テニス=復帰2戦目のクビトバが決勝進出、エイゴン・クラシック
[24日 ロイター] - 女子テニスのエイゴン・クラシックは24日、英バーミンガムでシングルス準決勝を行い、第7シードのペトラ・クビトバ(チェコ)が決勝進出を果たした。対戦相手のルーシー・サファロバ(チェコ)が1─6、0─1とリードされたところで足のけがを理由に途中棄権した。クビトバは昨年12月に自宅で襲撃されて左手を負傷。手術を受けてツアーを離脱し、今大会が復帰2戦目。ウィンブルドン選手権優勝2回の実績を持つ。決勝ではアシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦する。

テニス=フェデラーが決勝進出、ゲリー・ウェバーOP
[24日 ロイター] - 男子テニスのゲリー・ウェバー・オープンは24日、ドイツのハレでシングルス準決勝を行い、第1シードのロジャー・フェデラー(35、スイス)はカレン・ハチャノフ(ロシア)を6─4、7─6で下し、同大会通算9回目の優勝に一歩前進した。ウィンブルドン選手権(7月3日開幕)で通算8回目の優勝を目指すフェデラーは今大会、まだ1セットも落としていない。試合後記者に対して、「ものすごい接戦だった。タイブレークをものにできてとてもうれしい」と語った。第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)はリシャール・ガスケ(フランス)に第1セットを奪われながらも逆転勝ちを収め、2年連続の決勝進出を果たした。昨年の同大会では準決勝でフェデラーを下した。

テニス=世界50位エバンズに処分、コカイン使用認める
[ロンドン 23日 ロイター] - 男子テニスの世界ランク50位、ダニエル・エバンズ(27、英国)は23日、コカインの使用を認めて暫定出場停止処分を受けることになった。4月に行われたバルセロナ・オープンの際に行われた薬物検査で、コカインの陽性反応を示していた。エバンズは「過ちを犯したことに向き合わなければならない」とコメント。「家族やコーチ、チームやスポンサーなどたくさんの人々を失望させた。英国のテニス関係者とファンの方々に心の底からお詫びするしかない」と述べた。国際テニス連盟(ITF)の反ドーピング部門は声明で、4月24日に採取されたサンプルにコカインの反応が現れた結果をエバンズが認めたとし、6月26日より暫定的な出場停止処分とすると発表した。英国ローンテニス協会(LTA)は声明で、「非常に失望している」と述べた。

ゴルフ=スピースが首位キープ、トラベラーズ選手権
[23日 ロイター] - 米男子ゴルフのトラベラーズ選手権は23日、コネティカット州クロムウェルのTPCリバーハイランズ(パー70)で第2ラウンドを行い、首位で出た元世界ランク1位のジョーダン・スピース(米国)は69で回り、通算8アンダーの132でトップの座を守った。トロイ・メリットとパトリック・リード(ともに米国)が1打差の2位タイにつけた。ロリー・マキロイ(英国)は73で回り、通算イーブンパーの69位タイでかろうじて決勝ラウンドに進出した。

ゴルフ=マキロイ、ドーピング検査強化を支持
[22日 ロイター] - 男子ゴルフでメジャー通算4勝を誇るロリー・マキロイ(28、英国)は、PGAツアーが2017─18シーズンからドーピング検査の強化を図ることについて支持する意向を表明した。PGAツアーは、これまでの尿検査に加えて血液検査を導入することを20日に発表。成長ホルモン剤の検出も可能になると明かした。マキロイは昨年7月、他の五輪種目と比べてゴルフのドーピング検査は不十分であると懸念を示し、血液検査の導入を推奨していた。今回の発表について「血液検査をしなければ、ゴルフがクリーンなスポーツだと証明することはできない。ゴルフを五輪種目にしたいならば、他の種目の行っている全てのことを実施しなければならない」と歓迎のコメントを残した。

【女子ゴルフ】
鈴木愛、通算15アンダーで首位浮上 1打差に三ケ島かな アース・モンダミン第3日
 女子ゴルフのアース・モンダミン・カップは24日、千葉県カメリアヒルズCC(6545ヤード、パー72)で第3ラウンドを行い、今季2勝目を狙う23歳の鈴木愛が6バーディー、1ボギーの67をマークし、通算15アンダーの201で首位に浮上した。1打差の2位に三ケ島かなが続いた。さらに2打差の3位に笠りつ子がつけ、通算10アンダーの4位にペ・ヒギョン(韓国)、9アンダーの5位に森田遥と賞金女王のイ・ボミ(韓国)が並んだ。単独首位から出た成田美寿々は75と崩れ、8アンダーの7位に後退した。(賞金総額1億8000万円、優勝3240万円)

【米女子ゴルフ】 宮里藍はパットが振るわず苦しいスタート、「厳しいが頑張りたい」 アーカンソー選手権第1日
 今季限りでの引退を表明してから1カ月弱。日本を離れた宮里藍にとって米ツアーは約2カ月ぶりだった。「米国では対自分のプレーになる」と集中力を高めたが、1オーバーと厳しいスタートとなった。2012年に通算9勝目を挙げた思い出の地。自身と同じ元世界ランキング1位のリディア・コ(ニュージーランド)、朴仁妃(韓国)という豪華なペアリングで注目の組だった。「日本でプレーしていた時間が長かったので、コースの感触をつかめていなかった」。武器のパットが振るわなかったが、最後に意地を見せた。17番(パー3)はティーショットをピンそば1メートルに乗せ、バーディー。18番(パー5)も2打目でグリーン奥のカラーまで運び、連続バーディーで締めた。上がりの2ホールで手応えを得たのか、悲愴感はない。「スコアを伸ばしていかないといけない状況。厳しいが、しっかりと頑張りたい」と言葉に力を込めた。(共同)