野球界を変えよう!
少年野球に対してアンチ的な発信もしますが、
少年野球そのものはとても重要
中学生の部活動もとても重要
私はその認識度は高い人間のひとり
この約9年間の期間を蔑ろにしては
高校野球以降の野球は成り立たなくなる
未就学児へ野球に関心を持ってもらうような活動をどれだけしても無駄になる
何故か?
プロ野球は選手だけで成り立ってはいない。審判、ウグイス、グラウンドキーパー、用具メーカー、ビールの売り子、球団職員………本当にたくさんの関係者がいて興行が成り立っている
「好きな野球に携わりたい」
そう思って仕事をしている人が大多数だろう
私もそうだったし、今もそうだ
だけど何よりも1番プロ野球を支えているのは
野球ファン
彼らなのだ
少年野球〜中学部活動を通じて育てるのは
プレイヤーではなく野球ファン
文字通り“野球を楽しむ人・心”なのだ
それ故に、下記のような話を聞くと少年野球は闇だと言わざるを得ない
「監督やコーチに怒られて野球を嫌いになった。もう野球はやらないからチームをやめる」
子供の頃に嫌な思いを重ねに重ね
嫌いになったものを
大人になってから観たいと思うか?
自身の子供にやらせたいと思うか?
答えはNOだろう
『野球消滅』の中で、今後の野球界はピラミッド型ではなく縦長の長方形になると述べられてる箇所がある
これはプロ野球のレベルの維持の話なのだがプレイヤーのレベル中心で考えると頷ける話だが、ファンを作る事を考えると…
昔から語られるピラミッド型ではステージが上がるに連れ、競技者人口が減る仕組みだ
人数が多かったから良かったのだろうが人口自体が減少する現在の世の中ではそうもいかない
競技者として野球を離れても“野球好き”として野球を支えるファンになってもらうような観点も含めて育成をしないとプロ野球は…野球は本当に消滅する
その上で少年野球〜中学部活動(軟式)の重要性はとてつもなく高い
“ライトにやれる野球”という存在は非常に重要なのだ
だからこそ、現在の高負担かつ野球嫌いにさせる少年野球は作り変えなくてはならないし部活動の地域移行を少年野球の延長線上の組織にしてはならない
そんな中ようやく、私の念願が1つ叶う
少年野球において、いろんな意味で弊害を生じさせてきた“飛ぶバット”が2025年から使用禁止になる
これは大変、素晴らしい事だ
NPBのジュニアトーナメントで禁止にしたのが大きく影響したのだろう
少し遅い気もするが、メーカーとの関係もあっただろうし、全軟連の勇気ある決断に最敬礼ものです
想いをひとつに!