し、4強入りを果たした。過去に5度の優勝を誇るビーナスは、先月37歳の誕生日を迎え、同大会で1994年以来最年長のセミファイナリストとなった。準決勝では、第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)に6─7、7─6、6─4で勝利した第6シードのジョアンナ・コンタ(英国)と対戦する。そのほか、第14シードのガルビネ・ムグルサ(スペイン)と、第24シードのココ・バンダウェイ(米国)を破ったノーシードのマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)も勝ち上がった。

テニス=全仏王者オスタペンコ、ウィンブルドン準々決勝へ
[ロンドン 10日 ロイター] - テニスのウィンブルドン選手権は10日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで試合を行い、女子シングルス4回戦では、全仏オープン王者で第13シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)が第4シードのエリナ・スビトリナ(ウクライナ)を6─3、7─6で下した。オスタペンコがウィンブルドンで準々決勝に進んだのは初めて。第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)はビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に7─6、6─2でストレート勝ち。第1シードのアンゲリク・ケルバー(ドイツ)は第14シードのガルビネ・ムグルサ(スペイン)に6─4、4─6、4─6で敗れた。

テニス=マリー、ウィンブルドン10年連続8強入り
[ロンドン 10日 ロイター] - テニスのウィンブルドン選手権は10日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで試合を行い、男子シングルス4回戦で第1シードのアンディ・マリー(英国)はブノワ・ペア(フランス)を7─6、6─4、6─4で下した。マリーは同大会、10年連続の8強入りを果たした。第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)も第13シードのグリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)にストレート勝ち。第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)は第16シードのジレ・ミュラー(ルクセンブルク)にフルセットで敗れた。

テニス=元世界1位ヒンギス氏、強打重視の若手に苦言
[10日 ロイター] - 女子テニスの元世界ランク1位、マルチナ・ヒンギス氏(スイス)は、オールラウンドなスキルの上達ではなく、強打を重視する現代の若手選手には感心しないと述べた。ヒンギス氏は1997年、16歳で世界ランク1位に。同年に全豪オープン、ウィンブルドン選手権、全米オープンのシングルスで優勝した。ヒンギス氏は英タイムズ紙に対し、「現代のテニス界では誰もがひたすら強打している」とコメント。「見ていて感心しない選手が大勢いる。いい試合をしたとしても、将来的にチャンピオンになれる要素が他にあるのだろうかと疑問に思う」と語った。同氏はシングルスでツアー通算43回の優勝を果たしている。









サッカー=2年契約でエバートン復帰のルーニー「待ち切れない」
[ロンドン 9日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)の元イングランド代表主将ウェイン・ルーニー(31)が9日、古巣エバートンに復帰した。契約期間は2年間。ルーニーは「クラブは正しい方向に進んでいると思うし、実力のある選手を抱えている。その一員になり、願わくば成功するエバートンの一翼を担いたい」とコメント。下部組織からトップ昇格を果たした古巣への復帰については「戻ってくることには特別な感情がある。興奮していて、チームメートに会い、トレーニングピッチでプレーするのが待ち切れない」と話した。ルーニーはエバートンでデビューした16歳の時にアーセナル戦でゴールを決め、プレミアリーグで大きな脚光を浴びると、2年後に推定2500万ポンド(約36億7000万円)でマンUに移籍した。マンUでは550試合以上に出場し、クラブ歴代最多の253得点を記録しているが、昨季はジョゼ・モウリーニョ監督の下でレギュラーの座を失った。

サッカー=マンU移籍のルカク「世界最大クラブにノーとは言えない」
[9日 ロイター] - サッカーのベルギー代表FWロメル・ルカクは、移籍金7500万ポンド(約110億円)で合意したイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(マンU)移籍について、喜びを語った。マンUは8日、同リーグのエバートンとルカク獲得で合意に達したことを発表。英国メディアは、同選手がすでにメディカルチェックを終えたと報じた。ルカクはESPNの取材で「世界最大のクラブにノーと言うなんてあり得ない。(マンUから)オファーを受けた時、すぐに答えは決まった。あらゆるトロフィーに向けて挑戦するチームでプレーしたいという夢を叶えるのにはパーフェクトな機会だ」と、喜びを語った。さらに、チェルシー在籍時以来、ジョゼ・モウリーニョ監督の下でプレーするのは2度目となることについては「10歳の頃から(モウリーニョと)プレーしたいと思っていた。また彼の下でプレーできてうれしい」と話した。

NBA=ハーデンがロケッツと契約延長に合意、史上最高額
[8日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)のロケッツは、ガードのジェームズ・ハーデンとリーグ史上最高額で契約延長に合意した。米ESPNは8日、リーグ関係者からの情報として、今回の合意内容が4年総額2億2800万ドル(約259億6000万円)で、2022─23年シーズンまでと報じた。これまでの契約は2018─19年シーズンまで。ハーデンはチームの公式ウェブサイトに声明を寄せ、「ヒューストンは自分にとってホーム。チームがより一層強くなり、優勝争いができるよう、仲間とともに全力で練習に打ち込みたい」と述べた。ハーデンは2016─17年シーズン、平均29.1得点(リーグ2位)、11.2アシスト(リーグ1位)、8.1リバウンドをマークし、プロ入り以来最高成績を残した。ロケッツは先日クリッパーズからトレードでガードのクリス・ポールを獲得。さらにニックスのフォワード、カーメロ・アンソニーの獲得に向けて動いているとも報じられている。

MLB=イチロー、米国以外の出身で歴代最多安打 カルー抜く
[6日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は6日、各地で試合を行い、マーリンズのイチロー外野手は敵地でのカージナルス戦に7番・右翼で先発出場し、3打数2安打、1四球の成績だった。通算3054安打とし、パナマ出身で殿堂入り選手のロッド・カルーを抜き、米国以外の出身選手としての歴代最多安打記録を更新した。マーリンズは3―4で敗戦。マーリンズの田沢純一投手は、7回から3番手として登板。1回を2安打、1四球、1三振、無失点の内容だった。アストロズの青木宣親外野手は、敵地で行われたブルージェイズ戦の6回に左翼の守備から途中出場。1打数無安打に終わった。アストロズは4―7で敗れた。

MLB=田中とダルビッシュがともに敗戦投手
[9日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は9日、各地で試合を行い、ヤンキースの田中将大投手は、地元でのブルワーズ戦に先発登板。2本塁打を浴び、4回1/3を6安打、2四死球、5三振、5失点の成績で、今季8敗目(7勝)を喫した。ヤンキースは3─5で敗戦した。レンジャーズのダルビッシュ有投手は、地元でのエンゼルス戦に先発登板。7回1/3を投げ、3安打、4四球、6三振、2失点の内容で今季8敗目(6勝)を喫した。レンジャーズは0─3で敗戦。アストロズの青木宣親外野手は、敵地でのブルージェイズ戦に7回から1番・右翼で途中出場し、2打数1安打、1打点、1得点の成績だった。アストロズは19─1で圧勝。マーリンズのイチロー外野手は、敵地でのジャイアンツ戦に6回に代打で出場するも、1打数ノーヒットに終わった。マーリンズの田沢純一投手は同点の8回途中から6番手として登板。2/3回を無安打、無四球、無失点に抑えた。マーリンズは10─8で勝利した。

MLB=アストロズ青木1安打、上原は1回無失点
[8日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は8日、各地で試合を行い、アストロズの青木宣親外野手は、敵地でのブルージェイズ戦に9番・左翼で先発出場。2打数1安打、1四球、1得点、1三振の成績だった。アストロズは2─7で負けた。カブスの上原浩治投手は、地元でのパイレーツ戦の9回に4番手として登板。1回を無安打、無失点に抑えた。カブスは2─4で敗れた。









F1=オーストリアGP、ボッタスが2勝目
[シュピールベルク(オーストリア) 9日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第9戦、オーストリア・グランプリ(GP)は9日、オーストリアのシュピールベルクで決勝を行い、バルテリ・ボッタス(フィンランド、メルセデス)が優勝。今季、通算ともに2勝目を挙げた。ポールポジション(PP)からスタートしたボッタスは、2番手のセバスチャン・フェテル(ドイツ、フェラーリ)に0.6秒の僅差で勝利した。同じくメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)は4番手でフィニッシュ。個人総合では、首位フェテルが2位ハミルトンとの差を20ポイントに広げている。ボッタスは「ロシア(初勝利を挙げたソチGP)のデジャブのようだった。最初はレースをコントロールできると思ったが、最後は油断ならなかった」と話した。3番手はダニエル・リカルド(オーストラリア、レッドブル・タグ・ホイヤー)、5番手はキミ・ライコネン(フィンランド、フェラーリ)だった。

F1=ボッタスがPP、オーストリアGP予選
[シュピールベルク(オーストリア) 8日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第9戦、オーストリア・グランプリ(GP)は8日、オーストリアのシュピールベルクで公式予選を行い、バルテリ・ボッタス(フィンランド、メルセデス)が通算2回目のポールポジション(PP)を獲得した。総合首位のセバスチャン・フェテル(ドイツ、フェラーリ)が2番手。ルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)は3番手のタイムだったが、ギアボックス変更のペナルティーで5グリッド降格となり、決勝では8番手からスタートする。キミ・ライコネン(フィンランド、フェラーリ)が3番手、ダニエル・リカルド(オーストラリア、レッドブル・タグ・ホイヤー)が4番手に繰り上がる。マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソ(スペイン)は12番手。ストフェル・バンドーン(ベルギー)は13番手だった。

F1=ハミルトン、オーストリアGPでは2位狙い
[シュピールベルク(オーストリア) 8日 ロイター] - 自動車レースF1、メルセデスのルイス・ハミルトン(英国)は、今季第9戦のオーストリア・グランプリ(GP)では2位を狙うと述べた。ハミルトンは8日の公式予選では3番手のタイムだったが、ギアボックス変更のペナルティーで5グリッドの降格処分に。決勝では8番手からスタートすることになった。チームメートのバルテリ・ボッタス(フィンランド)がポールポジションを獲得した。ハミルトンは「バルテリとのワンツーフィニッシュを目指し、ベストを尽くす」とコメント。ハミルトンを助けるために、ボッタスがペースを抑える可能性については、「バルテリがペースを落とすのは無意味。彼は優勝するために全力でプッシュするべき」と話した。セバスチャン・フェテル(ドイツ、フェラーリ)が総合首位。ハミルトンは14ポイント差の2位、ボッタスは3位につけている。

F1=ハミルトンが最速、オーストリアGPフリー走行
[シュピールベルク(オーストリア) 7日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第9戦、オーストリア・グランプリ(GP)は7日、オーストリアのシュピールベルクでフリー走行を行い、2回ともルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)が最速だった。ハミルトンと14ポイント差の総合首位、セバスチャン・フェテル(ドイツ、フェラーリ)は1回目4位で2回目は2位。バルテリ・ボッタス(フィンランド、メルセデス)は2回とも3位だった。マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソ(スペイン)は1回目9位で2回目は8位。ストフェル・バンドーン(ベルギー)は7位と12位だった。

ツール・ド・フランス=第9S、ウランがギアトラブルも区間優勝
[シャンベリー(フランス) 9日 ロイター] - 自転車ロードレースの最高峰、ツール・ド・フランスは9日、フランスのナントゥアからシャンベリーまでの第9ステージ(181.5キロ)を行い、リゴベルト・ウラン(コロンビア)が変速できないトラブルに見舞われながらも区間優勝した。前回大会王者で総合首位のクリストファー・フルーム(英国)は、機材トラブルで自転車の交換を余儀なくされたが、3番手に入って総合首位を守った。この日は落車が相次ぎ、第8ステージで総合2位だったゲラント・トーマス(英国)が転倒してリタイア。アルベルト・コンタドール(スペイン)も落車し、4分19秒差でゴールして総合優勝争いが厳しくなるなど、上位勢の顔ぶれが変わった。新城幸也は区間97位、総合は117位。









ゴルフ=アイルランド・オープン、松山14位 谷原は10位
[9日 ロイター] - 男子ゴルフの欧州ツアー、アイルランド・オープンは9日、英ポートスチュワートのポートスチュワートGC(パー72)で最終ラウンドを行い、22位タイから出た松山英樹は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算13アンダーの275で14位タイだった。単独4位でスタートした谷原秀人は1イーグル、1バーディー、3ボギーでイーブンパーとスコアを伸ばせず、通算15アンダーで10位タイ。首位タイで出た22歳のジョン・ラーム(スペイン)が2イーグルを奪うなど65をマークし、通算24アンダーで2位に6打差をつけて優勝。ラームは世界ランクで8位に浮上する見込み。

テニス=フェデラーとジョコビッチらが16強、ウィンブルドン
[8日 ロイター] - テニスのウィンブルドン選手権は8日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで試合を行い、男子シングルス3回戦で第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)は第27シードのミーシャ・ズベレフ(ドイツ)を7─6、6─4、6─4で下し、16強入りを果たした。大会史上最多8回目、さらにオープン化以降で最年長となる35歳での優勝を目指すフェデラーは、ここまでの3試合で1セットも落としてない。そのほか第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)もストレート勝ち。第6シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、第10シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)も勝利を収めた。

テニス=第1シードのケルバーらが4回戦へ、ウィンブルドン
[ロンドン 8日 ロイター] - テニスのウィンブルドン選手権は8日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで試合を行い、女子シングルス3回戦で第1シードのアンゲリク・ケルバー(ドイツ)はシェルビー・ロジャース(米国)を4─6、7─6、6─4で下し、4回戦へ進出した。昨年の同大会決勝でセリーナ・ウィリアムズ(米国)に敗れたケルバーは、ドイツ人選手として1996年のシュテフィ・グラフ以来となるウィンブルドン制覇を目指している。そのほか第5シードのキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)、第7シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)、第9シードのアグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)らも勝利を収めた。

テニス=錦織は3回戦敗退、ウィンブルドン選手権
[ロンドン 7日 ロイター] - テニスのウィンブルドン選手権は7日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで男子シングルス3回戦を行い、第9シードの錦織圭は第18シードのロベルト・バウティスタ(スペイン)に4─6、6─7、6─3、3─6で敗れた。錦織は第1セットの第9ゲームのブレークチャンスをものにできず、次のゲームで逆にサービスブレークを喫した。試合後、報道陣に対して「きょうはリズムに乗ることができなかった」とコメントした。第1シードのアンディ・マリー(英国)、第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)、第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)、第16シードのジレ・ミュラー(ルクセンブルク)は16強入りを果たした。

テニス=大坂はビーナスに善戦も敗れる、ウィンブルドン
[ロンドン 7日 ロイター] - テニスのウィンブルドン選手権は7日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで女子シングルス3回戦を行い、世界ランク59位の大坂なおみは第10シードのビーナス・ウィリアムズ(米国)に6─7、4─6で敗れた。大坂は第1セットのタイブレークで3─0とリードしたが、ビーナスに7ポイントを連取されてセットを落とした。第2セットも接戦となったが、ビーナスが第7ゲームで大阪のサービスをブレークしてリードを守り切った。試合後にビーナスから「素晴らしいテニスだった」との言葉を寄せられ、笑顔もこぼれた大坂。「プレーの面では誰にも引けをとらないと思う。でも特定の状況では精神的にやるべきことに気づいていないのかもしれない」と、自身の課題を挙げた。そのほか、第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)、第4シードのエリナ・スビトリナ(ウクライナ)、第6シードのジョアンナ・コンタ(英国)らが勝ち上がった。

【米女子ゴルフ】 上原彩子、スコア伸ばすも6位 ソーンベリークリーク・クラシック
 米女子ゴルフのソーンベリークリーク・クラシックは9日、ウィスコンシン州オナイダのソーンベリークリーク(パー72)で最終ラウンドが行われ、3位から出た上原彩子は7バーディー、3ボギーの68と伸ばしたものの通算17アンダー、271で6位にとどまった。35歳のキャサリン・カーク(オーストラリア)が首位から70で回って通算22アンダーで逃げ切り7季ぶりのツアー3勝目。賞金30万ドル(約3420万円)を獲得した。
 ■上原彩子の話「(首位と7打差でスタートし)バーディーが絶対必要だったので、もう行くしかなかった。後半バーディーを取らないと上には届かない。その辺は課題。今週はいろんな意味で収穫が多かった。(最終日最終組で)すごくいい経験になった。緊張もあったが、次につながる一日だったと思う」(共同)

【男子ゴルフ】 C・キムがツアー2勝目、今平周吾は3位 セガサミー・カップ最終日
 男子ゴルフの長嶋茂雄招待セガサミー・カップは9日、北海道ザ・ノースカントリーGC(7178ヤード、パー72)で最終ラウンドを行い、1打差2位で出た27歳のチャン・キム(米国)が6バーディー、ボギーなしの66で回り通算18アンダー、270で優勝した。5月以来のツアー2勝目で、賞金3000万円を獲得。1打差の2位に黄重坤(韓国)、さらに2打差の3位に今平周吾が入った。池田勇太は通算14アンダーで4位、67で回った宮里優作ら6人が12アンダーで6位だった。(出場63選手、晴れ、気温30・0度、北東の風1・8メートル、観衆4115人)

【女子ゴルフ】 イ・ミニョンが2勝目 堀琴音が3位 ニッポンハムL最終日
 女子ゴルフのニッポンハム・レディースは9日、北海道アンビックス函館C(6362ヤード、パー72)で最終ラウンドを行い、今季から日本ツアー参戦のイ・ミニョン(韓国)が首位から67で回って通算19アンダー、197で後続に6打差をつけて2勝目を挙げた。賞金1800万円を獲得。賞金ランキング1位のキム・ハヌル(韓国)が2位。堀琴音が通算11アンダーで3位、西山ゆかりは10アンダーの4位だった。葭葉ルミ、上田桃子、菊地絵理香ら8人が5位。2位から出た大山志保は13位だった。(出場51選手=アマ3、曇り、気温26・6度、南南東の風2・7メートル、観衆2339人)









サッカー=コンフェデ杯、ドイツがチリ下し初優勝 [2日 ロイター] - サッカーのコンフェデレーションズカップ(杯)は2日、サンクトペテルブルクで決勝を行い、ドイツがチリを1─0で下し、同大会初優勝を飾った。ドイツは前半20分、チリのマルセロ・ディアスが自陣ペナルティエリア付近で不用意なプレーをした隙を見逃さず、ティモ・ヴェルナーがボールをカット。ヴェルナーはゴール前でGKと2対1の状況を迎えて横パスを出すと、ラース・シュティンドルが無人のゴールに押し込み、これが決勝点となった。若手主体のチームで臨んだドイツのヨアキム・レーウ監督は「こういった若い選手たちで優勝できたことは歴史的快挙だ。ドイツの歴史の中で例を見ない素晴らしいこと」と語った。同日にモスクワで行われた3位決定戦では、ポルトガルがメキシコに2─1で勝利した。 サッカー=ロナルドがコンフェデ3位決定戦欠場、双子誕生で [29日 ロイター] - ポルトガル・サッカー連盟は29日、ポルトガル代表キャプテンのクリスティアノ・ロナルドが、生まれたばかりの双子の子どもたちに会うため、7月2日のコンフェデレーションズカップ(杯)3位決定戦を欠場することを発表した。同連盟の会長は、開幕前に双子誕生の連絡を受けていたにも関わらず、代表チームで大会に出場したロナルドを称賛した上で、「コンフェデ杯で優勝することが不可能になったら自由にするべきだと考えた」と話した。ポルトガルは、28日の準決勝でチリに敗れた。3位決定戦では、メキシコと対戦する。ロナルドは自身のフェイスブックで「ついに初めて子どもたちに対面できる。とてもうれしい」と投稿した。 サッカー=メッシが結婚式、ビッグネームが多数出席 [30日 ロイター] - サッカーのスペイン1部、バルセロナに所属するFWリオネル・メッシは30日、地元アルゼンチンのロサリオで幼なじみのアントネラ・ロクッツォさんとの結婚式を挙げ、サッカー界のビッグネームが多数出席した。バルセロナでともにプレーするネイマール、ルイス・スアレス、ジェラール・ピケや、カルレス・プジョルらかつてのチームメートも出席。チェルシー(イングランド)のセスク・ファブレガス、マンチェスター・シティー(イングランド)のセルヒオ・アグエロら、260人の招待客がメッシ夫妻の門出を祝った。メッシは国際サッカー連盟(FIFA)年間最優秀選手に5回選出されているスター選手。地元が同じロクッツォさんと9年間にわたり交際し、2人の子供を授かっている。 サッカー=元マンCのGKカバジェーロ、チェルシーに加入 [1日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、王者チェルシーは1日、マンチェスター・シティー(マンC)からフリーエージェントとなっていたGKウィリー・カバジェーロ(35)を獲得したと発表した。カバジェーロは2014年の夏、マラガ(スペイン)からマンCに移籍。昨季は26試合に出場した。チェルシーではティボー・クルトワのバックアップを務める。 サッカー=UEFA、サラリーキャップ制導入の可能性も [30日 ロイター] - 欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長は、チーム間の戦力の均衡化を図るため、サラリーキャップ制の導入について検討する考えがあると明かした。チェフェリン会長はスロベニアの週刊誌ムラディナに対し、「裕福なクラブとそれ以外のクラブとの差はさらに広がっている」と発言。「将来的にクラブの予算を制限することを真剣に検討しなければならない」と述べた。さらに、多くのトップクラブが不要な選手を獲得しているとし、「そのような選手たちは出場機会を得られずにいる」と指摘。「サラリーキャップ制を導入すれば、クラブはもっと合理的にならざるを得ない。大きな戦いになるが、これに勝てれば歴史的な変化になると思う」と語った。 サッカー=ブラッター前FIFA会長、W杯でロシア訪問の意向 [2日 ロイター] - 国際サッカー連盟(FIFA)の前会長、ゼップ・ブラッター氏(81)は2日、2018年ワールドカップ(W杯)が開幕した際には、開催国のロシアを訪問する意向を明かした。ブラッター氏は、2015年の汚職問題でサッカーに関わる全ての活動において、6年間の資格停止処分を受けている。同氏は、スイスのSonntagsBlick紙の取材で、来年のロシア大会訪問について聞かれると、「イエスだ、もちろんだ。(ロシア大統領の)ウラジーミル・プーチンに招待されている」と答えたものの、弁護士には訪問を止めるよう助言されていることも明かした。さらに、FIFAがドーピング疑惑で調査中のロシア代表については「ロシア代表は出場するだろう。2014年W杯では、ロシア代表を含め、詳細なドーピング検査が行われた。誰かがドーピングしていたとは思わない」と、自身の見解を示した。
【男子テニス】 杉田祐一、ツアー大会初優勝 日本男子3人目、芝では初
 男子テニスのアンタルヤ・オープンは1日、トルコのアンタルヤで行われ、シングルス決勝で世界ランキング66位の28歳、杉田祐一(三菱電機)が世界62位のアドリアン・マナリノ(フランス)に6-1、7-6で勝ち、ツアー大会初優勝を飾った。現行のツアー制覇は日本男子としては松岡修造、錦織圭(日清食品)に続く3人目で、芝コートで初の快挙。芝で行われる四大大会第3戦のウィンブルドン選手権(3日開幕)の前哨戦。杉田は2回戦で元世界3位のダビド・フェレール(スペイン)を破って勢いに乗り、前日の準決勝では2006年全豪オープン準優勝のマルコス・バグダティス(キプロス)が脱水症状で途中棄権し、ツアー初の決勝進出を果たしていた。(共同)

テニス=ジョコビッチが優勝、エイゴン国際
[1日 ロイター] - テニスのエイゴン国際は1日、英国のイーストボーンで試合を行い、男子シングルス決勝では、世界ランク4位で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのガエル・モンフィス(フランス)を6─3、6─4で下し、今季2回目の優勝を果たした。同大会での初優勝となったジョコビッチは試合後、親友でもあるマリオ・アンチッチ氏(33、クロアチア)をコーチの一員としてチームに迎えたと発表。アンドレ・アガシ氏(米国)とともに助言を行うことになるという。3日には四大大会の第3戦、ウィンブルドン選手権が開幕。ジョコビッチが優勝した場合、ATPツアーとグランドスラムの2大会連続優勝は1998年の全米オープンとその前哨戦で果たしたパトリック・ラフター(オーストラリア)以来の快挙となる。女子シングルスでは、第3シードのカロリナ・プリスコバ(チェコ)が第6シードのキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)をストレートで下し、優勝した。

テニス=錦織の初戦は世界105位と、ウィンブルドン組み合わせ
[ロンドン 30日 ロイター] - テニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権は30日、本戦の組み合わせを発表。男子シングルスでは第9シードの錦織圭が1回戦で世界ランク105位のマルコ・チェッキナート(イタリア)と戦うことが決まった。錦織とシード上位選手が順当に勝ち上がった場合、4回戦で第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)、準々決勝で第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)が待ち受けることになる。ダニエル太郎はミハイル・ククシュキン(カザフスタン)と、杉田祐一はブライダン・クライン(英国)と対戦する。世界ランク1位で昨年の同大会を制したアンディ・マリー(英国)は初戦が予選通過選手と決定。歴代最多となる8回目のウィンブルドン制覇をめざす第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)は、世界84位のアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)と、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、世界44位のマルティン・クリザンと(スロバキア)と戦う。

テニス=健在アピールのフェデラー、錦織らを警戒
[ロンドン 1日 ロイター] - 男子テニスの世界ランク5位、ロジャー・フェデラー(35、スイス)は、今年のウィンブルドン選手権(7月3日開幕)でもビッグ4は相手選手にとって手ごわい存在になると述べた。ウィンブルドンでは過去14年間にわたり、フェデラー、ラファエル・ナダル(スペイン)、アンディ・マリー(英国)かノバク・ジョコビッチ(セルビア)のビッグ4の誰かが優勝。フェデラーは同大会で7回優勝している。2002年大会はレイトン・ヒューイット(オーストラリア)が制した。ビッグ4は全員30代だが、フェデラーは「今大会でも相手選手にとっては、勝つのが難しいだろう」とコメント。「体調が万全に近い状態であれば、マリーは本命のひとり。それはノバクとラファも同じ」と語った。その一方で「ウィンブルドンでは数人の選手が圧倒的な強さを見せてきたが、状況は一変するかもしれない」とし、錦織圭、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)らにも「終盤まで勝ち残れる可能性がある」と警戒を示した。

テニス=マリーが再びウィンブルドン前の試合欠場、けが癒えず
[29日 ロイター] - 男子テニスの世界ランク1位、アンディ・マリー(英国、30)は、30日にロンドンで出場が予定されていたエキシビションマッチを臀部の痛みにより欠場することを明かした。マリーは27日に行われたエキシビションマッチも同じ理由で欠場。当初は2試合目には出る予定だったが、けがの状態が思わしくなかった。四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権は7月3日に開幕する。マリーは「残念ながら、明日の試合に出られる状態ではない。まだ痛みがあり、今日、そして明日も休養する必要がある」との声明を出した。先週のエイゴン選手権でまさかの1回戦敗退を喫した後、芝コートに対する準備としてロンドンで2試合行うスケジュールを組んでいた。

テニス=復帰したクビトバ、「プレーできることが楽しい」
[1日 ロイター] - 昨年12月に自宅で襲撃されて負傷した女子テニスの世界ランク12位、ペトラ・クビトバ(27、チェコ)は、人生に対する考え方が変わったと明かした。クビトバは利き手である左手を負傷したが、半年でツアーに復帰。7月3日に開幕するウィンブルドン選手権では、同大会3回目の優勝を狙う。クビトバは1日、襲撃事件のトラウマで「コート内外での考え方が少し変わったと思う」と発言。「人生とテニスをこれまでとは違う角度から見るようになった」と述べた。また、「人生にはテニスより大事なことがある」とし、「試合で最後のポイントに勝つか負けるかは重要ではない。プレーできることがうれしい」と語った。

【テニス】 伊藤竜馬は本戦逃す 加藤未唯、大前綾希子も予選敗退 ウィンブルドン選手権
 テニスのウィンブルドン選手権の予選は29日、英国のローハンプトンで行われ、男子シングルス3回戦で伊藤竜馬(北日本物産)はウクライナ選手に3-6、7-6、7-6、4-6、6-8で敗れ、7月3日開幕の本戦進出はならなかった。女子シングルス2回戦で加藤未唯(佐川印刷)は米国選手に1-6、6-1、2-6で敗れた。大前綾希子(島津製作所)はカナダ選手に3-6、5-7で屈した。(共同)

2017.6.30 10:22

米テニス女子プロ ビーナス・ウィリアムズ選手が交通事故、男性が死亡 米フロリダ州
 【ロサンゼルス=中村将】AP通信などによると、世界ランキング11位の米女子プロテニス選手、ビーナス・ウィリアムズさん(37)が6月初旬、南部フロリダ州で運転中に衝突事故を起こし、相手方の車に乗っていた男性(78)が事故の2週間後に死亡した。地元警察が29日、発表した。事故は6月9日、同州パーム・ビーチ・ガーデンズ市の交差点で起きた。男性の妻が運転する乗用車が交差点に直進したところ、左側から来たウイリアムズさんのスポーツタイプ多目的車(SUV)と衝突した。男性は頭などを強く打って病院に搬送され、集中治療室(ICU)で治療を受けたが、回復せずに死亡した。警察は引き続き事故原因を調べている。ウィリアムズさんは7月3日に開幕する四大大会、ウィンブルドン選手権の優勝候補の一角に挙げられている。











MLB=ヤンキース田中6勝目、ダルビッシュは6敗目
[28日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は28日、各地で試合を行い、ヤンキースの田中将大投手は、敵地でのホワイトソックス戦に先発登板。6回6安打、3四死球、5三振、2失点で今季6勝目(7敗)を挙げた。ヤンキースは12─3で勝利した。レンジャーズのダルビッシュ有投手は、敵地でのインディアンス戦に先発登板。6回7安打、1四球、6三振、3失点の内容で今季6敗目(6勝)を喫した。レンジャーズは3─5で敗戦。マーリンズの田沢純一投手は、地元でのメッツ戦に6点ビハインドの8回から4番手として登板。1回を2安打、1四球、2三振、2失点の成績だった。マーリンズは0─8で敗戦した。アストロズの青木宣親外野手は、地元でのアスレチックス戦に9番・左翼で先発出場。4打数1安打、1得点の成績だった。アストロズは11─8で勝利した。
■田中の話「チームに迷惑を掛けている期間がすごく長かった。しんどい思いがたくさんあったけど、そういう中でも自分のやるべき事を明確にしていって、結果が出ていない中でもつながっていた部分がある。ようやく結果として出てきて続けていくことが大事だと思う」(共同)
■青木の話「最後は引き離して、うちらしい勝ち方だった。(内容のある打席が続くも1安打に終わり)相手があってのことだから仕方がない。このまま続けていくしかない。あそこ(二回)でヒットが出てくれたから良かった」(共同)
■ダルビッシュの話「ボール球が安打になってしまったり、ゴロが(野手の間を)抜けてしまったりしていたので仕方ない部分もある。五回はあれ以上点を取られたら(逆転は)無理なので、何とか意地でも抑えてやろうと思っていた」

MLB=前田が7回無失点で6勝目、イチローは勝ち越し打
[27日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は27日、各地で試合を行い、ドジャースの前田健太投手は、地元でのエンゼルス戦に先発登板。7回を投げ4安打、無四球、6奪三振、無失点の好投で今季6勝目(3敗)を挙げた。ドジャースは4─0で勝利。マーリンズのイチロー外野手は、地元でのメッツ戦の3─3で迎えた7回に代打で出場。勝ち越しのタイムリーヒットを記録し、1打数1安打、1打点、1得点をマークした。試合は6─3でマーリンズが勝利を収めた。

MLB=カブス勝利、上原が無失点リリーフで勝利に貢献
[26日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は26日、各地で試合を行い、カブスの上原浩治投手は、敵地でのナショナルズ戦の8回に4番手として登板。2/3回を1安打、無四球、無失点の成績だった。カブスは5─4で勝った。
■上原の話「投げる前に1点入ったので気持ち的には楽に入れた。(先頭打者の飛球を遊撃手バエスがファウルゾーンで好捕し)あれはすごいいいプレーだった。投球は悪くはなかった」(共同)

MLB=イチロー先発で4打数無安打、青木も無安打
[25日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は25日、各地で試合を行い、マーリンズのイチロー外野手は地元でのカブス戦に1番・中堅で先発し、4打数0安打。マーリンズは4─2で勝利した。アストロズの青木宣親外野手は、敵地でのマリナーズ戦に8番・左翼で先発し、3打数0安打で8回の守備から退いた。アストロズは8─2で勝利した。

【MLB】ジャッジ、ハーパーが最多得票 球宴ファン投票の中間結果
 米大リーグは26日、オールスター戦(7月11日・マイアミ)のファン投票の最終中間結果を発表し、ア・リーグはヤンキースの外野手ジャッジが344万2597票、ナ・リーグはナショナルズの外野手ハーパーが361万7444票でともに最多得票を守った。ア・リーグは西地区で首位を独走するアストロズから二塁手アルテューベ、遊撃手コレア、外野手で3位のスプリンガーと3人が選出圏内。ナ・リーグは一塁手でジマーマン(ナショナルズ)とリゾ(カブス)、三塁手でブライアント(カブス)とアレナド(ロッキーズ)が激しくトップを争っている。投票は29日(日本時間30日)に締め切られ、7月2日(同3日)に発表される。(共同)