【男子ゴルフ】松山英樹は全米OP覇者らと予選ラウンド 全英OP
 男子ゴルフのメジャー第3戦、全英オープン選手権の主催者は17日、予選ラウンドの組み合わせを発表し、世界ランキング2位の松山英樹は6月の全米オープン選手権を制したブルックス・ケプカ(米国)トミー・フリートウッド(英国)と同組となった。第1ラウンドで松山の組は20日午前10時9分(日本時間午後6時9分)にスタートする。谷原秀人は昨年の全米プロ選手権覇者のジミー・ウォーカー(米国)らとラウンド。池田勇太、宮里優作も出場する。(共同)

【米女子ゴルフ】 宮里藍、最後の全米OPは41位タイ 「やりきった」「手が届きそうで届かない」
 【ベッドミンスター(米ニュージャージー州)=上塚真由】女子ゴルフの今季メジャー第3戦、全米女子オープンは16日、米ニュージャージー州ベッドミンスターのトランプ・ナショナルGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、今季限りで引退を表明している宮里藍(32)は通算4オーバーの41位タイで終えた。中学時代からあこがれた大舞台での優勝は実現できなかったが、「年々レベルが上がってきている中で、最後の年に(決勝ラウンドまでの)4日間戦えたのは良かった」とすがすがしい表情をみせた。36位でスタートした宮里はこの日、2バーディー、4ボギーの74で回った。4日間を通じてショットは好調で安定感があったが、大きくうねりのあるグリーンでパッティングに苦戦。最後の18番でも3打目のロングパットがわずかに反れ、返しの約1メートルのパットも外してボギーとなった。「苦しい4日間だった。少しずつ感覚をつかんでいたけれど、読みが甘かった。それが最後のパットにも出たかな」全米オープン優勝という目標を掲げて、2006年から米ツアーに本格参戦。「全米オープンはなかなか(優勝に)手が届きそうで届かない試合だった。手応えを感じたこともあれば、すごく遠くに感じたときもあった」と振り返った。だが、最後の全米への感慨を聞かれると、「試合すると、そういうのは全然なかった。ある程度やりきったのかな」ときっぱり。
 最終日には宮里のプレーを見届けようと、大勢のギャラリーが集まり、人気者ぶりは健在。日本人だけでなく米国人の観客からも「サンキュー」「ハッピーリタイアメント」と言葉をかけられたと明かし、「米国人の引退の受け取り方はちょっと違う。コングラッチュレーションの気持ちが先にきていて、私もそう受け取っている分、うれしい」と語った。父親の優さんも「小さい身体で頑張ってこれたな、というのが実感です」とこれまでの健闘をたたえた。メジャーの現役残り試合は、8月の全英女子オープンと9月のエビアン選手権。「自分がどこまで楽しめるか」。最後まで平常心で戦い抜く気持ちを新たにした。

【米女子ゴルフ】朴ソンヒョンがメジャー初優勝 全米女子OP
 女子ゴルフのメジャー第3戦、全米女子オープン選手権は16日、ニュージャージー州ベッドミンスターのトランプナショナルGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、4位から出た23歳の朴城●(=火へんに玄)(韓国)が6バーディー、1ボギーの67で回り通算11アンダー、277でメジャー初優勝を果たした。米ツアー初勝利。韓国勢が上位を独占し、17歳でアマチュアのチェ・ヘジンが2打差の2位、通算7アンダーの3位に柳簫然とM・J・ハーが入った。首位スタートのフォン・シャンシャン(中国)は75で6アンダーの5位。野村敏京は77と乱れ通算2オーバーの33位。74だった宮里藍が4オーバーの41位、葭葉ルミは8オーバーの51位だった。
▪️野村敏京の話 「前半はいいショットが続いたがパットが入ってくれなかった。後半はアンラッキーな部分もあってボギーやダブルボギーもあり、大変だった。ゴルフ自体は悪くはない」
▪️宮里藍の話 「2番でバーディーが来ていい流れだったのに、やはりパットで苦戦した。ストレスのたまる4日間だったけれど、戦い終えてほっとしている。全米は手が届きそうで届かない試合だった。まだメジャーは残されている。もう少しパットが入ってくれれば上位にいける」
▪️葭葉ルミの話 「全ホールでピンを狙って攻めた。ティーショットは自信になった。もっとショートゲームの技術を上げていきたい。また来年出場したい」(共同)

F1=英国GP、ハミルトンが4連覇
[シルバーストーン(英国) 16日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第10戦、英国グランプリ(GP)は16日、英国のシルバーストーンで決勝を行い、ルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)が優勝。同GP4連覇を果たした。キャリア通算57勝目。ポールポジション(PP)からスタートしたハミルトンは終始レースを支配し、2番手でチームメートのバルテリ・ボッタス(フィンランド)に14秒差をつけてフィニッシュ。個人総合では176ポイントに伸ばし、首位のセバスチャン・フェテル(ドイツ、フェラーリ)に1ポイント差に迫った。ハミルトンは「チームは非の打ち所がなかった。バルテリも素晴らしい仕事をしたし、私たちにとって完璧な週末だった」と話した。フェラーリ勢はキミ・ライコネン(フィンランド)が3番手、タイヤトラブルに見舞われたフェテルは7番手に終わった。レッドブル・タグ・ホイヤーのマックス・フェルスタッペン(オランダ)とダニエル・リカルド(オーストラリア)が4番手、5番手だった。

F1=英国GPでハミルトンPP、シューマッハー氏の記録目前
[シルバーストーン(英国) 15日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第10戦、英国グランプリ(GP)は15日、英国のシルバーストーンで公式予選を行い、ルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)が通算67回目のポールポジション(PP)を獲得。ミヒャエル・シューマッハー氏(ドイツ)の最多記録にあと1つと迫った。キミ・ライコネン(フィンランド)が2番手、総合首位のセバスチャン・フェテル(ドイツ)が3番手とフェラーリ勢が続いた。バルテリ・ボッタス(フィンランド、メルセデス)は4番手だったが、ギアボックス変更のペナルティーで、決勝では5グリッドの降格処分を受ける。マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーン(ベルギー)は9番手。フェルナンド・アロンソ(スペイン)は13番手だった。